「奇皇后」第48話ネタバレあらすじと第49話予告:タファンの真の味方は?ヤン廃位か?それとも…タルタルの信義とコルタの企み

2016年08月26日09時25分ドラマ

タファン(チ・チャンウク)にとってヤン(ハ・ジウォン)への愛とペガン(キム・ヨンホ)への信頼は同じくらい大切なものだった!ペガンを殺めた罪でヤンを罰するタファン!これを好機とする皇太后やコルタ…果たしてヤンは廃位されるのか?それとも…今回も重責を担っているのはタルタル(チン・イハン)!「奇皇后」第48話詳しいあらすじと第49話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



kandoratop 【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第48話「避けられぬ戦い」詳細あらすじ
ソ尚宮がタファンにマハ=ピョルの出生の秘密を話そうとしたが、ヤンが現れソ尚宮は、マハが死んだことだけを話し、その後宮外に追放された。ヤンは意識を取り戻したタファンを再び薬で眠らせ、自分の居所、興徳殿へ。そして、マハの霊をなだめるためにバヤンフトに賜薬を下し、マハの遺骨を胸に抱き号泣した。
すぐに、ペガンがタファンを連れ戻しに来たが、ヤンが追い返し、ヤンはペガンとの戦いに決着をつけると決意。

タファンの生死が確認できずにペガンは焦った。ヤンがタファンに飲ませている薬が毒になると判明し、ヤンが軍の指揮官を集めているという情報を得たペガンは、今夜ヤンとアユ皇太子の殺害を決め、タルタルに私兵を集めるよう命じた。
だが、これこそがヤンの“以他為過= 過ちを犯すように仕向ける”策だった。摂政を宣言したヤンだが、タファンの絶対的な信頼のあるペガンを失脚させるためには謀反を起こさせるしかない。そこでペガンが自分を暗殺するように仕向けたのだ。御医に用意させている薬はヤンが飲み、タファンには別に主治医を手配し、安全な薬を飲ませていた。
もちろんタルタルはヤンの計画を見抜いていた。ヤンと会い、ヤンがタファンを決して害しはしないこと、ヤンの計画の仕上げが自分にあることも知っていると告げた。ヤンの計画をペガンに話せばヤンの計画は失敗し、話さなければペガンは窮地に陥る。タルタルの言葉からヤンは、今夜ペガンがヤンとアユ皇太子の暗殺を決行することを察した。

タルタルがヤンと会っていたことを知ったペガンは、甥の首に剣をかざした。タルタルは探りを入れたと答え、ヤンの兵力が200足らずだと報告。これを信じたペガンは、タファンが生きているかと尋ね、タルタルはヤンの表情からは読み取れなかったと答えた。
タルタルは、立ち去るペガンの背中に「なぜ間違った道を行くのですか?正しい道を見ないのですか?」と涙を流した。

監禁されていることで荒れるタファン。ヤンは、今夜ペガンが自分とアユを暗殺する。今夜ここに居ればペガンの謀反が見届けられると、タファンをなだめた。

その夜、ペガンたちは暗殺計画を決行。興徳殿の前でペガンとヤンが対峙。ペガン自らがヤンを斬ると剣を振り上げたその時、タファンが現れ「ヤンを殺そうとしているのか」と聞いた。狼狽するペガンにコルタがそのままヤンを討伐すべきと言い、タルタルはヤンを殺せば逆賊になると制した。結局ペガンは剣を捨て、不忠な自分を殺してくれと跪いた。
ヤンは、ペガンを投獄させ、その後、ぺガンを救おうとする皇太后をも軟禁した。

メバクの頭首コルタは、タンギセたちを呼び、漢族の反乱軍・白蓮教徒に軍資金を渡して味方しろと書で命じた。疑問を持つタンギセ達には、最も好きな商売は戦争だと書き答えた。
その頃ワン・ユは、メバクの頭首が決して素顔を明かさないことを逆手にとってワン・ユが頭になりすますことに。仮面を調達しメバクの行首たちを集めた。そこにはタンギセたちも集まった。頭になりすましたワン・ユは、各支部が保有しているすべての金と穀物を全て交鈔に変えろと命じ、理由を問うヨム・ビョンスにいずれ教えると答えた。タンギセの「白蓮教徒から連絡が来た」と報告に一瞬たじろぐニセ頭。「軍資金を支援しろと命じたのでは?」と続けるタンギセに、すぐに中止しろとニセ侍従に耳打ちで命じた。

