イ・ビョンホン初の時代劇「王になった男」(光海)日本公開は2月!釜山国際映画祭・トークイベンレポートと関連動画案内
韓国、日本はもちろん、ハリウッドでも活躍するイ・ビョンが初めて時代劇に挑戦した「王になった男」(原題:光海)が、来年2月に日本で公開されることが発表された!YouTubeでは、映画予告編動画をはじめ、各イベントの動画が公開されている。
本作は韓国で10月20日観客動員数1,000万人を突破するほどの大ヒット作。⇒韓国映画「シルミド」~イ・ビョンホンの「王になった男」まで国民5人に一人が見た「1千万映画」を動画ニュースで考察
10月6日には、大ヒットを感謝し、第17回釜山国際映画祭にてトークイベントが開催された。トークイベントは10月6日(土)18:00から、韓国・釜山のセンタムシティ前広場で行われた。登壇者は、イ・ビョンホン、リュ・スンリョン、チュ・チャンミン監督。
3人が幾重にもなった観客の間に設置された花道を手を振りながらにこやかにステージに登壇すると、若い女性から年配の方までその黄色い歓声と拍手が鳴りやまないほどで、韓国では9月13日から公開され、『バイオハザードV リトリビューション』などのハリウッド大作を押しのけて興行成績No.1となった本作の人気の高さをうかがわせた。
映画はこの日、韓国で800万人(10月6日現在)動員を目前にしており、ステージ上にて感想を聞かれたイ・ビョンホンは、「とにかく皆さんに感謝しています。多くの方に観ていただいて本当にうれしいです。」と笑顔で答えた。もし1000万人を達成したら何を公約するか?と司会者から聞かれると、リュ・スンリョンは「前のイベントでは皆さんに映画に出てくる飴をプレゼントしたんですが、今度は飴でも何でも皆さんに私が直接ふるまいますよ!」と自信満々に語り、チュ・チャンミン監督は「実は王妃役のハン・ヒョジュさんの出演シーンを仕方なくカットしてしまったんですが、1000万人突破したらディレクターズカット作ります!そのシーンも必ず入れます!」と宣言、観客から喝采を浴びた。
一方、イ・ビョンホンは「1000万人は達成できる可能性が十分にあるので、僕は1300万人突破したら…という公約でいいでしょう?」と語りながら、「1300万人達成したら、劇中の王の格好で観客の皆さんに挨拶しに行きます!僕が(撮影などで海外にいても)どこにいても必ず王の格好で」と話し、「でも、きっと自分で衣装を持っていくだけで大変だから、髭までは王仕様にカットするのは大変なんで、勘弁してくださいね」と笑いをさそい、会場を盛り上げた。
王になった男また、劇中でビョンホン演じる王の身代わりになった男を厳しく見守る側近役のリュ・スンリョンとビョンホンは同じ年で、映画祭のレッドカーペットには腕を組んで現れたほど仲が良く、二人の息の合った演技を知っていてキャスティングしたのか?と聞かれると監督は「そうですね、本当に息がぴったりで、文句なしでした」と話し、この日のトークでも、お気に入りのシーンが同じであることが判明。実際、本編でも二人のやり取りは時には軽妙に、時には緊張感があふれ見応え十分で、二人のトークの言葉の端々には作品への並々ならぬ思い入れも感じられた。
このあと3人は、海雲台会場の映画祭オープントークに登壇。何時間も前から場所取りをする観客含め、会場の周りの道まで人があふれ大盛り上がり!日本での大ヒットも予感させる熱気あふれたイベントとなった。
■あらすじ
1616年、朝鮮第十五代王・光海君(クァンヘグン)。権力争いのため毒殺の危機に怯える暴君・光海と瓜二つだった道化師のハソンは、王の影武者をつとめることになる。彼を王に仕立て上げる重臣たち、王を偽物ではないかと疑う家臣たち、そして心が通い合わなくなっていた王の突然の変化に戸惑う王妃。さまざまな人間関係が複雑に絡み合う宮中で、平民であるハソンは戸惑いながらも、次第に操り人形ではない民のことを考える真の王としてまわりを魅了していく――。
■作品紹介
・2012年/韓国/131分
・監督:チュ・チャンミン (『麻婆島(マバド)』『あなたを愛しています』)
・脚本: ファン・ジュエン(『オールド・ボーイ』)
・キャスト:イ・ビョンホン/リュ・スンリョン/ハン・ヒョジュ/キム・イングォン/シム・ウンギョン
・配給:CJ Entertainment Japan
・製作:リアルライズピクチャーズ
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