交流重賞「第57回エンプレス杯(JpnII)」枠順決定、当日生中継!

2011年02月28日10時32分スポーツ

交流重賞「第57回エンプレス杯(JpnII)」(2100m、3月2日、川崎)の枠順が発表された。「クイーン賞(JpnIII)」(1800m、船橋)、「TCK女王盃(JpnIII)」(1800m、大井)から続く牝馬交流重賞3連戦の最終戦となる。
出走馬12頭の内訳は、南関東5頭、JRA4頭、他地区3頭。TCK女王盃の上位3頭が出走して再戦ムード。
JRAのラヴェリータは、「JBCクラシック(JpnI)」(1800m、船橋)3.7秒差8着、「ジャパンカップダート(GI)」(1800m、阪神)0.6秒差7着と、JpnI、GIで牡馬の一線級にぶつけて着順こそ振るわなかったが、ジャパンカップダートは0.6秒差と接戦を演じている。牝馬限定なら力上位で、TCK女王盃は57kgを背負い、クビ差の辛勝ながらも力差を見せつけた。ここは、56kgになったのも有利で、連勝できる。
JRAのミラクルレジェンドは、「レパードステークス」(1800m、新潟)でハナ差で差し切って牡馬陣を一蹴し、クイーン賞でも好位追走から直線できっちりと差し切り重賞初制覇を達成した。TCK女王盃では格上のラヴェリータにクビ差惜敗したが、ダート路線に転じてからは7戦5勝2着1回と底を見せていない。今回も、負担重量は2kg差で変わらないが、好勝負は必至で逆転もあり得る。
JRAのブラボーデイジーは、3走前のクイーン賞は3.5秒差13着と大敗、2走前の「愛知杯(GIII)」(芝2000m、小倉)も1.4秒差12着と敗れた。しかし、TCK女王盃では見事に立て直し、0.5秒差の3着と地力のあるところを見せた。上位2頭の負担重量が1kgずつ減っているのに、この馬だけは変わらずと条件は不利だが、三つ巴に持ち込める可能性はある。
船橋のプリマビスティーは、TCK女王盃は好位を進んだものの0.8秒差の6着に敗れている。それでも、同じ船橋のザッハーマインとともにJRA勢と互角のレースを演じていたし、ブラボーデイジーとは0.3秒差。勝つまでは難しいかもしれないが、3着争いには食い込める。
大井のコスモプリズムは、昨年は、TCK女王盃で0.2秒差の3着、エンプレス杯で0.6秒差の3着と、交流重賞で連続して差のない3着と好走した。11か月半ぶりとなったTCK女王盃は後方のまま1.6秒差の10着に終わったが、ひと叩きされて上向いており、今回は上位争いに加われそう。

「エンプレス杯」枠順
レース当日の生中継




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