トヨタ自動車は、「FUN TO DRIVE, AGAIN.」をスローガンとする企業広告キャンペーンを昨年10月15日から開始しているが、その企業CM「ReBORN」のジャン・レノ、妻夫木聡、水川あさみ、前田敦子が出演する「のび太のもしも篇」を公開した。
FUN TO DRIVE, AGAIN.というスローガンには、「日本人の気持ちをもう一度ドライブさせたい」、「もう一度、新しいクルマの楽しさを創造したい」という思いが込められている。
また、1984年～1987年の企業スローガンだった「FUN TO DRIVE」に「AGAIN」を付け新たなスローガンとすることで、「クルマ本来の楽しさに加え、『つながる』や『未来のクルマ社会』も含めた、新しい時代の『クルマの楽しさ』をお届けしていく」という同社の決意を表している。

のび太のもしも篇では、喫茶店にいるのび太(妻夫木聡)のところに、しずかちゃん(水川あさみ)が「のび太さん、教習所行かないの？」とやって来るが、のび太は「あきらめた。ネットのほうが楽しいし」とどこ吹く風。
しずかちゃんは、「もしも免許が取れたらって考えたことないの!?」と追い討ちをかける。そこでドラえもんが、「そうだ、もしもボックス」と喫茶店の中にもしもボックスを置く。しずかちゃんも「使ってみて」と説得すると、ようやくその気になる。
もしもボックスの中では、「アクア」がのび太のクルマとして用意され、そのクルマに乗り込んだのび太も「いいなぁ～」と満更ではない様子。そこに、「かわいいクルマ。乗ってもいい？」とジャイ子(前田敦子)が現れる。「ねぇ、どっか行こ！」との誘いに、のび太はデレデレ。しずちゃんも「知らない！」と、のび太に張り手をして行ってしまう。相変わらずののび太なのであった。

ReBORNのTVCMは、第1弾がビートたけしと木村拓哉が豊臣秀吉と織田信長、第2弾の妻夫木聡と小川直也がのび太とジャイアン、第3弾がドラえもんにジャン・レノ、のび太に妻夫木聡、しずかちゃんに水川あさみ、骨川スネ夫に山下智久、という豪華な組み合わせだった。
第4弾でも、大物フリーアナウンサーの西尾由佳理のドジな一面と仕切り屋ぶり、そして、それに絡むマツコ・デラックスのやり取りが楽しかった。相変わらず意外なキャスティングが興味をひくCMシリーズとなっており、今後の展開がますます楽しみになってきた。

トヨタ自動車「ReBORN」TVCM「のび太のもしも篇」

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