TBS25日「名奉行!遠山の金四郎」TOKIO松岡昌宏の背中に桜吹雪が舞う!あらすじと予告動画

2017年09月20日16時40分ドラマ
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TBSに23年ぶりに桜吹雪が帰ってきた!かつて西郷輝彦、里見浩太朗が演じた金四郎をTOKIO松岡昌宏が受け継いだ!金四郎の桜吹雪が江戸の悪事を叩き斬る!出演は稲森いずみ、加藤雅也、渡辺麻友、北大路欣也ほか。TBS25日(月)夜8時よりドラマ特別企画「名奉行!遠山の金四郎」3時間SPを放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

日本人に大人気時代劇といえば「銭形平次」「伝七捕物帳」「大岡越前」などが上げられる。中でも特に人気なのが「遠山の金さん」こと遠山金四郎。TBSやテレビ朝日で何度もドラマ化され人気を博してきた。

そんな「遠山の金さん」、架空の人物と思っている方も少なくないだろう。実は遠山景元(1793-1855)という北町奉行、南町奉行を務めた人物がモデルとされている。

遠山景元の北町奉行時代、「天保の改革」が実施され老中・水野忠邦によって町人に贅沢な振る舞い、贅沢な生活が厳しく制限された。寄席や芝居小屋が次々と閉鎖されたのだが、景元は「町人に対し厳しく制するのではなく、分相応の振る舞いをすればよい」とすべきであると主張した。

天保12年、幕府が芝居小屋を全面廃止しようとしたが、景元は浅草猿若町への小屋移転にとどめ、町人たちから絶大な支持を得た。景元はお上ではなく町人の味方になったのだ。

そんな景元に対し、感謝の意を込め芝居関係者たちが「遠山の金さん」を上演したと言われている。実際、景元の背中に桜吹雪があったかどうかは諸説がありよくわかっていない。右腕だけ、左胸元だけという説もある。

ちなみに昭和35年から2期、東京都千代田区長を務めた遠山景光は、いわずとしれた遠山景元の子孫である。

■あらすじ
老中・水野忠邦(菅原大吉)による「倹約令」で開催が危ぶまれていた江戸の祭り。北町奉行・遠山金四郎(松岡昌宏)と、南町奉行・矢口駿河守定則(白井滋郎)の進言により祭りは執り行われることとなった。

祭りの真ん中で人々の活気に混じって遊び人の金さん(松岡)がいた。金さんが遠山金四郎だと知っているのは遠山家内与力の東条八右衛門(中原丈雄)のみ、母・寿々(原田美枝子)ですら知らなかった。

そんなある日、金四郎は若年寄の樋口出雲守勘解由(北大路欣也)らとともに、水野から呼び出しされる。そこで矢口が急死したことを知らされた。南町奉行の後任には水野の息がかかった鳥井耀蔵(加藤雅也)が就任することとなった。

金四郎は、かつて恋仲だった常磐津の師匠・おせん(稲森いずみ)から、町人の間で矢口が殺されたのではとウワサが流れていることを知らされる。金四郎は密かに内情を探るよう動き始めるのだが…。

TBS 9月25日(月)夜8時よりドラマ特別企画「名奉行!遠山の金四郎」3時間SPを放送。出演は松岡昌宏(TOKIO)/稲森いずみ/加藤雅也/中原丈雄/神山智洋/渡辺麻友/平田満/原田美枝子/北大路欣也ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

TBSドラマ特別企画「名奉行!遠山の金四郎」番組公式サイト

【2017秋ドラマ】