今夜放送の「サキ」第9話は、ついに須藤繁之(高嶋政伸)が壊れていく！サキ(仲間由紀恵)のことをどうしても捨てきれない隼人(三浦翔平)は、なんとかしようとするも直美(内田有紀)に関係を怪しまれてしまい…そして、サキの自宅前で須藤と和繁(庄野崎謙)が鉢合わせ！父子対峙のとき、須藤がとった行動とは？ドラマ「サキ」、前回見逃した方のために第8話の詳しいあらすじと、第9話予告動画を紹介。

IT企業社長の中川(姜暢雄)と本田(岡田義徳)の事件に関わっている髪の長い女が看護師ではないかと直美と岩城(石黒英雄)は推理する。そんな2人に、サキが共通点だと告げられない隼人。隼人はサキへの思いを振り切れないでいたのだ。
一方、サキに心を許し始めた恵(富田靖子)に、サキはある言葉をかけ、誰かを信じることが大事だと説く。その翌日、恵は夫の須藤の上着からパールのイヤリングを見つけてしまう。自分のものではないそれに恵は愕然。不安にかられる恵の脳裏によぎったのは、サキのある言葉だった。
そのころ、サキが風邪で寝込んでいると、知った和繁。サキにお見舞いを申し出るもやんわり断られてしまう。一方、サキの欠勤を知った須藤がお見舞いを申し出ると、サキは喜んで受け入れる。
夜になり、須藤はサキの自宅へ。サキが須藤を家に招き入れると、インターフォンが鳴る。そのモニターには和繁の姿が映り…。

[第8話あらすじ]
サキに本当の姉弟ではない、と言われ冷たく突き放された隼人。一時、茫然自失となるも、サキの素性を探ろうと決意。サキの故郷へ向かうのだった。
一方、恵は、息子・和繁(庄野崎謙)が思いを寄せるサキが10歳も年上であることを気にかけ、サキの本心を確かめようと病院を訪れる。そこでサキが恵に話した話は自分の過去と酷似しており、サキが自分たち夫婦の過去を知っているのでは、とサキを疑うのだった。
そのころ、直美と岩城は自殺した中川の婚約者・梨沙から接触があり、話を聞くことに。中川は死亡する直前にある女性と知り合ってから変わっていったということを知る。それは本田の例と酷似しており、二人はさらに調査を進めることに。
そんな中、再び須藤家に招待され、泊まることになったサキ。和繁の腕にある傷跡に気付き、その傷を負った時期が5、6年前だと聞くと反応を見せたサキ。頭を打って意識不明となったものの結局はただの脳震盪だったと笑う和繁と両親の話をサキは1人静かに聞くのだった。深夜、須藤が目覚めると、サキはリビングで1人、須藤家の家族写真を見つめていた。須藤が近づくと、突然、“6年前、母は5人の男に殺された”と告白。その様子に、須藤はどこか不気味さを感じるのだった。
翌朝、恵に駅まで送ってもらう車中、サキは友人の夫を略奪した女性に肯定的な意見を述べる。恵はサキの意見に救われた気持ちに。サキに親近感を覚え、自らの過去を告白する。
そのころ、サキの地元を訪れた須藤は、サキが義母から愛されず、辛い幼少時代を過ごしていたことを知る。サキの心情を思うと、胸が痛むのだった。
一方、直美と岩城は再び本田の元同僚・道子(伊藤麻実子)のもとへ。話を聞く中で、本田と中川の前に現れた女性が同一人物なのではと思いいたり…。

サキが告げた“母は5人の男に殺された”という言葉。その5人とはいったい誰のこと…？サキのターゲットとなった男は今のところ3人。まず1人目が、IT企業社長の中川。2人目が弁護士の野村康介(荻原聖人)。そして3人目が空調整備員の本田。この3人がサキの母親を殺した5人の男に含まれるのだとすると、サキの復讐の対象はあと2人になる。まず、怪しまれるのは現在ターゲットである病院理事長の須藤繁之。そしてその息子でワインショップ店員の和繁。5、6年前に負ったという和繁の腕の傷が何かカギを握っているようにも思われる。さらに、忘れてはいけないのが、雑誌記者・新田隼人。サキが最初に接触を図った人物である上に、6年前に母親を失っているという点でも気になる存在。サキとは本当の姉弟なのか。気になるところだ。
複雑に絡み合った糸が少しずつ解け始め、分かり始めたサキの本当の目的。いったい、サキの復讐の先にあるものとは…？

ドラマ「サキ」第9話は3月5日(火)夜10時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴できる。公式YouTubeチャンネルではWeb限定プレミア予告＆ダイジェスト動画も配信されている。

◇サキ　関西テレビ放送　KTV
◇関西テレビ　火10ドラマ　サキ