三田は笑顔を取り戻すのか?ドラマ「家政婦のミタ」衝撃の最終回予告動画と前回のあらすじ-日テレ

2011年12月21日13時52分ドラマ

12月21日、日本テレビ系のドラマ「家政婦のミタ」は最終回となる第11話を放送、特番と2本立ての15分拡大枠で登場する。2011年10月期ドラマの中で圧倒的な人気を誇ったこのドラマもいよいよクライマックスを迎える。あまりの人気から関連グッズが好調な売れ行きを記録したり、16日には書籍「家政婦のミタ エピソード・ゼロ」が発売されるなどの大注目を集めている。最終回、三田(松嶋菜々子)はお母さんになって欲しいという阿須田家の子どもたちの言葉を受け止め、恵一(長谷川博己)との婚姻届を記入するという暴挙に出る。恵一に思いを抱くうららとの三角関係は、そして三田の笑顔が果たして見られるのか。

第10話あらすじ
再び阿須田家に戻って家政婦を務める事となった三田だったが、亡くなった夫と息子の幻影に悩まされるようになる。ある日の阿須田家の食卓で、次男の海斗(綾部守人)が水曜日に授業参観があると訴えたが、恵一は新しい仕事に就いたばかりで休める状況ではなかった。希衣(本田望結)は三田に来てもらえばいいと提案するが、三田は家族ではないと拒否する。そこへ義之(平泉成)から電話があり、受け取った三田にうらら(相武紗季)が2度と阿須田家には行かず、見合いをするといい出した事について尋ねられた。いいえ、とだけ答えて三田が希衣に電話を替わると、希衣は祖父と楽しそうに話を始めた。電話を切った希衣は、義之がランドセルを買ってくれるので一緒に来て欲しいと頼む。家族ではないからと再び断る三田に、希衣は業務命令でいいから来て欲しいと頼む。翌日希衣たちと訪れたデパートで、三田はランドセルを選ぶ夫と息子の幻を見てしまう。夜、三田に入学式も来て欲しいと頼む希衣に断ろうとする三田だったが、その返事は精彩を欠いた。業務命令でということで、希衣は入学式の同伴も三田に頼む。

ある時恵一が三田に、いつも身につけているダウンジャケットと時計、カバンやキャップについて質問した。すると三田は再び夫の幻を見てその場に倒れこむ。急患が入って遅くなったと話かける夫、父親に買ってもらった時計を自慢する息子。そして息子が三田のために買った帽子を差し出す。過去の出来事が三田の脳裏を駆け巡った。
うららはとうとう見合いを決行していた。しかし相手には自殺した姉の話をしたり接客係に文句をつけるなど荒れた様子だった。見合いから戻った義之はうららの態度を責め、まだ恵一が好きなのかとあきれ果てるが、そんな事はないとうららは強がった。
夜、海斗は母親についての作文の宿題が中々進まず、母親の遺書を読むものの書き進めることが出来ずに父親について書こうとしていた。しかしそこへ現れた三田が原稿用紙を破り捨てた。三田は海斗に母親の事を書くべきだと訴え、母親は自殺ではなく事故死だと言うのだった。かつて三田も自殺を考えたことを打ち明け、その時の気落ちを語りながら母親の凪子は死ぬ瞬間に子どもたちを思って後悔した筈だと語る。後悔したということは自殺ではなく事故だ、他人がどう思おうと関係ないと言葉を続ける三田に、子どもたちは心を動かされる。そして結は三田からライターを借りて母の遺書を燃やした。海斗は母親について作文をつづることに決め、三田にも読んで欲しいと頼む。
次の日の参観日、海斗は母親への気持ちを綴った作文を読んだ。原稿用紙一枚に書いたはずが、よく見ると2枚になっていた。もう一枚を見ると、そこには「大変よくできたと思います」と書かれた時と大きな花丸が記されていた。三田からのメッセージに海斗は声を上げて喜んだ。そしてその姿を、廊下から三田が見つめていた。

子どもたちと三田は徐々に心の距離が縮まってきたようだった。ある日手伝いたいという希衣の申し出を受けて一緒に夕飯の支度をしていた三田だったが、希衣の手が鍋に当たり熱湯を被ってしまう。一瞬取り乱した三田だったが、すぐに応急処置を施し、希衣を抱えて病院へ一目散に走った。夜になり恵一が戻ると、三田は謝罪する。しかし三田の処置に感謝を述べ、恵一はそれを許した。三田が外に出た際、隣家の皆川真利子(佐藤仁美)と出くわす。真利子は三田のせいで出て行けと言われ親権も取られた、人の家を不幸にして面白いかと罵った。
その翌日、三田はいつもの遊園地へ行き、夫と息子のセットを用意していつもの席に座っていた。夫と息子の幻に三田は、自分が阿須田家の人々を愛することで彼らが不幸になるのが怖い、早くそっちに連れて行って欲しいと涙を流す。気がつくと阿須田家の子どもたちが集まっていた。三田を案じた子どもたちは、三田を放っておけないとテーブルのハンバーガーなどを次々と食べ始める。夫と息子が死ぬ前の自分には戻れないと告げる三田だったが、子どもたちは三田に愛されても死なない、一緒に帰ろうと説得する。そして、子どもたち4人と三田は並んで家路に就くのだった。
その頃恵一は、お見合い相手からの申し出を承諾しようとするうららを連れ出していた。好きでもない相手と結婚するなと止める恵一に、うららは恵一が好きだったと告げて立ち去ってしまう。

阿須田家では、子どもたちと三田が語らっていた。結(忽那汐里)がこれからは笑って欲しいと三田に頼むが、それならば暇をもらうと言い張る三田に対してすっと居て欲しいと言いなおす。希衣は三田の石を見つけたといい、自分たちの母親になって欲しいと言って石を三田に差し出した。三田は「承知しました」と答えて、石を受け取った…

最終回みどころ
子どもたちと打ち解けたかに見えた三田だが、相変わらず見せぬ笑顔と謎の行動にその真意が計りかねる。序盤は存在感の薄かったうららがここへ来て恵一を挟んで三田と対決するという急展開にも目が離せない。今期一番の注目を集めたこの物語、一体どのようなエンディングを迎えるのか。


ドラマ「家政婦のミタ」は21日(水)よる10時から15分拡大で放送。更に番組直前の9時からは、先週未放送のシーンも含む「さよなら『家政婦のミタ』特別版」も放送。予告動画は番組公式サイトから第2日本テレビへのリンクで視聴出来る。

家政婦のミタ|日本テレビ


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