援軍~最後の約束…次週「広開土太王」第68~72話あらすじ、見どころと予告動画
来週10月7日~11日BS日テレで放送する広開土太王」第68~72話のあらすじと見どころを紹介!TSUTAYA韓流通信のサイトで予告動が視聴できる。BS日テレ番組サイトには、相関図が公開されているので参考にどうぞ。また、【「広開土太王」を2倍楽しむ】では、全話のあらすじと見どころ、キャストの紹介、豆知識なども用意しているので見逃した回や、この先が気になる方はご利用ください。
■第68話:援軍
マルガリ軍の加勢と碑麗の将軍アグバンの投降で反撃を敢行したタムドクだったが、計略を逆手に取った後燕軍に包囲されてしまう。絶体絶命のタムドク率いる高句麗軍!ところが、ここで意外な援軍によって撃退に成功する。タムドクは碑麗を支配下へ置き、アシンと行動を共にしたパダル族長に代わって、人徳の高いカサルを碑麗の大族長に、タムドクの心意気に心酔したアグバン将軍は、自ら望んでタムドクに従い、高句麗の将軍となる。一方、百済に向かった慕容雲は、アシンに高句麗の白馬山城(ペンマサンソン)を攻撃するように進言する。後燕に煮え湯を飲まされているアシンは、慕容雲自ら戦の先陣を切る兵士として戦うことを条件に、これを認める。そして慕容雲は、百済の地で妹トヨンと涙の再会を果たす。
慕容雲は、関弥城を攻撃するという誤情報を流し、簡単に白馬城を陥落させたが…。
マルガリ族に続いて、今回は碑麗族もタムドクの前に跪く。タムドクはマルガリと同じように、征服ではなく共栄の手段として、碑麗族を高句麗の民と分け隔てなく受け入れることを約束。勝ち戦の場合、捕虜や物品強奪が常のところ、タムドクは、軍馬、塩、鉄などを一番高値の時の価格で買い取った。おまけに5年間の税金免状!これには、碑麗の民も感激し、「タムドク万歳!」を三唱。これこそがタムドクの魅力!
■第69話:緻密な計算
慕容雲の持ち込んだ高句麗の機密文書を参考に兵糧庫を攻撃したものの、すでにタムドクが兵糧を別の場所に移動させており、大きな打撃を与えるまでには至らなかった。慕容雲は緻密な戦略家ながら危険人物だと判断したアシンは、慕容雲をうまく利用しようと考えるが…。慕容雲は新羅のシルソンを脅迫し、高句麗の補充用の兵糧の運搬場所を聞きだし興安城を陥落させ兵糧を奪い取る。次にアシンは、関弥城へ向かうと見せかけ白馬城へ。アシンは、関弥城の奪回には、何より先にタムドクを倒すことが先決だと、七重河(チルチュンハ)へ船で移動し、関弥城へ向かうタムドクをだまし討ちにしようと考える。アシンの力を認めながらも、船にこだわりすぎる百済の王を心配する慕容雲。悪い予感は的中し、アシンの動きを予測したタムドクの待ち伏せに遭って窮地に陥る。アシンの叔父であり大将軍のチンムは、アシンを逃がすために高句麗軍の前に立ちはだかる。ファンフェとチンムとの1対1の戦いが始まる…。
海からくるアシンを陸で迎え撃つヨソッケ達の勇ましいこと。特に百済軍船に向けて一斉に火矢を放つシーンは迫力満点!百済のアシンと大将軍のチンムの関係も人間味があって見ごたえたっぷり。ところで、死んだはずのヨソッケだが、67話、牢獄でタムドクは賜薬ではなく酒を飲ませたのだった。そして前回絶体絶命のタムドクを救って天軍の副将に復帰。
■第70話:奪回
ファンフェとの対決により、チンムは壮絶な戦死を遂げる。アシンを追撃しようというファンフェたちに対してタムドクは国道城へ戻ることを命じる。戦略会議でタムドクは、高句麗の大量の兵糧を備蓄している興安城奪回を命じる。そこに新羅のシルソンが食料を積んでやってくるとの情報が。タムドクをシルソンの運搬隊をうまく利用してみごとア/興安城陥落に成功。いよいよ慰礼城(ウィレソン)攻撃をめざす。
