GyaO!にて無料配信中の韓国大河ドラマ「朱蒙-チュモン」は、半島が漢帝国の支配を受けていた紀元前1世紀が舞台！さかのぼること2000年…BC2333、檀君王によって、現在の韓半島と中国の一部までを含む強国「古朝鮮」が建国された。ところが、強大な大国であった古朝鮮はBC108年中国の漢の鉄器によって滅ぼされてしまった。ドラマ「朱蒙」の第1話はここから始まるのだった。

※特集で紹介する内容は、あくまでもドラマを楽しむためものです。事実と異なる部分もあることをあらかじめご了解ください。また、ドラマを紹介する上で、不適切な表現も使うことがあります。ご理解のうえお楽しみください。

■第1話あらすじ
時は紀元前1世紀、朝鮮は漢帝国の支配を受け、多くの流民が朝鮮民族の小国群に保護を求めて逃げ込む状況が続いていた。そのひとつに扶余(プヨ)国があった。同国のヘブル王は漢との関係構築に腐心していた。しかし、皇太子クムワは、反乱軍の指導者で盟友のヘモスと、武術大会の参加者を装って漢軍の要衝ヒョント城に潜入し、囚われていた流民を救出する。悪賢い参謀プドゥクプルはクムワの様子に疑いの目を向ける。

その後、ヘブル王の代理としてヒョント城に赴いたクムワは、ハベク族首長の娘ユファに出会い、その美しさに妻子ある身でありながら心を奪われる。ヒョントの太守は朝鮮諸部族の目前で自慢の精鋭部隊「鉄騎軍」に流民の一団を虐殺させたため、激怒したユファは太守に食ってかかり監獄へ入れられてしまう。しかし、クムワは漢軍の仕官となっている旧友ヤンジョンに頼み込みユファを釈放させるのだった。

一方、ヘモスは流民救出のため反乱軍を率いて活動を続けていたが、漢軍への奇襲作戦で鉄騎軍の槍を受けて深手を負ってしまう。へモスは川に流され瀕死の状態。ユファがそんなへモスを助けて手厚く介抱する。ユファは名も知らない男性になぜか強く心を惹かれ、彼を匿う。ところが、ヘモスの捕縛を狙う漢軍がハベクの村にも現れ、かくまえば部族全員の命はないと脅迫する。重傷の男が娘ユファと一緒にいることを知った父ハベクは、漢軍に通報するが、鉄騎軍が小屋に突入したときには、ヘモスの姿はそこにはなかった。

■第2話あらすじ
結局、鉄騎軍にヘモスをかくまったことを知られてしまったハベク族は皆殺しにされ、ユファはヒョント城へ連行されるが、またクムワが彼女を助け、プヨ国の宮殿へ連れ帰る。しかし、神女ヨミウルは、ユファをかくまうと国の未来に障りがあると反対を唱える。

一方、ヘモスはハベク族が皆殺しにされたことを貿易商のヨンタバルから聞かされショックを受ける。彼は、せめてユファだけでも助けたいと思い、漢の要衝ヒョント城まで同行を申し出る。ところが、ヘモスの正体を見抜いたヨンタバルはヒョント城の太守に引き渡そうとするが、途中、盗賊の襲撃に遭った商団を彼に助けられる。ヨンタバルはヘモスに商団の護衛を頼み、そして待望の赤ん坊が誕生し、その女児をソソノと名付ける。

ヘモスはヨンタバルから「ユファが死んだ」と聞かされるが、商団に別れを告げて砦へ戻りクムワとの再会を果たす。そして、彼がユファを助けていたことを知る。ユファに好意を寄せているクムワは、ユファとヘモスが互いに心を寄せていることに気付く。

その後、クムワはへモスと父ヘブル王を説き伏せ、各部族の力を結集させて漢との決戦に挑もうとしていた。しかし、ヘモスを快く思わないヨミウルと大使者プドゥクプルが陰謀を企み、罠にはまったヘモスは鉄騎軍に捕らえられることになる。へモスはヒョント城で目をくりぬかれる拷問を受ける。クムワはユファからヘモスの子を身ごもっていることを聞かされ、ユファにヘモスを救出すると誓う。

■見どころ
ドラマ序盤の見どころは、少々失礼な言い方だが、主要キャスト3人の若作りだ。NHKBSプレミアムで大好評となったドラマ「赤と黒」で、キム・ナムギル相手に大人の色香をたっぷり魅せてくれたオ・ヨンス演じるユファは、「誰も一目ぼれするほどの美しさを持つ」可憐な乙女を見事に演じていたが、クムワを演じたチョン・グァンリョルと、へモス将軍を演じたホ・ジュノの青年ぶりは、ほんのちょっぴり無理があったかも…。しかし、二人のアクションはお見事だった。手に汗握る武術大会のシーンは、ベテランだからこそできる完成された武術が堪能できるのでお楽しみに。

ドラマは、2012年2月13日（月）～2012年6月10日（日）、毎週月～金曜1話更新される。

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