日曜洋画劇場45周年企画!アクション映画史を変えたB・ウィリスの「ダイ・ハード」シリーズ4週連続放送!-テレ朝

2011年10月09日16時17分映画

やっぱり生身の人間が体を張ったアクションが見たい!とおっしゃる御仁が大喜びする企画が、今夜のテレビ朝日「日曜洋画劇場」で始まる…アクション映画の歴史を変えた金字塔的作品「ダイ・ハード」シリーズ4作品が、4週連続に放送される。番組サイトには、今夜放送のシリーズ第1弾「ダイ・ハード」の名場面の写真がフラッシュ映像で公開されている。また、「ダイ・ハード4.0」映画公式サイトでは、主演のブルース・ウィルスのコメント映像と、迫力の予告動画が視聴できる。

4週連続のシリーズ放送は、同番組枠の45周年を記念したもの。このところ、CGや3D映画で「そりゃいくらなんでも、無理だわ~」と、あまりの完璧なアクションに少々食傷気味の方とっては、大興奮の企画だろう。番組では「怖いですねえ、恐ろしいですねえ」「それでは次週を御期待下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ...」でおなじみの淀川長治の名解説も登場するので、映画だけでなく、この映画を劇場に見に行った当時の、青春時代も蘇るかもしれない。もちろん、はじめて同作品を視聴される方や若者にとっても見ごたえたっぷりのアクションとストーリー展開なのでお楽しみに。

映画の主人公は、スーパーマンなどに代表されるカッコいいタフガイではない。ボロボロに傷つき、もっとも不運な場所になぜか出くわす“不運な刑事”ジョン・マクレーン。彼のしゃべる台詞も、ボヤきがおおく、お世辞にもカッコいい正義の味方ではない。
演じたのは、ブルース・ウィリスだ。日本では映画俳優としての認識されている彼だが、元々はテレビドラマ『こちらブルームーン探偵社』(1985年~1989年)で知名度をあげた俳優。本作で映画界へ転進した。ドラマの方は、日本でも1986年にNHKの海外ドラマ枠で放送されたので、古くからの洋画ファンには馴染みがあったかも。とにかく、少々髪が後退して広くなったおでこに、膨らんだお腹でイケメン主人公でないのは確かだ。オープニングで登場するくたびれの入った刑事が、どうヒーローに変わっていくのか4作で存分に堪能しよう。

今夜9日夜9時からの放送は、その原点の第1作。

クリスマス。夕刻のロサンゼルス空港に降り立ったジョン・マクレーンを出迎えたのは、妻のホリーではなく、リムジンで出迎えた運転手のアーガイルだった。
マクレーンはニューヨーク市警の警部補。長年追いかけている犯人を捕まえるまでは家族のいるロサンゼルスに引っ越すことは出来ないという融通の利かない男。しかし、その分、警官としての実力は高い。
一方の妻ホリーは、西海岸へ進出した日系企業に職を得て子供たちと共に引っ越していた。成功した妻が竣工中の超高層ビル、ナカトミ・ビルで開かれるクリスマスパーティーに夫を招待したのだ。
久々の妻との再会でありながら、ささいな事から喧嘩になってしまい落ち込むマクレーン。
その頃、別のフロアでは10数名の男達がビルの警備網をかいくぐり、ビルに侵入、ビルを占拠した。彼らは、シャッターを下ろし電話線を切断し、パーティー会場のみんなを人質に取ってしまう。ただ一人、落ち込んで会場を抜け出したマクレーンだけが助かった。外部との連絡を遮断され応援も望めない中で、携帯していた拳銃1丁と刑事として鍛えた頭脳だけを武器に死闘を繰り広げる。ちなみに彼が持つ拳銃は、ベレッタ M92F。3作目まではこの拳銃で、4作目はシグ サゥアー P220。左利きだ。

妻のホリーを演じたのは、ボニー・ベデリア。マクレーンの声を担当したのは、野沢那智。
全4作どれも素晴らしいが、やはり、記念すべき第1弾は、ストーリーもその中でも秀逸。まずは、今夜の「ダイ・ハード」をお見逃しなく!放送は、今夜9日(日)夜9時から、テレビ朝日で。

テレ朝|日曜洋画劇場「ダイ・ハード」
映画「ダイ・ハード4.0」公式サイト

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