富士フイルム、デジタルカメラ「FinePix F600EXR」を発売、動画で紹介

2011年08月11日22時14分商品・CM

富士フイルムは、デジタルカメラ「FinePix F600EXR」(オープン価格)を8月27日から発売する。カラーは、ブラック、シャンパンゴールド、レッド、ホワイトの4色。
光学15倍(360mm)のワイドズームレンズに、最適な画像処理を行う新開発の「超解像技術」を組み合わせて、2倍の30倍ズーム時まで高い解像感を実現した写真を撮影できる「超解像ズーム」を搭載。従来のデジタルズームではぼやけてしまっていた輪郭部をくっきり美しく表現することができる。
また、人間の眼が明るさによって解像力や感度を変化させるメカニズムに着目し、シーンに合わせて1つのセンサーで3つの撮像方式(高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先)を切り替えて撮影できる同社独自のEXR技術と、高感度な裏面照射型CMOSセンサーを融合させた、「EXR CMOSセンサー」を搭載。
「高感度・低ノイズ優先」では、ノイズ量を最大約1/8に抑えたクリアできれいな高感度画質を実現し、夜景や光量が足りない室内での高感度撮影に威力を発揮する。
「ダイナミックレンジ優先」では、ダイナミックレンジ1600%で、白飛びと黒つぶれを防いだ階調豊かな写真が、「高解像度優先」では、クラス最高レベルの1600万画素をフルに使い風景や人物の微細な情報まで再現した写真が得られる。
さらに、進化した「プレミアムEXR AUTO」を搭載しており、夕焼け、青空、緑、ビーチ、スノーなどのシーン認識、人物の有無と逆光の判断に加えて、新たに被写体の動きの有無を検出。
その上で、「EXR CMOSセンサー」を最適な撮像方式に自動で切り替え、前機種(FinePix F550EXR)の49パターンからさらに増えた全99パターンの撮影条件の組み合わせで、あらゆるシーンを最高の画質でとらえることができる。
高感度で4枚の画像を連写し、高度な画像処理技術により重ね合わせることで、ブレを補正する「インテリジェントブレ防止」モードは、光が足りない夜景やブレやすいズーム時などで、手持ちでも手ブレ・ノイズのない美しい画像が撮影できる。
GPS機能もより進化しており、位置情報(緯度・経度など)を画像に記録できることに加え、新搭載の「ARランドマークナビモード」に設定すると、カメラを向けた方向にある周辺のランドマークの情報が画面上に表示され、現在地からその地点の方向・距離を簡単に確認できる。
カメラを垂直に持つと、カメラを向けた方向にあるランドマークのアイコンが、AR(拡張現実感)を利用して、方角や距離情報とともに実写映像の上に重ねて表示される。
カメラのレンズを下に向けて水平に持つと、レーダーチャート表示に切り替わり、半径1500mまでの全方位の情報を見ることができる。世界の都市など約100万件の位置情報の中から付近の撮影スポットを簡単に探すことが可能。
撮影後には、ランドマークや都市名での画像検索ができるほか、位置情報を記録した画像をパソコンに取り込めば、グーグルマップに撮影画像を表示させ、旅のルートを表示・記録することができる。
製品サイトでは、フルハイビジョン動画撮影、360度のパノラマ写真が撮れる「ぐるっとパノラマ360」、「連写重ね撮り機能」、自動追尾オートフォーカス、ペットオートシャッター、マイクロサムネイル機能について動画で紹介しており、その特徴がよく分かる。

富士フイルム「FinePix F600EXR」製品サイト

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