3月13日に逝去されたミステリー作家の大御所・内田康夫を偲んで平岡祐太主演「新・浅見光彦シリーズ」3時間SPを放送！シリーズ中、唯一光彦のラブロマンスが描かれた不朽の名作！TBS 21日（月）夜8時「月曜名作劇場 内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」を放送！予告動画は番組公式サイトで公開。

2時間ドラマの3大定番といえば西村京太郎、山村美紗そして内田康夫。その内田康夫が今年3月13日、敗血症のため逝去された。享年83。大人気「浅見光彦シリーズ」のほかに、「信濃のコロンボシリーズ」「岡部警部シリーズ」など数々のヒット作を産み出し、その多くが実写化されている。Wikipedeiaによると、これまでに発表した作品は累計1億部を越えると記されている。

その中でも特に「浅見光彦シリーズ」は人気で、現在キャスティングされている平岡祐太のほかに、水谷豊、速水もこみち、沢村一樹、辰巳琢郎、中村俊介、榎木孝明、と歴代錚々たるイケメンが浅見光彦役に起用されている。

書籍としてはこれまでに116作品が刊行され、浅見光彦シリーズだけで9300万部を突破している。生前、内田康夫は「やはり僕の分身…似ています。できれば結婚させてあげたい」と浅見光彦のことを語っている。内田康夫にとって浅見光彦は自身であり、我が子でもある。

残念ながらもう新作が刊行されることはないが、浅見光彦は「永遠の34歳」で、これからも各テレビ局の2時間ドラマ枠で活躍するだろう。

■あらすじ
取材のため平家の落ち武者伝説が残る高知へ旅立った浅見光彦（平岡祐太）。四国行きのフェリーで光彦は、元刑事の橋本克也（金田明夫）と、新婚旅行で夫の実家に向かっているという稲田教由（窪塚俊介）、萌子（矢田亜希子）夫妻と親しくなる。

光彦は平家の隠れ里・藤ノ川へ向かう途中、平家の末裔・稲田佐和（吉川愛）と遭遇。光彦は佐和の祖父・広信（篠田三郎）から不審者扱いされたが、佐和が機転を利かせ怪しい者ではないと理解してもらえた。さらに驚いたことに、広信は光彦がフェリーで親しくなった教由の父であることもわかった。

嫁を連れた息子の帰りを待つ広信のもとに届いたのは、教由がフェリーから転落して死亡したという悲しい知らせだった。

教由には多額の保険金がかけられていたことが判明。教由の遺体もいまだ発見されておらず、萌子への疑いがかけられるなか、佐和は光彦に助けを求めるのだが…。

TBS 5月21日（日）夜8時より月曜名作劇場「内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ 平家伝説殺人事件」3時間SPを放送。出演：平岡祐太／竹下景子／石丸幹二／矢田亜希子／古川愛／篠田三郎／ダンカン／丸山智己／窪塚俊介／金田明夫ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇TBS「月曜名作劇場」番組公式サイト

【2018春ドラマ】