トヨタ、新型「カムリ」をアメリカで発表、多数の動画で紹介

トヨタ自動車は、9年連続で米国乗用車ベストセラーカーに輝く新型「カムリ」(米国仕様)を8月23日に世界に先駆けて、アメリカ(ロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイトなど)で発表した。
同車は、存在感のある洗練されたスタイルに一新するとともに、定評のある広々とした室内空間、優れた操縦性・走行安定性と静粛性を一層向上。
パワートレーンには、2.5L直列4気筒エンジン、3.5LV型6気筒エンジンと2.5L直列4気筒エンジンを採用したハイブリッドシステムの3種類を搭載し、すべてのモデルで燃費を改善。特に、ハイブリッドシステム搭載車のEPA燃費(city)は、43マイル/ガロンと従来型車に比べ30%以上向上している。
同車は、1983年にアメリカで発売開始以来、卓越した品質、信頼性と快適な乗り心地で高い評価を獲得、ミディアムセダンの規範としてのゆるぎない地位を確立しており、全世界の販売累計(2010年末)は1400万台を越えている。
今回の発表にあたり、８月23日のTMMK(Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.)ラインオフ式で同社の豊田章男社長は、「トヨタの米国でのコミットメントについて考えるとき、私はこのケンタッキーの地で生産されるカムリが思い浮かびます。
80%以上の部品を米国サプライヤーから調達して生産されるこの車と、それを支える米国の仲間を誇りに思います。トヨタは引き続き、品質、安全に注力し、カムリのように、お客様に満足いただけるクルマをつくり続けたい」と語った。
Toyota USA Newsroomでは、同社長のコメント、エクステリアとインテリアの解説、同車3車種の紹介など、多数のビデオを公開しており、同車について詳しく知ることができる。

Toyota USA Newsroom「2012 Toyota Camry Full Walkaround」