瞬太は捨て子!?「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」第2話は、陰陽屋存続のため、祥明(錦戸亮)が中華料理店から途絶えた客足を取り戻す！さらに、瞬太(知念侑李)は捨て子だという書き込みがネットにされており…瞬太の出生の秘密が明かされる！「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」第2話は15日(火)夜10時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

見事、里見家の狐つき問題を解決した祥明。そんな祥明が営む陰陽屋へ、中華料理店“上海亭”の女将・金井江美子(濱田マリ)が相談にやってくる。なんでも、最近客足がピタリと途絶えてしまい“店が呪われているのではないか”というのだ。さらに店の前には、触ったものは必ず呪われると古くから言い伝えられている狐石が置いてあったという。
話を聞いた祥明は陰陽屋の存続をちらつかせる江美子に協力するため、手っ取り早くパソコンの口コミサイトでべた褒めのコメントを書こうと提案。ところが、そこに嘘八百の書き込みがあるのを発見して江美子はますます激怒。半分脅された形で祥明は店を張り込むことに。
一方、路子(倉科カナ)は、インターネットの掲示板に瞬太が捨て子だと書き込まれていることを知り、胸を痛める。絶対に瞬太に知られてはいけないと焦る路子は、瞬太の自宅を訪ね、両親のみどり(南野陽子)と吾郎(見栄晴)に瞬太の捨て子騒動の真相を尋ねるのだが、二人は大したことではないとあっけらかんとした態度で真相を語りだすのだった。
翌日、祥明の仕掛けた罠に引っかかった犯人が、グルメサイトの掲示板に店で撮影したハエ入りラーメンの証拠写真を新たにアップ。江美子はますます落ち込むのだが、祥明は促され写真を見るやいなや、犯人捜しをやめると言い出すのだった。

先週放送の初回でいきなり、“自分の非を認めて素直に謝るのは大人になるほど難しい。だけど全部祟りのせいにしてしまえば謝りやすいし、相手のことも寛大な心で許せる。”との祥明節をさく裂させたが、今週も素敵な名言(?)が登場するとのこと。一体どのようにして中華料理店の客足を復活させるのか、祥明の巧みな話術が光る、その方法にも注目を。
さて、そんな祥明の巧みな話術を生み出しているのは、錦戸の演技力や原作はもちろん、脚本の力が大きく携わっている。脚本を担当しているのは、黒岩勉。以前にも紹介したが、「謎解きはディナーのあとで」や「ストロベリーナイト」の脚本も担当した。謎ディで嵐・櫻井翔が演じた影山の毒舌や“お忘れなきよう”と告げられる胸を人生の教訓ともいえる言葉や、ストロベリーナイトでの竹内結子が演じた姫川玲子の飾り気のないストレートな言葉、西島秀俊の演じた菊田の優しく温かい言葉など、黒岩脚本のドラマは何気ないセリフにもグッとくるものを感じさせるものが多く感じられる。
そんな黒岩の才能が発掘されたのは、2008年のフジテレビヤングシナリオ大賞。そこで佳作を受賞したのち、「世にも奇妙な物語」で脚本家デビュー。そこから黒岩の真骨頂ともいえる話術で魅せるドラマ「LIAR GAME Season2」、映画「LIAR GAME The final stage」の脚本を担当した。その後は前述したとおり、フジテレビ系ドラマを中心に映画などでも脚本家として活躍している。
祥明の話術、そのちょっとした言い回しにも心揺さぶられる“何か”が潜んでいる、かも。

「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」は15日(火)夜10時から放送。予告動画は番組サイトで公開されている。

◇よろず占い処 陰陽屋へようこそ│フジテレビ

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