スマートファルコンが「東京大賞典」を快勝! レース映像を配信中!
交流重賞「第57回東京大賞典(GI)」(2000m)は、12月29日、大井競馬場で行われ、JRAのスマートファルコンが快勝した。
レースは、予想どおりスマートファルコンが逃げ、同じくJRAのワンダーアキュート、ヤマニンキングリー、テスタマッタが続く。
向こう正面に入ると、スマートファルコンが先頭で、2馬身差の2番手にワンダーアキュートとテスタマッタが並走し、5馬身離れてヤマニンキングリーが4番手。3馬身離れて、大井のスマートインパルスとツルオカオウジが続く。
3コーナーから4コーナーにかけては、スマートファルコンの先頭は変わらないものの、ワンダーアキュートとテスタマッタが1馬身半差に迫る。3馬身離れてヤマニンキングリーが4番手で、JRAのシビルウォーがようやく5番手グループまで押し上げてくる。
直線に向くと、スマートファルコン、ワンダーアキュート、テスタマッタが1馬身半ずつの等間隔となり、4番手以降を引き離す。
残り100mのところでワンダーアキュートがスマートファルコンに迫り、ゴール前では2頭の馬体がピッタリと並ぶ。
スマートファルコンは、ワンダーアキュートの追撃をハナ差しのぎ、2分01秒8で快勝、8連勝で1年を締めくくるとともに、JpnI4勝の勲章に初GI制覇を加えた。
2着にワンダーアキュートが惜敗し、3着にテスタマッタが2馬身差で粘った。4着がシビルウォーで、5着がJRAのメダリアビート。
スマートファルコンの武豊騎手は、「(僅差で勝って)誰よりもドキドキしました。きょうはパドックでいつもよりリラックスしていたのですが、道中もこの馬にしてはリラックスしていて、どうかなと思っていました。
もっと引き離して走りたかったのですが、これまでの疲れがあった分、きょうはいいパフォーマンスができませんでした。来年は頑張ります。海外にも、行きたいと思います」と、苦戦だったレースを振り返るとともに、来年の「ドバイワールドカップ(GI)」(オールウェザー2000m、メイダン)遠征を誓っていた。
レースの模様は、地方競馬インターネット中継で見ることができる。
地方競馬インターネット中継「東京大賞典」の映像
地方競馬情報サイト「東京大賞典」成績表