獄中のペガンにタファン会いに来た。「ヤンに嵌められた、すぐにヤンを廃位すべき」と訴えるペガンに、ヤンもペガンも失いたくないタファンは、「今回はペガンが一歩譲れ。これは命令ではなく願いだ」と、二人を和解させるために涙を流して説得。

大明殿では、ヤンが重臣たちとペガンを罷免ではなく処刑したいと論じていた。そこにタファンがアユ皇太子を抱いたペガンを伴って現れた。「ペガンがヤンに忠誠を誓う」と言うタファンに、ヤンはそんなものは不要と、「自分かペガンかどちらか一人を選んでください。もしペガンを選ぶなら、未練なくここを去る」と。タファンは「一人を捨てるなら二人とも捨てる方がいい。二人とも去るか、二人とも残るか選べ」と答えた。ペガンは跪いてタファンとヤンへの忠誠を誓ったが、心中ではもう一度ヤン殺害を目論んていた。

執務室に戻ったペガンは酒を煽り、卑しい高麗の貢女に忠誠を誓ったわが身を恥じ、憤り、ヤン殺害のためにタルタルに手を貸してくれと頼んだ。
ヤンもまたタルタルを呼び出し、ペガンを殺すので手を貸してほしいと頼んできた。奇しくも同じことをペガンとヤンから頼まれたタルタルは、かつての叔父ペガンの言葉を思い出し、二人を子の刻に大明殿で引き合わせることにした。
子の刻、ヤンとペガンが大明殿で対峙。ヤンは、ペガンの忠誠を信じていないと言い、潜ませていた兵たちにペガンを取り囲ませた。タルタルに命じた兵はいなかった。多勢に無勢のペガンは声をからしてタルタルを呼ぶが、タルタルは涙を流して大明殿の外にとどまった。そして大明殿から逃げ出そうとするペガンの胸を最後に貫いたのは、タルタルの剣だった。「権力に溺れ老醜を晒したらタルタルの手で殺せ」といった叔父ペガンの願いを実行したのだと言うタルタルに、「今の自分がそうか」と問うたペガン。「叔父上の信念には民がいない。民を考えぬ信念こそが権力に溺れた私欲だ」とタルタルは涙ながらに答えた。

駆けつけたタファンに「最後までお守りできなかった私の不忠を…」と言いペガンは命果てた。ペガンを抱きしめ号泣するタファンは、そっとペガンを横たえ、ヤンをにらみつけた。

■第49話「真の味方」(赤字はドラマのみどころ)
タファンはヤンにペガンを殺した罪を悔い、許しを求めるよう命じる。しかし、ヤンは過ちなど犯していないと拒否。ついにタファンはヤンに宮殿を出て寺に行き、罪を認めるまで戻ってくるなと命じる。ヤンもペガンも失ったタファンは、派閥に分かれていた臣下たちを集め、自分への忠誠を示すためにひれ伏しろと命じる。次々と臣下たちがひれ伏す中、タルタルは…。ヤンの不在を好機とばかりに、コルタがタファンを操ろうと動きだす。
一方、ワン・ユたちも計画を実行していた。
タファンのペガンへの信頼がここまでとはヤンも思わなかったのだろう。席藁待罪(ソッコテジェ)を命じられたヤンのもとに駆け付けたタルタルが何を言い、何を見せるのか?タルタルがヤンの側についた理由が明らかになる瞬間だ。二人の師弟愛に涙を誘われる。ヤンへの気遣い、そしてタファンの前での毅然とした姿…今回はタルタルのカッコよさが炸裂する!
あくまでも毅然とヤンを罰するつもりのタファンだが、そうするにはあまりにもヤンを愛しすぎていた。タファンの心は壊れてしまう。そんな中、タファンの側近だったコルタがどう動くのか?不気味な囁きと不審な行動をお見逃しなく。
そして、タファンは今回初めてヤンの自分への深い愛を知ることになる。一方通行だと思った真実の愛がヤンにもあったと知る。タファンとヤンの最高の愛の場面は中盤で観られる。ヤンは復活するのか?それとも…。


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