スズキ、新型軽トラック「キャリイ」を発売、菅原文太、はるな愛出演TVCM、メイキング、インタビューを公開

2013年08月29日12時15分商品・CM

スズキは、軽トラック「キャリイ」(66万5700円~113万5050円)を全面改良して9月20日から発売、菅原文太とはるな愛が出演するTVCM「軽トラ野郎」篇、メイキング、インタビューを公開した。
同車は、1961年10月に「スズライト キャリイ FB型」として発売以来、扱いやすいエンジン、広い荷台、頑丈な車体や使いやすさといった基本コンセプトを変えることなく進化を続け、軽トラック市場で確固たる地位を築き、国内累計販売台数は約420万台に達している。
14年ぶりに全面改良した新型は、車体のレイアウトを全面的に見直すことで、クラストップの荷台フロア長はそのままに、居住空間を拡大し、ゆとりある快適なキャビンを実現した。
悪路での走破性に優れたショートホイールベース仕様に統一し、クラストップの小回り性能を発揮。R06A型エンジンの採用と50kgの軽量化により、2WD・5MT車で18.6km/Lと、クラストップの低燃費を実現した。
また、徹底したサビ対策を施した長期サビ保証に加え、オフセット衝突法規にも対応した強いボディ、夜間走行でも明るい視界を確保するフォグランプを標準装備(「KX」)するなど、耐久性や安全性も向上させた。

TVCMは、かつて一世を風靡した日本映画シリーズ「トラック野郎」の世界観を踏襲し、その映画の主役である菅原文太が出演。その娘役には、はるな愛を起用。娘の成長と、その姿を厳しくも温かく見守る父親の、親子の人情ストーリーが描かれている。
ストーリーは、菅原文太は、「農家の必需品」軽トラックに乗りながら、愛する農業に身を捧げ、人々から尊敬される「軽トラ野郎」だが、娘のはるな愛が買った新しいキャリイと娘の実力をまだ信用できないでいる。
しかし、しっかり荷物を積んで力強く走る同車の姿、そして、同車を使いこなしながらきびきび働く、後継ぎとして立派に成長した娘の姿に深く感銘を受ける。「お前もすっかり、軽トラ野郎だ」という言葉には、父親としての深い思いが込められている。

撮影は、大自然の中、農園で行われた。菅原文太とはるな愛は、演技について監督と熱心に話し合う。菅原文太は、自身で農園を営んでいるということもあり、今回の企画にとても親近感を感じていた。
往年の大俳優である菅原文太らしく、TVCMという短い時間で展開されるストーリーの中で最高の演技を求め、自ら演技の提案するなど積極的に撮影に臨む。
実は、彼は、撮影当日、50年以上愛用しているテンガロンハットを持参し、撮影での着用を提案していた。残念ながらCM本編には採用されなかったものの、同車のカタログの見開きには、そのテンガロンハットを颯爽と被った姿が登場する。
はるな愛は、テレビ番組での明るいキャラクターそのままに、撮影現場の雰囲気を盛り上げる。菅原文太は、彼女の声を聞いて、「やっぱり声は男だな」と言う。それに対する、はるな愛の「言うよねー!」というリアクションに、スタッフ一同笑いの渦に巻き込まれる一幕もあった。
メイキングでは、こうした撮影風景を見ることができ、インタビューでは2人の撮影の感想や視聴者へのメッセージを聞くことができる。

スズキ「キャリイ」TVCM情報