韓国ミュージカル『Jack The Ripper』、ダニエル役の2PMのJun.K登場の公開舞台稽古をレポート!関連動画案内
11月4日のKAAT神奈川芸術劇場で初日の公演を迎えた韓国でも評価の高いミュージカル「Jack The Ripper」…初日公演前にマスコミ関係者を迎え、今回でミュージカルへの出演は2回目となるJun.K(2PM)がダニエル役で登場し、本番さながらの第2幕の舞台稽古を披露した!この様子を取材したので舞台稽古の様子や見所などをレポート、ミュージカルのTVスポット、メインキャストのインタビュー、メイキングなどの映像は韓国公式YouTubeなどにて視聴できる。
また、当日は神奈川県知事、駐横浜大韓民国総領事が初日舞台を観劇し、その後、主要キャストと一緒に記者会見を開いた。その様子はコチラで紹介している。
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『Jack The Ripper』は、1888年に英国で発生した連続殺人事件、“切裂きジャック”を題材にし、韓国では2009年から5年連続で上演されている人気のミュージカル。
昨年9月に青山劇場で行われた日本公演は圧倒的な人気でチケットは即完売し、約4万人の動員を誇る大盛況のうちに終えた。そして2013年11月、場所を「横浜」に移し待望の再上演となる。
注目の人気と実力を兼ね添えたキャスト陣には、現在韓国で上演中のキャスト陣の他に日本公演のみ出演の新キャストを加えた超豪華な実力派スターが集結。雄壮なミュージカルナンバーと緻密なストーリー展開で、観客を『Jack The Ripper』の世界に誘う。
今回の公開された舞台稽古の第2幕では、取調室にいる捜査官アンダーソン、外科医ダニエル、そして記者のモンロー。ダニエルは、一連の娼婦殺害の犯人を知っていると告発にやってきた。そして、ロンドンに留まっている理由が次第に明らかにされていく、といったストーリー。殺人事件という、ダークで残酷なテーマの中にも、アンダーソンとポリー、ダニエルとグロリアのかなしく儚いラブロマンスも入っている。
また、劇中ではバラードからロックまで、各シーンではそれぞれの登場人物の心情に沿ったミュージカルナンバーを、その実力が定評の俳優たちによって圧巻するほどの、安定した歌唱力で歌い上げられる。緊張感に満ちた緻密なストーリーと雄大な音楽、そして人間の奥底に潜んでいる欲望をまざまざと見せつけるキャストたちの迫真に満ちた演技は、独特の世界観を魅せる舞台となっている。
実際、スチールを撮っている間にも、カメラ越しではあったが、実力派俳優達の洗練された演技力は、激しさ、悲しさ、愛おしさなどの気持ちが込められ、それぞれの感情や情熱は舞台から溢れ出し、その迫力ある歌声と演技に、「はっ」と息を飲むシーンがいくつもあった。観客として観るのであれば、きっと釘づけになっていたはず。
それぞれの役には複数の豪華俳優陣がキャスティングされているので、さまざまなキャストの組み合わせで観ると、また違う世界が見えてくるだろう。昨年の青山劇場での公演とは異なる演出もあり、韓国ミュージカルファンにはこれも見所の一つ。
この日の舞台稽古では、ダニエル役をJun.K(2PM)が熱演。Jun.Kは、「今回はミュージカル『Jack The Ripper』のダニエル役を演じることになりました。日本で、ミュージカル俳優として、みなさんに舞台を披露するのは今回が2回目となりますが、良い演技をお見せできるように頑張りたいと思います。愛を追う者ダニエルをお楽しみください。」とコメントを述べている。
ファン待望の2013年の公演の主人公のダニエル役には、今年2月のクモ膜下出血の手術からの復帰第一作となる元祖韓流スターのアン・ジェウク、昨年の『Jack The Ripper』や今年8月に上演の『三銃士』ですっかり日本のファンにもお馴染みとなった韓国ミュージカル界を牽引するオム・ギジュン、そしてチ・チャンウクが韓国公演に引き続き、出演する。
そして、『Jack the Ripper』初出演となるJun. K(2PM)と、昨年に引き続きソン・スンヒョン(FTISLAND)、そしてミュージカルでは歌唱力・演技ともに共演のベテラン俳優に劣らずの実力を持つソンミン(SUPER JUNIOR)の出演も話題になっている。
勿論、シン・ソンウ、キム・ボムレ、チョ・スンチャン、イ・ゴンミョン、ミン・ヨンギ、キム・ジュンヒョン、パク・ソンファンなど実力派俳優も総出演。豪華韓国スターの競演に是非期待したい。
【ストーリー】
1888年、ロンドンを恐怖に陥れたとある連続殺人事件。その残忍な手口と、最後まで犯人が捕まらなかったことから伝説の事件として、125年が過ぎた今もなお語り継がれている。
捜査官アンダーソンは、ホワイトチャペル地域で売春婦だけを狙って殺人を続ける“切り裂きジャック”を追っていた。その残忍な殺人手法からマスコミには公開せずに捜査を進めようとするアンダーソン。ロンドンタイムズの記者モンローは、コカインに溺れるアンダーソンの弱みにつけこみ情報を探る。アンダーソンはモンローに特ダネ記事を提供し、とある事件記事との取引をすることになる。4回目の殺人が起きた日、アンダーソンの前に犯人を知っているという情報提供者が現れる。それは、アメリカから来た外科医師のダニエルという青年である。アンダーソンとモンローは、ダニエルの証言を聞くことになるが・・・
そして病の恋人グロリアを救うために画策する外科医ダニエル。彼を危険な道へといざなう殺人鬼ジャックの正体を、捜査官アンダーソンは突き止めることができるのか?
死を超越した世紀のロマンス。
また今回は11月21日と30日のJun.K(2PM)がダニエル役を演じる公演は、大阪でシアタービューイングを開催することが決まっている。
詳しくはコチラで紹介
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◇ミュージカル『Jack The Ripper』日本公式サイト
◇ミュージカル『Jack The Ripper』韓国公式サイト
◇ミュージカル「2013 Jack The Ripper」メイキング 韓国公式サイトより
◇ミュージカル「2013 Jack The Ripper」Back Stage 韓国公式YouTube
◇ミュージカル「2013 Jack The Ripper」ダニエル役ソンミンインタビュー(SUPER JUNIOR) 韓国公式サイトより