非情になれない織江と静山の野望…BS時代劇「妻は、くノ一」第6回予告動画と第5回あらすじ-NHK

2013年08月01日10時00分ドラマ

今夜8月1日夜8時からのNHK「妻は、くノ一」は、第6回「つぐない」を放送、松浦静山(田中泯)が異国へ渡航するために改造する船の書物を織江(滝本美織)が盗み出す事に成功するものの、雙星彦馬(市川染五郎)に害が及ぶのではと案じていた…川村(和田聰宏)へ静山の企みの証拠を出せずにいる織江へ、雅江(若村真由美)は忍の自覚が足りないと叱責する!本作は現在、NHKオンデマンドでも配信中で、お試し視聴もできる。

[第5回「いのちのお守り」あらすじ]
ある日、彦馬は寺子屋の門弟である藤松が体を壊した父と無謀な商売のために冬の冷たい川に飛び込んでいる事を知り、なんとかしてやりたいと思う。その頃、松浦静山は彦馬から御船手方を継いだ雁二郎(梶原善)と平戸へ漂着した異国船の改造について議論を交わしていた。静山は雁二郎に、彦馬は雁二郎の素性を知らないのかと意味深な言葉を投げかける。依然として下屋敷で潜伏を続ける織江は、お蝶(黒川智花)や雅江から、川村自らが彦馬を監視し始めている事を知らされる。揺れる思いを抱える織江に、雅江は早く務めを済ませて彦馬を殺すべきだと言い放つ。
久々に藤松が寺子屋に姿を現した日、高いところの物を取ろうとして藤松が足をくじいてしまう。そこで彦馬は静山を尋ね、藤松が体を張らずに済む仕事を考えたいと相談する。その場には雁二郎も居合わせ異国船の話を続けていたが、静山は彦馬にも隠す事無く異国船改造計画の構想を語って聞かせるのだった。その後、彦馬は雁二郎との会話から思いつき、壊れて頭部の無い信楽焼の狸の置物の中に女装させた藤松を潜ませる。置物ごと中の少女を川に投げ込めば、厄が取れて良縁が舞い込むといって一人十五文を取った。我こそはと挑戦する者が次々に列を成したが、しまいには商売に文句をつけ脅し始める荒くれ者が現れた。彦馬は馬鹿正直に自分がこの商売を考え出したものだと名乗り出て、男たちに殴りつけられてしまう。それを取り囲む人垣の中に、川村と織江も紛れていた。川村の目を気にしながらも、織江は彦馬を案じるあまりつい手裏剣を握り締めた。殴り倒された彦馬は、落とした懐剣よりも織江の形見である桜貝を忍ばせた小袋の方を必死で探し求めた。それに気付き織江はハッとする。終いには寺子屋の教え子たちに庇われてしまう彦馬を見て川村は呆れ果て、素早く動いたかと思うと男達を瞬く間に痛めつけ追い払った。そうとも知らず、傷だらけの彦馬は立ち去る川村の後姿に礼を述べた。
翌日、彦馬は子どもたちも守ることが出来ない己を恥じて静山の下へ剣術指南を申し出る。彦馬は静山の道場で稽古をつけられる日々が始まった。一方織江は意を決して静山の部屋に忍び込み、件の異国船に関する西洋の記述のある書物を盗み出した。同じ頃、川村のところに織江が下屋敷を出るとの知らせも届いていた。織江はいつものように使いに出る振りをして下屋敷を出て、やがて貧しい下女の姿から小奇麗な町娘に姿を変えて行方をくらますのだった。

NHK時代劇「妻は、くノ一」第6回の放送は今夜1日夜8時からNHK総合にて放送。ナビコンでは、前回のBSプレミアムにて簿放送に合わせて全話のあらすじと見どころを紹介しているので、先どりしたい方はこちらをどうぞ。
 ⇒NHK時代劇「妻は、くノ一」各話のあらすじ

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