新島襄、教育改革を掲げ満を持しての帰国…大河ドラマ「八重の桜」第34回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年08月25日09時00分ドラマ

8月25日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第34回「帰ってきた男」を放送、アメリカに渡っていた新島襄(オダギリジョー)が帰国し、京都に英学校を作るという目標を掲げて覚馬(西島秀俊)に支援を受ける。新島は女紅場の見学を申し出、そこで働く八重(綾瀬はるか)と出会う。

[第31回「尚之助との再会」あらすじ]
八重は覚馬の家を出て女紅場で住み込み働き始め、英語を学びつつ一年が過ぎていた。八重は英語でこの学校をもっと大きくしたいという夢を語れるまでになっていた。
その頃明治政府では征韓論について内部が対立していた。西郷隆盛(吉川晃司)はその仲立ちとなっていた。京都府では改革を志す一方で逼迫する財政のために参事の槇村(高島政伸)は困り果てていた。女紅場では学費の値上げが噂され、実家の暮らし向きが厳しい生徒たちからは不安の声も聞かれた。八重は槇村と直談判し、逃げ回る槇村を追いかけてまで経費増額の約束を取り付けた。
その矢先小野組転籍事件※が起こり、訴えられた槇村は東京で拘置されてしまう。この背後には、関与する高官たちの出身藩も関わり混迷を極めた。覚馬は槇村の赦免を訴えるため八重を伴って上京した。覚馬は桂小五郎(及川光博)や岩倉具視(小堺一機)に直談判して槇村の放免を訴える。その裏で、政府内では征韓論についての紛糾が高まり、朝鮮出兵を推進する土佐・佐賀出身者は岩倉によって朝鮮出兵は延期の意見が沿えられたことで怒りを露にし、征韓論を推進する一派は政府役職を辞任した。政府内の分裂によって辞職したものたちの中には西郷の名もあった。
京を去る前日覚馬は尚之助の消息をつかみ、八重はそれを聞いて尚之助に会いに浅草へ向かう。尚之助が、米取り引きの詐欺で斗南藩を救うために公判中である事を知った八重は、涙ながらに復縁を訴えた。しかし、京で舎監の仕事をして新しい道を踏み出している八重を前に、尚之助はその願いを退けた。八重は、京都でずっと待っていると答えて尚之助と別れた。それぞれが、一人になってから互いを思い涙を流していた。
そしてまた、はるか遠いアメリカの地でも日本の改革のために新たな学校を作りたいと志し大衆にスピーチを行うものがいた。新島襄である。

※商家・小野組が本社機能を京都から東京へ転籍しようと願い出たのを槇村が阻んだ事で起こった司法事件。

大河ドラマ「八重の桜」第34回は25日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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