兵糧を確保して勢いに乗る高句麗軍だが、そんな中関弥城が百済軍の計略にかかって陥落してしまう。しかもモドゥル将軍が人質に。タムドクはすぐにモドゥル救出を命じるが、モドゥヨンも「弟のために大事な高句麗軍を使うのは本人も不本意のはず」と、これに反対。ハムジ軍師も、興安城でなく慰礼城を攻めるべきと進言する。
一方、トヨンは、後燕や東晋など外国勢力と手を結んでまで、高句麗を倒そうとするアシンを諌めるのだが…。
冒頭、チンムの座ったまま壮絶な最期に遂げる姿に注目を! 前回は、タムドクの掌の上で踊らされていた百済軍だったが、今回は高句麗が“変装”で興安城を取り戻せば、百済が“偽装”で関弥城を取り戻す。また、今回もモドゥヨン、モドゥル兄弟がいい味を出している。トヨンの今後もきになる「広開土太王」。目が離せない。
■第71話:真っ向勝負
トヨンはタムドクのもとを訪れ、百済が後燕と東晋に援軍要請をしたことを教え、民を傷つける戦争を止めるよう懇願する。もちろんタムドクは傍にいてくれと言うが、トヨンは苦しんでいる民たちの傍に行くと帰っていく。ところが、トヨンの正体を知ったプヨホンによって捕えられてしまう。慕容雲(コウン)も捕らわれ、アシンの前に引き出される。トヨンはここでも、外勢に頼って戦をすることの危険性を力説。「嘘つきの友より正直な敵」を選ぶべきと…。
一方、モドゥヨン将軍とカルサム副将は酷い拷問にかけられ、百済へ降伏することを迫るが、モドゥヨンは聞き入れない。ところがカルサムがついに服従を誓い、高句麗の戦法をばらしてしまう。そのため高句麗軍は2度も作戦を見破られ、作戦は失敗に。そんな中タムドクはアシンと会談し、堂々の真っ向勝負を宣言する。果たしてアシンはタムドクの提案をのむのか?
トヨンとタムドクの再会は何ともあっさりと行われた。用意したティッシュも使わなかったが、これは次の機会に使うので。さて、カルサムだ。モドゥヨンが目を掛けている副将がいともたやすく寝返るのか?その答えは、戦略会議でのタムドクとハムジの目配せにあるのでお見逃しなく。
■72話:最後の約束
高句麗軍は3か所を同時に攻撃する作戦で、百済軍を翻弄。タムドクとアシンの直接対決は、タムド優勢!窮地に陥ったアシンを助けるためにプヨホンはトヨンを人質にとる。卑怯だと怒るタムドクだが、一番驚いたのはアシンだ。アシンはトヨンを犠牲にしようとは思っていない。プヨホンを叱りつけるが…。これで戦いはまたもや混戦に。そんな中、アシンと戦うヨンサルタがピンチに!部下を救うためにタムドクがアシンに向けて矢を放つ!トヨンはアシンをかばって愛するタムドクの矢に倒れる。瀕死のトヨンの言葉に絶叫するタムドク。空しさを覚えたアシンは、戦争を止め、396年、誇り高き百済の王アシンがついにタムドクに永遠の服従を誓う。こうして同じ先祖を持つ二つの国は、一応の平和が訪れる。
こうして高句麗の当面の敵は後燕だけとなる。連続する戦いで疲労困憊の兵士のために、タムドクは、ハムジ軍師を使って、後燕に内紛を起こそうと計画する。
今回は雪の中の日中の火矢攻撃!相変わらずの迫力。そんな迫力の戦いを止めさせたのがトヨンの死。この後、アシンの眼には、これまで名誉の戦死と映っていた兵士たちの姿が、憐れな民の死に見えたのかもしれない。それにしても哀れなのはヨンサルタ。前世に何かよからぬ因縁があったのか、なぜかいつも彼がトヨンを不幸にしてしまう。
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