ついに2011年ドラマの最高視聴率を記録!阿須田家と決別した三田はいずこへ…「家政婦のミタ」第9話予告と前回のあらすじ-日テレ

2011年12月07日10時52分ドラマ

12月7日、日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」は第9話を放送、前回は平均視聴率29.6%(関東地区)という圧倒的な数字で今年一番の人気を獲得して更なる注目を集める。今回は主人公の三田灯(松嶋菜々子)の過去が明らかになった後が描かれ、三田不在の阿須田家は途方に暮れる。

ついに阿須田家に全ての過去を告白した三田だったが、その代わりに阿須田家での家政婦を辞めるといって去ってしまう。その後消息がつかめなかった三田だったが、他の家で働く事が決まったと知らされる。そして三田の新しい勤務先とは、阿須田家の隣の皆川家だった。

第8話あらすじ
ある日長女の結(忽那汐里)がリビングへ下りると、うらら(相武紗季)が自分は三田であると言い張って家事をしている。そこへ更にお父さんに追い出されたと言って三田が駆け込んでくる。三田とうららが入れ替わっており、混乱していたところ目が覚めた。結の夢だったのだ。そこへ三田が訪れ、うららが来ていると告げる。先ほどの夢と同じ内容で、うららが父親の義之(平泉成)とケンカしたので泊めて欲しいと言っていた。しかし夕食時、空いた椅子を勧められたうららは遠慮し、お姉ちゃんの席には座れないといって帰ってしまう。
その後、子どもたちや恵一(長谷川博己)が色々と三田に声を掛けるものの、業務命令以外は話しかけるなといつも以上にそっけない態度を取っていた。その後子どもたちの間では、三田は死んだ母親の生まれ変わりではないかという説が飛び出す。それを確かめるためにモナカを食べるよう勧めたり玉ねぎを切らせて泣くかどうか試すがことごとく失敗する。更に三田の事を知りたいといって、勝負に負けたら話すようにと命令し、希衣(本田望結)はじゃんけん、海斗(綾部守人)はルービックキューブ、翔(中川大志)はバスケットボールで三田に勝負を挑むが全て負けてしまう。ついに三田の持っているボストンバッグの中をこっそり調べようと恵一まで巻き込んで探りを入れるが、これもカバンが開かずに三田に見つかってしまう。
そこへうららから電話があり、義之が入院したと知らされる。阿須田家は全員病院へ駆けつけるが、養子を断った件があって義之は孫たちにも冷たい態度を取る。そこで結は三田が誰の声真似でも出来るという特技を使い、死んだ母の声真似で義之に自分たちの気持ちを伝えて欲しいと依頼する。

夜、義之の病室。人影が現れ、凪子の声で恵一を許し、子どもたちの面倒を見るようにと義之に訴えかけてきた。凪子の幽霊と思った義之は、自分と一緒にいる人間は不幸になるのではないかという恐怖を抱えている胸のうちを明らかにした。病室の外から様子を伺っていた結たちだったが、そこへうららが現れ制止も振り切って室内へ入る。電気がつくと、そこに立っているのは三田だった。義之は自分をからかったと激怒し三田を殴る。しかし三田は自分の声に戻り、義之に大切な人を失う気持ちは分かる、あなたは大切な人を幸せに出来るチャンスがあると訴えかけた。心を打たれた義之は、希衣の差し出したおじいちゃんの石を手にし、子どもたちの気持ちを受け入れる。
そして義之は退院し、凪子の仏壇を阿須田家に贈った。義之の退院祝いをすることになり、それに阿須田家と三田を招待したいと伝えに来たのだった。始めは断る三田だったが、「あんたは本当はいい人だと思う」と声を振り絞り頭を下げる義之の前に、承諾した。
退院祝いには、うららが有名なレストランを予約していた。阿須田家と三田が先についたものの、席の予約日は来月になっており、席を取る事は出来なかった。うららの携帯に連絡を入れるものの通じない。その頃うららは自分の予約ミスにも気づかず、携帯も職場に忘れて恵一たちと連絡を取る事が出来ないでいた。
仕方なく自宅に戻った阿須田家は、寿司の出前でも取ろうかという話になる。お寿司が来るまでの間モナカでも食べようと結がテーブルに出し、三田も初めて食卓についてモナカを一口かじった。すると突然三田はモナカについての思い出を語りだす。初めて晴美家政婦紹介所の晴海(白川由美)にモナカをもらったのは、希衣くらいの年頃だったと話はじめる。

それから突然三田は自分の話を始めた。幼い頃、川で溺れそうになった自分を救おうとして父親が溺死してしまい、それ以来母親が自分を避けるようになった。三田の母は再婚し、弟が生まれると母親は弟ばかり可愛がるようになった。母親に認められたくて勉強も稽古事も手芸もスポーツも、何でも頑張った三田だったが母親には伝わらない。それどころか三田が成長するにつれ義父によるセクハラが始まると、母親は三田を敵視するようになり、「お前の笑顔は人を不幸にする」と言い出す。そんな三田を支えてくれたのが、家政婦として三田の家に出入りしていた晴海だった。
三田はやがて夫となる男性とめぐり合い結婚、一人の息子を設けて幸せな日々を送っていた。しかし、ある時から弟が現れ、三田に「愛している」と言ってストーカー行為を始める。弟の行動はエスカレートしていき、ついには自分を誘惑した三田が悪いと言って家に放火、その結果夫と息子は焼死してしまう。この一件で夫の母から「お前の笑顔が周りのものを不幸にする。謝らなくていいから死ぬまで二度と笑うな」と言われてしまう。

三田の壮絶な過去に、阿須田家は沈黙し、涙するしか無かった。そして全てを語り終えた三田は「私のことは全てお話ししましたので、約束通り、お暇を頂きます」と言って阿須田家を去ってしまう。

第9話みどころ
おそらく初めて、他人に自らの過去を打ち明けた三田が今後どうなってしまうのか。視聴者が三田を思う気持ちは阿須田家のそれとリンクしてゆく。関係を絶つといいながら、三田は何故阿須田家の隣の、いじわるな皆川家に雇われたのか。そして他家での三田はどんな行動をとるのか。最終回に向けて、予想がつかない展開にますます目が離せない。

ドラマ「家政婦のミタ」は7日(水)よる10時から放送。予告動画は番組公式サイトから第2日本テレビへのリンクで視聴出来る。

家政婦のミタ|日本テレビ


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