日本三景の一つ、安芸の宮島のベストシーズンを紹介「出没!アド街ック天国」予告動画-テレ東

2012年11月03日08時51分ドラマ

11月3日、テレビ東京の情報バラエティ番組「出没!アド街ック天国」は「安芸の宮島」をテーマに放送、予告動画が公開されている。日本三景の一つで国内有数の観光地である安芸の宮島は、今年はNHKの大河ドラマ「平清盛」でも度々登場するなどで更に注目度を上げている。ベストシーズンの今、宮島でも人気の30を一挙に紹介する。

そもそも「安芸の宮島」の呼び名は通称であり、正しくは「厳島(いつくしま)」のことを指す。宮島の呼称は江戸時代以降のものであり、その名の通り「宮(厳島神社)がある島」という意味である。一方、厳島の名称は厳島神社の祭神である「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」の名に由来している。古くから海上交通の要所として栄えた一方、平清盛が建立した大鳥居の影響で江戸時代には人気の観光スポットとして多くの人々に知られていた。1996年には厳島神社と島の最高峰である弥山の原始林が夢須古世界遺産に登録され、2012年には海岸の一部がラムサール条約にも登録され、世界的にも知名度の高い場所となった。事実、2011年には旅行口コミのジャンルでは世界最大のインターネットサイト「TripAdvisor(R)」の日本法人・トリップアドバイザーによって「外国人に人気の日本の観光スポット」ベスト20で第1位と認定されている。古くから島全体がご神域として祀られていたため、他では見られない歴史や文化風習が残るのもこの島の特徴である。「神の島」であるため島内には住人の墓地が存在しない、土に鉄を立てることを嫌うことから農耕を禁止する、鹿や猿と共存しているなどなど、興味深いしきたりが多く残っている。
番組では大鳥居だけでなく、参道に立ち並ぶ露天の中から瀬戸内の味覚をふるまう人気グルメスポットなども含めた30の見どころを紹介する。その建築美も名高い厳島神社社殿はもちろん、パワースポットとしても近年注目を集める弥山など周辺もあわせて取り上げ、宮島の魅力を堪能する。普段は首都圏の街が取り上げられることが多いが、今回は日本屈指の観光地ということで幅広い地域の人々も楽しんで見ることができるだろう。

「出没!アド街ック天国」は3日(土・祝)よる9時から放送。ゲスト出演者は東ちづる、有吉弘行、アンガールズ。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。

出没!アド街ック天国|テレビ東京

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