ShowTime、繰り返し見たくなるピュアでハートフルな復讐劇「私の心が聞こえる?」全話一挙配信開始!

2012年09月18日17時13分ドラマ
(C)MBC 2011 All Rights Reserved.

復讐劇にハートフルもピュアも似合わないだろうが、ドラマが「私の心が聞こえる?」は、復讐を描きながらも、泣いて、笑顔になって、心温まるドラマ!ShowTimeで、第1話は無料、以降各210円で一挙配信開始した。お得な9話パック(2話~10話) 1680円/14日間、10話パック(11話~20話、21話~30話) 1890円/14日間も用意されている。

「私の心が聞こえる?」は、音をなくした少年と、母を亡くした少女と、家族を捨てたかった少年が15年後に再会し、愛と復讐に泣いて笑って心温まる感動のピュア・ラブ・ストーリー。元祖キラー・スマイルのキム・ジェウォンが除隊復帰作として選んだドラマで、ファン・ジョンウム、ナムグン・ミンらが共演。韓国では2011年4月に放送された。12.6%でスタートした視聴率は放送を重ねるごとに跳ね上がり、ついには最高21.6%と同時間帯で1位となった。脚本は「ラスト・スキャンダル」のムン・ヒジョン、演出は「ファンタスティック・カップル」のキム・サンホが担当した。

物語は15年前から始まる。知的障害者のヨンギュは、聴覚障害者のミスクに恋した。ヨンギュの息子マルは、知的障害を持つ父親が疎ましくて仕方がなかった。ミスクの娘はそんなヨンギュが大好きで、母がヨンギュと結婚しあこがれのマルと一緒に暮らす日を待ちわびていた。
そんなある日、ウギョン財閥の孫ドンジュは、母が奨学金を出している学校のセレモニーに同行し、ここでマル出会う。マルは美しく優しいドンジュの母に憧れを感じ、威圧的なドンジュの父に嫌悪感を覚える。
セレモニーを抜け出したドンジュは、ミスクの娘と知り合い、仲良しになる。
やがてヨンギュとミスクは結婚するが、ある事故でミスクは命を落としマルは家族を捨てて、ドンジュの兄として生きる道を選ぶ。
同じころ、ドンジュはある事故で大けがを負い、聴覚を失う。
15年後、3人のピュアで悲しいラブストーリーが始まる。

ドラマはこの二つの“ある事故”への復讐をメインストーリに描いている。ところがこうした復讐をメインに据えながらも、ドラマはどこまでもピュアで優しくハートフルに仕上がっている。「私の心が聞こえる?」は、とんでもなく悲しいストーリーだ。たくさんの涙を誘うが、視聴後の感想は清々しいまでの爽快感が味わえる。韓国ではこのところ“チャッカン(優しい)ドラマ”が流行っている。このチャッカンドラマとは、「華麗なる遺産」「私の期限は49日」にみられるような、どんな悲劇に対峙しても心優しくしっかりと前向きに向き合い、ドラマから癒しや感動を受け取るドラマのこと。これについては、「華麗なる遺産」ファンが韓流αで放送中の「私の期限は49日」にハマる理由は?で詳しく紹介している。

本作はメインキャストとなる3人の好演が光った。主人公のドンジュを演じたのは、「兄嫁は19歳」「ファン・ジニ」のキム・ジェウォン。ヒロインは「ジャイアント」で健気な女性を演じたファン・ジョンウム。そして筆者は彼こそがこのドラマの真の主人公とみたマルを「かけがえのない我が子」「セレブの誕生」のナムグン・ミンが悲しく演じた。彼の演じたマルは、産みの母から捨てられ、知的障害者のヨンギュを父として育ち、そのあともあまりにも大人たちの都合で利用される。そんな彼の心の飢餓感を、ナムグン・ミンがみごとに具現している。そんなナムグン・ミンの悲しい演技と、どこまでも清らかなキム・ジェウォンの演技と、ファン・ジョンウムの愛らしい演技が相まって、このドラマ、観始めたら止まらない。さらに、この3人と寸分たがわぬイメージで演じる子役たちがまたみごとだ。
そしてもう一人外せないのが、マルの知的障害の父ヨンギュを演じたチョン・ボソクだ。彼は、ファン・ジョンウムとドラマ「ジャイアント」で共演しているが、とても同一人物とは思えない演じ分けに、プロ魂を感じる。

ナビコンではドラマをもっと楽しむために「2倍楽しむ」でドラマの全話のあらすじと見どころ、キャストの魅力などを紹介している。

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

kandoratop[「私の心が聞こえる?」を2倍楽しむ]

ShowTime「私の心が聞こえる?」視聴ページ
「私の心が聞こえる?」DVD公式サイト

■作品紹介
・制作:MBC、2011年
・話数:全30話
・演出:キム・サンホ
・脚本:ムン・ヒジョン
・キャスト:キム・ジェウォン、ファン・ジョンウム、ナムグン・ミン、
       コ・ジュニ、イ・ギュハン
(※他のドラマ紹介は下の索引から簡単リンク)
  あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

PR