結んだ友情、銃声に散った友…「推奴-チュノ-」第22回のあらすじと予告動画

2011年05月15日17時49分ドラマ

テギルとテハが月岳山を離れた後、清国のヨンゴルテの部下たちが王孫(石堅)を保護しようと動き出す!いよいよ最終回まで後3話となった第22話では、テギルとテハの友情、オッポクとその仲間たちの行動に注目しよう。

清国のヨンゴルテの部下たちが、王孫を保護しようと月岳山に忍び込んだところをソルファが目撃し、チャッキに知らせる。少々気は荒いが義理に堅いチャッキが見逃すはずもない。ここでチャッキとヨンゴルテの部下との1対1の対決が見られる。「善徳女王」や「一梅枝-イルジメ」でも紹介したが、チャッキを演じたアン・ギルガンのアクションが冴える。185cmの巨体から繰り出すパンチは画面を通してこちら側にまで伝わってきそうだ。
大きなチャッキの影に隠れて、お手柄のソルウォンが可愛い。ソルウォンとオンニョン(ヘウォン)の間には、いつしか姉妹のような絆ができていた。

一方、漢城に向かうテハとテギルの間にも大きな変化がおきていた。人気のないところで夜を徹して語らう二人に不思議な友情が芽生えてきたのだ。ぶっきらぼうを装いながらも、テハとオンニョンの行く末まで心配してやるテギルの人の良さに泣けてくる。テハは机上論でないテギルの言葉に真実を見つけ少しずつ変わってきた。テギルもまた、テハの言葉を受け止めテギルを面白い奴だという。
テハは石堅(ソッキョン)を救う最後の手段として、世子(鳳林大君)に直接会ってソッキョンの放免を願い出ることを考え、テギルに協力を頼む。それに対して、身分の高い人間に話など通じないのでは?というテギル。清国で長く一緒に過ごした人物で、情に篤く、力になってくれるはずというテハ。さて、どちらの言い分が正しいかは、ドラマで確認しよう。

オッポク(C) 2010 KBS. All rights reserved テハの行動を読んでいたチョルンは手下を連れて、世子とテハたちの密会が終わるのを待っていた。狭い路地裏で始まる格闘シーン。頭上から撮る映像は相変わらず迫力満点。チョルンが援軍を頼んだことで形勢不利と見たテハたちを救ったのは、宣恵庁で起きた暴動だった。宣恵庁とは、米、布、銭の出納を所管する役所で、奴婢団の始めての大仕事だった。
実はこれよりさかのぼり、オッポクの元に続々と他の土地の奴婢団が押し寄せてきた。すっかりリーダー格となったオッポクだが、この後彼は悲しい選択を選ぶこととなる。オッポクの男泣きに注目しよう。

ところで、世子の鳳林大君を演じた俳優に見覚えがないだろうか?イ・ジュンといって、歴史ドラマで数々の王、または世子を演じている。王と妃、明成皇后、大王世宗、不滅の李舜臣、千秋太后、など、ざっと上げてもこれだけある。もちろん、他にもコミカルな役も演じており、「トキメキ☆成均館スキャンダル」では、できの悪い両班の息子の役を演じている。

さあ、ここから畳み掛けるように物語は進展する「推奴-チュノ-」をお見逃しなく!

作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
        イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

U-NEXTで全話配信中!


作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
        イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

kandoratop【作品詳細】【「推奴-チュノ-」を2倍楽しむ】