30歳を迎えた向井理に8ヶ月に渡る長期密着取材「情熱大陸」予告動画-MBS

2012年11月11日14時30分芸能

11月11日、TBS系のドキュメンタリー番組「情熱大陸」は俳優の向井理に密着、数々の主役をこなす人気俳優となった向井にとって30歳になったメモリアルイヤーの8ヶ月を追う。1982年2月7日生まれ、今年7月の同局日曜劇場「サマーレスキュー~天空の診療所~」では天才外科医の主人公を演じ、10月には舞台「悼む人」の公演も行われた。今やドラマや映画でも欠かせない存在となり女性人気も圧倒的な向井だが、インタビューでは現状に満足することなくストイックに自分を分析する姿が映る。今の自分を「もっと上手くなってるはずだったし、もっとスキルを身につけて良い役者になっているはずだったのに」ともどかしげに語る様子は、更に高みを目指す意欲に満ち溢れている。大学時代は遺伝子工学を専攻しており、向井を含んだ研究チームは第29回 国際動物遺伝学会議(2004年9月開催)『ベストポスターアワード』を受賞するほどながら、その後はバーテンダーとして6年間働くというまさに異色の経歴は、彼の一筋縄ではいかない性格を物語っているだろう。
仕事が来れば連続して主役を務める人気を誇りながらも、「ずっと役者を続けていきたいけれど、オファーがなければできない仕事、やっていける自信があるかと言われるとそれはない」と控えめに語る一方で、それぞれの仕事で役作りする過程に向井の負けず嫌いな性格もうかがえる。人気俳優であることが先行してその実力がいかばかりかを見極めようとする番組スタッフの試みは、そのまま向井という役者、そして人間をしっかり捉えた内容になっている。密着取材が行われた8ヶ月の間の出演映画は2本、連続ドラマと舞台が主役で3本というまさに売れっ子の状態にあって、向井が一番現場で心がけていることは何か、そして向井にとって節目の大仕事となる舞台「悼む人」の稽古シーンをじっくり放送する。向井ファンはもちろん、その人気の理由を知りたい人にも興味深い内容となるだろう。

「情熱大陸」は11日(日)よる11時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。

情熱大陸‐MBS

PR