将軍を唸らせた料理が新たな火種に…ドラマ「信長のシェフ」第3話予告動画-テレ朝
1月25日、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ「信長のシェフ」は第3話を放送、信長(及川光博)は将軍・足利義昭(正名僕蔵)に謁見するためにケン(玉森裕太)も随行させる。将軍を懐柔するためにケンに料理を献上させようとした信長だったが、未知なる料理に魅せられた将軍と信長の間でケンの奪い合いになってしまう。
[第2話あらすじ]
ケンは信長の料理頭に任命されたが、秀吉は南蛮の間者ではないかと疑いの目を向けていた。ある日、信長は南伊勢の北畠氏に戦を仕掛けることを決め、その戦にケンも同行するように命じた。ケンの後を追って信長軍に居ついた夏も一緒に行くと言い出したが、女は止めた方がいいとケンは夏の身を案じた。信長はケンに出陣の膳を作らせ、森可成の軍について食事で兵士を盛り立てよと命じた。ケンはカメの甲羅のように大きな鍋を背負い、北畠討伐軍に随行した。すると行軍の中に一人足元のおぼつかない兵士がいた。良く見るとそれは夏であり、無理をして着いてきたのだった。
行軍が休憩の間、干飯を食べる兵士たちをケンは気の毒に思っていた。そこで即席の湯漬けを作り、温かいものを振る舞い士気を上げた。可成はケンを褒め称えるが、気に入らない秀吉は本物の戦を見せてやるとケンを自分の行軍に連れ出した。途中、闇に紛れて奇襲を受けた秀吉だったが、ケンが鍋を盾にして傷ついた秀吉を庇うことが出来た。そこへ可成軍も合流し、北畠軍を撃破することに成功した。しかし敗軍の女子どもが殺される場面に直面し、ケンは改めて戦国時代の厳しさを思い知らされる。信長軍は次々に北畠軍の支城を攻略したが、本拠地の城は手堅い篭城で落ちることがなかった。そこで信長は和睦に持ち込むことを決め、ケンにその料理で戦を止めさせよと命じた。ケンと夏は食材を持って兵糧攻めに耐えてきた城の中に入り、和睦の膳を作ることとなった。ケンはどんなメニューを作ろうか思い悩んだが、可成が北畠具教は教養の高い武将であると言っていたのを思い出し、それをヒントに膳を作り始めた。その間、信長と具教は和睦への談義を重ねていたが、具教は信長を素養のない野蛮人と見下し、文化人である自分が下ってはいけないとの思いを強くしていた。そこへケンによって膳が出された。ケンが作ったのは「伊勢えびの辛子炒め 金箔乗せ」「牡蠣のグラタン」「旬の魚の握り鮨」だった。炒める、握るなど聞いたこともない調理法に驚く具教だったが、この時代は焼く煮る蒸すしか調理法が無く、当代一の教養人である具教を以ってしても当然知る由もなかった。具教は信長の料理人が自分の知らない事を多く知っていることを知り衝撃を受けた。そこへ信長から次男・茶筅丸を養子にして欲しいとの申し出があり、信長に勝ち目は無いと感じた具教は信長の申し出を受け、更に茶筅丸に家督を譲ることを明言した。信長はケンに命じて余った食材で折り詰めを作って皆に振舞うように命じた。そしてこの時の折り詰めが、花見弁当の起源とされるのだった…。
金曜ナイトドラマ「信長のシェフ」第3話は25日よる11時15分から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。
◇信長のシェフ|テレビ朝日
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