驚愕!あの「マトリックス」シリーズのスタッフが“ストリートファイター”を映画化!

2009年01月31日12時52分映画

可憐にして最強!2月28日(土)に全国公開となるマトリックスシリーズのスタッフが放つ超ド級の格闘アクション大作『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』のスゴイ特報映像が話題を集めている。製作者の技術力が高いだけに、かなりアクロバティックでバーチカルなファイティングシーンが描かれているからだ。決して安っぽいカンフー・アクションではない。

『ストリートファイター』とは、カプコンが製作した傑作アーケード・ゲーム。のちに隆盛を極める格闘モノの礎を築いた。腕自慢の若者たちがこぞって対戦を繰り広げた。秀逸な操作性とゲーム・バランス、そしてハリウッド映画のようにそれぞれにストーリーがある個性際立ったキャラクター性に日本のみならず世界中がハマった。この人気アーケード・ゲームは続編が数多く製作され、どれもが大ヒット。SFC、3DO、DreamCastなどの数々のコンシューマー機器に移植リリースも行われた。

この大ヒットを受けてハリウッドは、1994年に人気アクション俳優、ジャン=クロード・ヴァン・ダム(ガイル大佐役)主演で映画化した。キャプテン・サワダという謎のオリジナルキャラクターに日本人の観客はビックリしたが、ガイル大佐(ゲームでは少佐)というキャラクターを軸にエンターテイメント大作として映像化された。今回、ふたたび映画化されるにあたり主人公として選ばれたのはこのガイル大佐ではなく、ストリートファイターきってのヒロイン春麗<チュンリー>である。

春麗は裕福な家庭に生まれた一人娘であり、幼い頃から父よりカンフーを教わっていた。しかし、幸せだったその家庭はある日、事件に巻き込まれ、引き裂かれる。誰かの手によって愛する父は拉致されてしまったのだ。それから10年の時が経ち、消息をたったままの父の行方捜しに春麗は乗り出していくことになる。春麗を演じるのはエキゾチックな顔立ちが美しいクリスティン・クルック。共演には「グリーンマイル」のマイケル・クラーク・ダンカン。

映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』は、日本語吹き替え版も公開されるのだが、そのキャストも豪華。主人公の春麗の声は、現在日本テレビ系列のドラマ「神の雫」にも出演中の女優の仲里依紗。人気のお笑いコンビ「千原兄弟」は悪役のバルログ・バイソンらの声を担当する。このアフター・レコーディングの風景は『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』のオフィシャル・サイトにて動画で公開されているので気になる方は話題の特報映像とともにチェックしてみて欲しい。

映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』は、2009年2月28日(土)より、新宿ミラノほか全国ロードショーとなる。

『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』オフィシャル・サイト