悪と闘うロス市警の活躍を描く「S.W.A.T.」が水曜プレミアシネマに登場!ラインナップ予告動画-TBS

2012年08月01日09時30分映画

8月1日、TBS系の「水曜プレミアシネマ」は2003年公開のアクション映画「S.W.A.T.」を放送、人気テレビシリーズの映画リメイク版で、実際に起こった事件もモデルにして特殊部隊によるアクション満載の作品となる。オリジナルは1970年代に制作されたテレビドラマだが、時代を経ても変わらぬ犯罪へ立ち向かう警察官たちにスポットを当てる。

SWATとは「Special Weapons And Tactics(特殊火器戦術部隊)」の略称で、アメリカの警察組織の中にある特殊部隊である。本作はロサンゼルス市警のSWATを舞台に、高度な専門技術と鍛え抜かれた身体能力を駆使して凶悪犯罪から市民を守る部隊の活躍と人間模様を描いたものである。退院のストリートとギャンブルは、ある日起こった銀行襲撃事件の際に勝手な判断で発砲したために人質に怪我を負わせてしまい。SWATを除隊処分となってしまう。ギャンブルはこれを機に退職するが、ストリートはSWAT復帰のために左遷の処分を受け入れた。そして半年後、不屈の精神でストリートはSWAT隊員に復帰する。
そんなある日、麻薬組織の大物・アレックスが地域警察に拘留されていることが発覚し、国際手配されているアレックスを連邦刑務所に護送するという職務が発生した。大物の逮捕劇に報道陣たちが詰め掛けると、アレックスは自分を逃がしてくれた人間に1億ドルを支払うと宣言した。このコメントはマスメディアを通じて瞬く間に世間に知れ渡り、金目当てにアレックス護送を妨害する人間が現れることが容易に予想できた。警戒対象となる市民の数は実に380万人。これまでにない大規模な護送作戦が始まる。

映画冒頭でストリートが除隊のきっかけとなる銀行強盗は、1997年2月に発生した「バンクオブアメリカ・ノースハリウッド支店強盗事件」を元に作られたシーンであることが知られている。この事件では犯人の持つ銃火器が警察官の装備に勝るという事態となり、犯人の射殺に至るまでに警官12名と民間人2名が負傷する結果を招いてしまった。これを教訓に、その後は市警クラスでもM16アサルトライフルやサブマシンガンなどを配備するようになったという大きな事件である。これらの背景を知っておくと、事件に際したストリートたちの苦悩がよりリアルに共感することができるだろう。世界的に凶悪犯罪が増加する中、絵空事では済まされない緊迫感を体感出来るだろう。

映画「S.W.A.T.」は1日(水)よる9時から放送。「水曜プレミアシネマ」公式サイトでは8月放送のラインナップを紹介する予告動画が配信されている。

水曜プレミアシネマ|TBSテレビ

PR