「ブルーモーメント」夏帆が医療班統括責任者となり、山下智久のSDMは最強になる!第3話ネタバレと第4話あらすじ

05月09日10時20分ドラマ
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大火を防ぐべく、気象を読むSDM 気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下智久)、その予報を使って消火に当たる消防班チームの園部(水上恒司)!そして新たに医療班に汐見(夏帆)が加わった!5月15日(水)「ブルーモーメント」(フジ、22時)第4話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



山下智久主演「ブルーモーメント」は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語のドラマだ。

第3話は5月8日に放送されたのはフェーン現象が発生した北関東の地域での火災だ。初期状態で火災を食い止められないと被害は甚大になる。さらに急な高温により熱中症患者も多数発生している。晴原(山下智久)は、緻密な気象予想を行い、消火活動をより攻めた態勢とする。そんな晴原の期待にしっかりと応える消防班チームの園部(水上恒司)はよきバディとして機能する。

そして今回から医療班が加わるが、医療班統括責任者としてやってきた志賀浩一郎(神保悟志)は自分の経歴に箔をつけるためだけに行動する。政治に進出するために経歴を飾るためなのだが、脳外科医だった汐見(夏帆)に徹底的に辛くあたる。夏帆は自殺しようとした少女を助けたことで自分の腕の神経がやられてしまい、今は外科の手術はできない。しかし、救急医としての能力も高いのだが、なにか問題があっては自分の経歴に傷がつくと志賀はかたくなだった。そんな志賀の企みをはねのけたのは現場の「助けたい」という意志だった。汐見は緻密な手術は行えなくても、豊富な医学知識で人を助けることができる。晴原は出て行った志賀の代わりに医療班統括責任者に汐見を任命した。

5月15日に放送される第4話は雲田彩(出口夏希)が過去にあった災害が判明する。3年前に彩と姉・真紀(石井杏奈)は強烈なつむじ風にあい、姉は大きな怪我をしてしまった。その後、足は回復せず、今は車椅子生活を送っている。そんな真紀は彩が気象関係の仕事につくことが理解できないでいた。また、彩も自分だけが助かってしまったという自責の念がある。そんな二人の地元でまたもや竜巻の発生が予想される。災害を知っている自分がその危険を広めなくてはいけないと飛び出してゆくのだが、過去の辛い経験を乗り越えられるのか?

フジテレビ系の連続ドラマ主演が7年ぶりとなった山下智久だが、「ブルーモーメント」の原作者である小沢かなからは「一視聴者である自分にとって、山下さんはずっと優太 (「カバチタレ!」)であり、ケンゾー (「プロポーズ大作戦」)であり、高嶺さん(「5→9~私に恋したお坊さん〜」)で、そして藍沢先生 (「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ)でした。正直まだ驚くばかりで実感が湧いておりません。山下さんが演じられる晴原はどんな人物になるのか、今はただただ楽しみで本当に光栄です」と言われている。SNSで見せる温厚そうな晴原とSDMで見せる厳しい面を持つ晴原を見事に演じている。

■前回:第3話ネタバレあらすじ
SDM 気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下智久)は助手の雲田彩(出口夏希)、そして上野香澄(平岩紙)と共にSDM医療班候補者たちのプロフィールを見ていた。SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に向かい相変わらず口が悪い。医療班統括責任者の志賀浩一郎(神保悟志)は政治家への転身を目指していて、いろいろな会の理事ばかりやっているような人間だが、志賀が引き受けたことで医師たちも集まっていた。

そんな医療班候補者の中に、天才脳外科医と言われていたが怪我で二度とメスは握れないと言われている汐見早霧(夏帆)がいたが、晴原は早霧の復帰するための腰掛けのスタンスに「迷惑だ」と言葉を返す。

そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生する。晴原はSDM出動の指示を出すが、研修初日の出動に志賀ら医療チームは困惑する。現場へ向かうと火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。

医療チームでは、志賀が難癖をつけ早霧に治療ではなく雑用を命じる。その中でも鋭い洞察力で要救助者の症状の原因を把握する早霧だったが、彼女には、自身の怪我のきっかけとなった忘れられない過去の記憶があった。両親から虐待を受けていた少女が脳腫瘍で入院した。汐見の見事な手術で少女は一命を取り留めるが、その少女の両親は少女が死ねば保険金が入ると目論んでいた。死ぬことを待たれていたのに、自分を助けたと汐見を責める。そして、汐見の目の前で飛び降り自殺しようとした。汐見はとっさに衣料を運んでいた台車を走らせて助けるが、自分の腕を怪我してしまった。脳外科の繊細な手術には耐えられなくなったのだった。

気象は荒れて、フェーン現象が発生し、5月であるにも関わらず、多くの避難者が熱中症の症状を訴え始める。医療チームはそこに専念するが、志賀は汐見だけは元の避難所に残って雑務をするように命じる。

晴原は現場近くにいって気象を読みながら、消防班チームの園部(水上恒司)に指示を出す。近隣からの応援の消防もやってきて風が弱まった時に一気に消火にあたる。

熱中症患者の中で意識が戻らない患者がいた。志賀は救急車の要請をするが、火災現場のけが人が優先されていて、なかなか車は来ない。現場の医師たちは判断ができない。雲田彩(出口夏希)は汐見に診察してほしいと言い出す。志賀は激怒するが、現場の医師たちも汐見を待っていた。志賀は怒って出て行ってしまった。汐見がやってくると、彩が集めた患者の行動情報を告げる。汐見の診察はエコノミークラス症候群だった。適切に処置を始めると救急車がやってきた。そして汐見は医療班統括責任者として仲間になった。

晴原の今は亡き婚約者で、SDMの考案者である気象研究所研究官の園部灯(本田翼)が5年前、関東南部豪雨において、彼女の避難指示により多くの命が失われたという週刊誌の記事が出た。もともと5年前にその記事がでそうになったところを父である特命担当大臣の園部肇一(舘ひろし)が止めたと噂がでていたものだ。実際は別の人物がそれを止めていたのだ。



■第4話あらすじ
灯(本田翼)の避難指示で多くの命が失われたという記事がでてしまった。晴原(山下智久)たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、SDM独自の防災活動を始める。

SDMメンバーは半年前に台風の被災があった地域へ子供たちへの防災教育のために向かう。しかしそこは、雲田彩(出口夏希)の地元であり、彩の姉・雲田真紀(石井杏奈)が市役所の市民生活課担当者として現れた。彼女は彩と共に3年前につむじ風によって被災し、その後車椅子生活を送っていたが、彩は自分だけ無事だったことで姉と気まずい関係にあった。

子供たちの中には、半年前の台風によって祖父を亡くした経験を持つ10歳の少女・迫田実花と彼女を気遣う幼馴染の根岸航平の姿があった。実花の為にと、実花の持っていたぬいぐるみを直してあげると、実花はフラッシュバックで過呼吸になってしまう。

そんな中、晴原の解析により台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明する。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力により、SDMが中継で注意喚起をすることになった。「被災を経験している自分が危機を知らせるのが一番効果的」だと彩は忘れたい過去と対峙し中継に出演することを志願するが…。

フジテレビ 2024年4月スタート。毎週水曜日22時放送「ブルーモーメント」。出演:山下智久、出口夏希、水上恒司、本田翼、夏帆、岡部(ハナコ)、舘ひろし / 真矢ミキ、仁村紗和、平岩紙、音尾琢真ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@bluemoment_cx」。

フジテレビ「ブルーモーメント」番組公式サイト

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