8月22日、TBS系の「水曜プレミアシネマ」は2011年公開の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を放送、来週27日にはAKB48を卒業してしまう前田敦子にとって記念すべき初主演の映画作品である。高校野球部が舞台ということも手伝って、夏らしさあふれる青春ストーリーとなっている。

原作は2009年に発行された同名の小説で、お堅いイメージのある経営学の本の理念を高校野球部の運営に応用したらという発想が多くに受け、2010年には発行部数100万部を突破、現在では200万部突破のベストセラーとなり、マンガやアニメなどのメディアミックス展開をする程のヒットとなった。映画作品もその一環であり、その主演に抜擢されたのが芸能界で頭角を現してきていたAKB48の不動のセンター・前田だった。
物語の主人公は川島みなみ、高校2年生。7月の半ば、野球部のマネージャーを務めていた親友の宮田夕紀が病気で入院してしまい、その依頼を受けてみなみはマネージャーを引き受けた。ところがマネージャーについての知識がないみなみはとりあえず書店へ向かい、店員から勧められた「マネジメント」というタイトルの本を購入。しかし帰宅してじっくり読むと、それはまったく畑違いの経営学の本だった。間違いで買ったとは言え高かったしせっかくだから見るだけ見てみよう…と読み始めたみなみの目に「マネージャーの資質とは、才能ではない。真摯さである」という言葉に心を打たれる。そしてこの言葉をきっかけに、書かれている事が野球部運営のヒントになっている事に気付き、それらを実践していこうとみなみは決意する。その行動はやがて野球部員だけでなく周囲も巻き込み、野球部は着実に甲子園への道を歩き始めるのだった。そして地区予選決勝を前に、みなみたちを突然の悲劇が襲う…。
映画主題歌はAKB48「Everyday、カチューシャ」、挿入歌は前田敦子ソロ曲「Flower」、その他出演者には川口春奈、峯岸みなみ（AKB48)、瀬戸康史、池松壮亮、西田尚美、大泉洋など。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は22日（水）よる9時から放送。「水曜プレミアシネマ」公式サイトではLilico紹介の予告動画が公開されている。

水曜プレミアシネマ｜TBSテレビ

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