「ハウルの動く城」新年第一弾はジブリ×木村拓哉!「金曜ロードSHOW!」予告動画-日テレ
1月4日、日本テレビの「金曜ロードSHOW!」は2004年公開「ハウルの動く城」を放送、年明けは2週連続でジブリ作品が登場する。メインキャストの声優を倍賞千恵子と木村拓哉が演じ、ファンタジーの中に正統派の恋愛ドラマが繰り広げられる作品だ。
魔法と科学が同時に存在するある世界で、一人の少女・ソフィー(倍賞千恵子)は小さな帽子屋の長女としてお針子をしながら暮らしていた。ソフィーの住む国は隣国と戦争中という状況であった。ある日、ソフィーは魔法使いのハウル(木村拓哉)と出会ってしまった事をきっかけに、荒野の魔女(美輪明宏)から90歳の老婆の姿に変えられてしまう。仕方なく家を出たソフィーは荒野で出会ったカカシのカブ(大泉洋)の導きでハウルの動く城へたどり着き、住み込みの家政婦として暮らし始める。城にはハウルとの契約で働く火の魔王・カルシファー(我修院達也)やハウルの弟子・マルクル(神木隆之介)がいて、そこにソフィーやカブも加わり奇妙な共同生活が始まる。
恐ろしい魔法使いと噂されるハウルは、その実我がままでナルシスト、そして不器用なところのある青年だということが徐々に分かってくる。ハウルたちとの日々に幸せを感じてきたソフィーだったが、戦争の手は城にも影響を与えてきた。これまで戦争への招聘を断り続けてきたハウルは、ある時突然守らなければならないものが出来たといって戦場へ向かう。ハウルを救おうとしたソフィーはカルシファーを説得して城を動かすが、その結果とんでもない事になってしまう。そしてハウルは瀕死の重傷を負い、今度はソフィーがハウルを救うために立ち上がる。
外見が老婆の少女と美しく若い青年のラブストーリーという内容は公開当時にも女性客を中心に圧倒的な支持を得、2004年と2005年の興行成績第1位を記録する程となり結果として「千と千尋の神隠し」に次ぐジブリ史上2位のヒット作となった。同時に海外での評価も高く、第78回アカデミー賞にもノミネートされるなどの快挙を成し遂げた。近年のジブリ作品でも突出した人気の1本だけに、是非とも見ておきたい。
「ハウルの動く城」は4日(金)よる9時から放送。「金曜ロードSHOW!」公式サイトではオープニングアニメーションに登場するスタンリーの映像も配信中。
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