フレンチの腕で和睦の膳を作れ!ドラマ「信長のシェフ」第2話予告動画と前回のあらすじ-テレ朝
1月18日、テレビ朝日のドラマ「信長のシェフ」は第2話を放送、ケン(玉森裕太)はついに信長(及川光博)お抱えの料理人として戦国の世を生きることになった。信長は森由成(宇梶剛士)に命じてケンが戦で使い物になるかどうか調べることにする。戦場でケンは兵士たちの士気を奮い立たせる食事とは何なのか考え込む。更に信長は南伊勢の戦いを和睦に持ち込む際の会食をケンに用意させることを命じる。戦を終わらせる料理とは?ケンに残された料理に関する知識と記憶だけを頼りに、命がけの献立を作り上げる。
【第1話あらすじ】
シェフの服に身を包み、フランス料理を作る青年…しかし彼が気付くと、そこは武士たちが戦を繰り広げていた。何故こんなところにいるのか理解できない青年は、自分と同じ格好をしている男(酒井敏也)から、自分がケンという名前だと知らされるが、まもなく男は武士に殺されてしまう。敵と見なされ追い詰められるケンは、意を決して川に身を投げた。川下に流れ着いたケンを、刀鍛治職人として男と偽り働く少女・夏(志田未来)が助け出した。夏はケンの衣服に紛れていたウナギを「宇治丸」と呼び、その事からケンは自分が戦国時代にタイムスリップしたと確信する。夏がケンの衣服を着物に着替えさせている最中一人の腹を空かせた武士(ゴリ)が乱入し、宇治丸で何か食べるものを作るようにと脅すのだった。ケンは自分に料理についての記憶が残っていることから、自ら申し出てウナギの味噌焼きと牛蒡でパエリアを作る。今まで食べたことがない料理に、夏も武士も驚きながらその美味さを絶賛した。そこへ武士の追っ手が多数現れ、ケンたちも巻き添えになってしまう。しかし寸でのところで味方が現れ、ケンたちは危機を脱した。彼らを救った男こそが織田信長(及川光博)であり、先ほどの武士は秀吉だったのだ。ケンは信長に捕らえられ、牢に入れられてしまう。獄中のケンを一人の侍(稲垣吾郎)が覗きにやってきた。自分は平成の時代からタイムスリップしてきたというケンの話に驚きながらも侍は興味深く聞き入るが、信長の使いがケンを連れ出しにきてしまった。信長の前に引き出されたケンは、その場に夏も居合わせた事に驚く。夏はケンの身を案じて城に忍び込もうとしたところを捕らえられたのだった。夏はケンを助けてもう一度料理を作ってもらいたいと訴え、自らが作った包丁を持参してケンに渡す。夏の言動に心を動かされた信長は、料理頭の井上(きたろう)と料理勝負をしろと命じる。鴨をお題にした料理勝負は、「真鴨のロースト 柿のピュレ 栗と野生のキノコ添え」を作ったケンに軍配が上がる。その腕前に驚嘆した信長はケンが井上を殺すようにと命じるが、ケンはそれを断る。井上を斬ろうとする信長の前に立ちはだかったケンに刃が振り下ろされるが、寸でのところで止められる。利用価値があるものは殺さない人だと信長を評するケンに、信長は明日、南蛮の客をもてなすようにと命じた。
ケンは夏と共に再び牢屋に入れられ先日の侍が再びケンに会いにやってきたが、からかい半分で聞く侍にケンは口を開く事はなかった。ケンはポルトガルからやってきた宣教師ルイス・フロイス(ダニエル・カール)をもてなす料理について考えはじめていた。調理場に出されたケンは、夏の言葉からフロイスにとって懐かしい味を作ろうと思い立つ。そしてケンが作ったのは「棒ダラと大根の葉とレンコンのポタージュ」だった。信長たちにとっては粗末な汁物に見えたその料理も、フロイスにとっては懐かしい故郷の味であり、涙を流して舌鼓を打った。長い間郷里を離れていたフロイスの心には布教への強い思いが蘇り、その言葉を真実と受け止めた信長は、フロイスがこの国を征服に来たのではないことを見て取った。ケンにも感謝の言葉を述べるフロイスに、ケンはフロイスの持参した金平糖でもう一品作りたいと申し出る。ケンが作ったのは、金平糖を水で煮詰めて作った綿菓子に金箔を散らしたものだった。信長とフロイスの間には友好の雰囲気が流れるのだった。かくてケンは信長の料理頭として召抱えられることになる。信長は夏が女である事を見抜いており、女が喜ぶものをといってケンに金平糖を贈るのだった。そして、再びあの侍がケンに会いにやってきた。ケンが未来から来たという話に、侍は信長が天下を取ったのかと尋ねる。無言でいるケンに侍は好き勝手に独り言を呟く。ふと思い立ったケンが侍に名を尋ねると、侍は明智光秀と名乗るのだった。
金曜ナイトドラマ「信長のシェフ」第2話は18日よる11時15分から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。
◇信長のシェフ|テレビ朝日
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