ガンソクとダナ夫婦に!ドラマで韓国の婚礼儀式を紹介…「家門の栄光」第46-48話あらすじと予告動画。

2012年07月24日17時18分ドラマ
ⓒSBS Productions Inc

今回は、「家門の栄光」第46~48話までのあらすじ紹介をするが、ガンソクとダナの結婚を中心に、韓国の結婚にまつわるいろいろな儀式や風習が登場する!「韓国の文化」のコーナーで詳しく紹介しているので参考にどうぞ…予告動画や関連動画は、韓国SBSの番組サイトで視聴できる。ただし、予告動画は、無料の会員登録が必要。

■第46話 誓いを立てる日
ガンソクはマンギ会長に、この状態でダナと結婚するのは自分のエゴだ、と結婚の延長を申し出る。するとダナは、自分に相談もせずマンギ会長に先に話をしたことを怒り、予定通り結婚しようと言いだす。しかしガンソクは、ダナがまた今回のような危険な目に遭うかもしれず恐ろしいから、犯人のキム・ソンテがつかまった後に結婚しようと告げる。ガンソクは、ソンテの存在以上に、これまでの自分の非情な生き方を反省し、そんな自分と結婚することでまたダナを苦しめるのではないかと怯えていたのだ。そんなガンソクの気持ちをダはお見通し。二人で乗り越えようと、今度はダナが結婚を迫る。ついに二人は結婚式を挙げ、晴れて夫婦となる。
一方、ヘジュはバイト中に店内で子供が泣きだす場面に遭遇する。以前のヘジュなら、自分がパニクってしまうところを、泣き出した子供を優しくあやす。そんなヘジュをみて彼女が変わったとこに驚く。しかし変わったのはヘジュだけでなく、彼女を見つめるヒョンギュの目だ。しかし、ヘジュはまだヒョンギュの目に気づいていない。

家門■第47話 縮まる距離
さあ、新婚旅行だ。ここからガンソクのデレデレぶりが続く。途中、どうしたの?パク・シフさん壊れちゃった?と心配になるほどのデレデレぶり。しかし、ベッドでガンソクがダナの肩から背中にかけての傷あとを見た時だけは、一気に胸キュンムードに早変わり。冬になって傷あとが痛みダナが苦しむ姿を見たら心苦しいだろうが、傷あともダナの一部なので、一緒に痛みを分かち合うと、誓いのキスを傷あとにする。 そんなガンソクの優しさにダナは、幸せの涙を流すのだった。このシーンを見てパク・シフ主演の「王女の男」を思い出す方も多いのでは?現代ドラマと歴史ドラマの違い、そこに至るまでの物語に違いはあるものの、共にパク・シフがもつ、優しさと男の色香が漂う素敵な演出だ。どちらもお見逃しなく。
さて、新婚旅行先でもいつもと変わらないダナに対して、甘えたいガンソクは文句タラタラ。それでもほとんどペアルック(?)といういでたちの二人はアツアツムードで新婚旅行を満喫する。
しかし、そんな幸せな新郎をハ家では手ぐすね引いて待ちかねていた。それは、恐怖の「新郎叩き」の儀式が待っていた。ダナの家族に手荒い歓迎を受けて、二人は夫婦になれた幸せをかみしめる。

家門■第48話 可愛いお嫁さん
爽やかな朝を迎えたガンソクとダナは、祖父のハ・マンギ会長から結婚の心構えを心新たに聴き、いよいよガンソクの家へと帰る。韓国では、親との同居が一般的。ガンソクの両親もすっかりダナを気に入り、心からダナを温かく迎えた。チョンガプたちは、ガンソクの部屋の模様替えはもちろん、新婚夫婦の挨拶を受けるために、自分たちの部屋まで韓国風に模様替え。ところが、これは表向きで、実は、4人で花札をするチョンガプの夢をかなえるため。この日のためにチュジョンから特訓を受けたダナを巻き込んで、花札大会が始まる。果たしてこの勝負はだれが勝つのか?
翌日からダナは理想の嫁となり、イ家は幸せムードがいっぱい。
一方、ハ家ではヨンインが急な腹痛を訴え、慌てたソクホはヨンインを連れヨンインの友達ウンジュが勤める病院に駆け付ける。ウンジュはヨンインに、過労のため流産の恐れがある、と入院を勧めるが、そこで…。

■韓国の文化:婚礼儀式
●ハムドゥリ(結納儀式)(46話)
函(ハム)とは、新郎側が結婚に対する感謝を表す意味で新婦の家に届ける贈り物が入った箱のこと。日本でいう結納にあたると思うといいだろう。ハムを運ぶのは新郎の友人たち。装飾が施された箱の中には、礼物や婚書紙(ホンソジ、新郎の父が新婦の父に送る結婚の礼状)などが入っている。スルメのお面を付けた新郎の友人がハムを担ぎ、「ハム サセヨ(函を買ってください)♪」と叫びながら新婦の家へ向かう。新婦側はこれをお金の入った封筒を渡して家に招き入れるのだが、ハムの運び屋たちは、ドラマにあるように、わざと歩みを止めて、たくさんお金を出させようとしたり、途中で酒や肴を用意させたりと作戦を練る。こうして、近隣をも巻き込んで両家を祝福するのだが、最近では近所への配慮から省略されることも多い。「家門の栄光」というドラマは、葬式に始まり、先祖の法要、伝統婚礼、結婚準備など実に楽しく、そして詳しく韓国の伝統的な儀式や文化風習を教えてくれる。やはり、韓国の文化に興味のある方なら、絶対に押さえておきたいドラマだ。
●トンサンレ(東床礼)(47話)
別名「新郎扱い(シンランタルギ)」「新郎叩き」などともよばれ、新婚旅行から帰ってきたあとなど、結婚式後に初めて新婦の家に行ったときに行われる。新婦の親戚や近所の人達が集団で新郎を取り囲み、肉体的精神的ないじめを行う。やり方は各地様々だが、一般的なのは、新郎の足を縛って逆さにしたりして、足の裏を棒で叩くという厳しいもの。棒の代わりに干して堅くなった魚で叩いたりすることもあるようだ。新郎にいろいろな質問を投げかけ、その回答が気に入らないと言って叩いたり、なんだかんだとケチをつけては足裏を叩いたり、新婦の家で酒やご馳走を用意して宴会になるまで続く。これから始まる結婚生活は、楽しいことだけでないイバラの道だと教えるという名目ながら、ひどい場合は、新郎が歩くのもつらくなるほど叩かれることも。

「家門の栄光」は、月~金の毎日昼12時から1時まで放送。予告動画や関連動画は、韓国SBSの番組サイトで視聴できる。ただし、予告動画は、無料の会員登録が必要。

BS朝日「家門の栄光」番組ページ
 ※月~金昼12時~13時放送。2012.5.23~
韓国SBS「家門の栄光」番組ページ|名場面映像

kandoratop 「家門の栄光」を2倍楽しむ  

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