NHK「6人の女 ワケアリなわたしたち」第1話に登場する10人を紹介

4月28日にNHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第1話では、サラ以外の登場人物たちの個性もしっかりと描き出されていたので紹介したい。

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カレンは、バラバラになってしまった予約席を「がん患者」を盾に代わってもらおうとするなど独善性の強い人物。彼女の姉・エヴがこの登山の計画者で、すでに故人となっており代打で参加することになったのだが、とにかく主張の強いおじゃべりでちょっとやっかいな女性。

モルガンは、警察官で仲間内では一番若く、抗がん剤のせいで一番具合が悪そう。カレンがサラの犯罪を密告しても冷静に受け止めるなど中立的な立場をとることができる肝の座った女性。

ヴァレリーは、20歳のときにインドに渡り、ガン治療のためにフランスに帰国したという女性。穏やかな人物だが、家族もおらず、インド以外の情報がないのが気になる存在。抗がん剤の副作用で頭髪がなくなっている。

パティは、頼りになる救命医で自分に魅力があることを知っているナイスバディなレズビアン。ヴァレリーと同じくつるつるの頭はウィッグ付きのスカーフで隠している。

ノエミは、がん友の最年長で有能な企業弁護士。自慢の息子はオーストラリアに留学中で、再発の疑いで検査待ち。第二話はそんな彼女が今回の登山に、とある決心をしてきていることが明かされる。

一方、同行者となる男性陣とひき逃げされた夫。

トムは、六人の女性の専属ガイド。散骨やガンの話を事前に聴いていなかったために慌てるものの、ベテランだけあって面倒見が良く、すぐに音を上げたカレンの荷物も肩代わりする。自由奔放な女性たちにこれからも振り回されていくことになるのだろう。

パブロは、イケメンだがエベレスト登山経験を自慢したり、ガイド相手に上から目線でものをいったりと自己中心的な性格の人物。これから、女性陣にその鼻をへしおられることになるのかも?

ジュリアンは、従弟のジョナタンの失恋を忘れさせようと登山に誘った優しい若者。サラの夫・マイクの論文も読んでいるらしく、出会って早々にサラに興味を示した。

ジョナタンは、恋人リュシーを忘れるために登山に来たが、とにかく未練タラタラ。そうかと思うと、セクシーなパティに一目ぼれするも、「私はパティ、レズビアンよ」の一言で瞬殺されてしまった。

マイクは、サラを愛しているのは間違いないようだが、何故か愛人との間に子供が…。乳がんの再発と乳房を失った妻の辛さとどう向き合えばよいのかわからなかったようで不憫な面もある。サラが自分をひき逃げしたことを思い出したマイクの心境はいかなるものか?今後のマイクの行動に注目したい。

原題 Les Randonneuses
制作 2022年 フランス
© Federation Studios - Empreinte Digitale - TF1 / MMXXII

【放送予定】NHK総合 2024年4月28日(日)23時より 全6話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)

NHK「6人の女 ワケアリなわたしたち」番組公式サイト

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