チャン・グンソク、最高の見せ場が登場!チニ決別の言葉…「ファン・ジニ」第9~12話のあらすじと予告動画

2013年11月14日11時30分ドラマ
(c)KBS, Photo Licensed by KBS/KYN

宴にでてコムンゴを奏でるチニ(ハ・ジウォン)の水揚げを申し出たのは、ウノ(チャン・グンソク)の父・キム判事(イ・ヒド)だった…15日放送の「ファン・ジニ」第9話では、ついにチニとウノの初恋に決着がつく!果たしてその決着はどんなかなたちとなるのか?番組サイトには放送予定や作品紹介が、韓国公式サイトでは美しいフラッシュ映像や予告動画、NG集が公開されている。15日~20日までの第9~12話あらすじを紹介。

■キャスト
ハ・ジウォン(ファン・ジニ/チニ役)
キム・ヨンエ(ペンム役)
チョン・ミソン(ヒョングム役)
キム・ボヨン(メヒャン役)
ワン・ビンナ(プヨン役)
チャン・グンソク(ウノ役)
キム・ジェウォン(キム・ジョンハン役)
リュ・テジュン(ピョクケス役)
イ・シファン(ムミョン役)

■第9回 「雨の別れ」
父親であるキム判書が、チニを水揚げすると名乗り出たところに待ったをかけたウノ。ペンム(キム・ヨンエ)は父と闘えと煽るが、結局ウノは父に剣を抜くことは出来ない。こうしてチニはペンムとの勝負に負けてしまう。
だが娘の恋を案じるヒョングム(チョン・ミソン)が、チニとキム判書の座敷に来て眠り薬入りの酒をキム判書に飲ませる。その隙にこの町からウノと一緒に出るよう促す。チニは教坊を抜け、土砂降りの雨の中ウノを待つ。その頃ウノは、母への置手紙を書いていたが、母に気づかれ、母は命を賭してウノを止めようとする。母を死なせることができないウノは…。(この後の説明は下の■見どころで。)

ファンジニ■第10回 「冷たい月」
ウノが死んでから四年。チニはミョンウォルという妓生名で、その名を轟かせていた。だが、ウノが見とれ他の誰にも見せたくないといった舞を、チニは決して舞おうとはしなかった。チニは今も初恋の想いは引きずったままで、ウノとの仲を引き裂いたペンムへの憎しみもいまだ消えてはいない。
そんなミョンウォルは、ウノの命日に自棄になって川へ入り入水自殺を図るが、ある男に助けられる。その男はキム・ジョンハン(キム・ジェウォン)という両班で、明国の外圧から郷楽(朝鮮固有の音楽)を守るという任務を、国王直々に任されるほどの人物だった。
彼は礼曹判書の職に就き、郷楽を廃止しようと考える明の使臣チャンを思い留まらせるため宴を準備するが、チャンの意思は変えられそうにない。その宴に突然、ミョンウォルがコムンゴを持って現れる。しかし、チニはコムンゴではなく、詩で明の使節チャンと勝負することになる。

■第11回 「ふたつの面影」
ミョンウォル(チニ)の詩に感動した明の使節チャンは、彼女の下衣に詩をプレゼントするが、なんとチニはそれを破いて燃やしてしまった。死に値する所業と怒る使節チャンにチニは何と答えるのか?郷楽を廃止しようと考えていた使節チャンだったが、ミョンウォルのこの才知と詩心に感心し、考えを改め朝鮮を後にする。
彼女の手柄に礼を言おうとしたキム・ジョンハンだが、ミョンウォルの素直でない態度を見て思わず手をあげてしまう。だがミョンウォルが抱える苦しみを見て取ったジョンハンは、彼女を気にかけるようになる。ミョンウォルも、ウノの面影とジョンハンの姿が重なって見えてくる。そんなミョンウォルは舞うことを拒み続けてきたが、ペンムに復讐するため、メヒャン(キム・ボヨン)を訪ねて剣の舞を習いたいと願い出る。

ファンジニ■第12回 「剣の舞」
メヒャン(キム・ボヨン)から教えを乞う剣の舞を披露する宴で、ペンムと勝負することになったミョンウォル。ペンムが退妓するか、自分が官婢になるかを賭け、この4年遠ざかっていた舞で勝負することになった。母ヒョングムは、ウノのために封印してきた舞を、ペンムへの復讐のために利用するのをやめさせようとするが、もはやミョンウォルの決心は止めることはできない。
メヒャンはミョンウォルの才能に目を付け、彼女に付きっ切りで特訓を課す。日ごとに上達していくミョンウォルを目の当たりにし、始めは嘲笑って女楽や松都教坊の妓生たちはその成長ぶりに愕然とする。そしてそんな彼女に一泡吹かせようと一計を案じる。ある夜、何者かが妓生生命を絶とうと、稽古に励むミョンウォル目掛けて丸太を放つ。彼女を気にかけてその様子を見ていたジョンハンが気付き、彼女をかばう。

■見どころ※第9話のネタバレあります。気になる方は視聴後チェックを。
今回最高の見どころは、第9話のウノの死への旅立ちのシーン。会えないチノを想いながら、だんだん命が尽きていくチャン・グンソクの演技が凄い。自分では歩くこともできなくなったウノが、それでもチニに会いに行こうと、下男に負ぶって連れて行ってもらうシーン、もはやこの世のものをとらえることのできない彼の瞳は、チノの姿しか見えないのだろう。このチャン・グンソクの演技は、亡骸となって棺の中に納められても感じられるほど。そんなウノの棺は、家門の恥と葬儀さえ出してはもらえぬまま下男のトクパルたちによって葬られるのだが、棺を乗せた荷台がチニのいる教房の前に来ると、まったく動かなくなる。まるで、チニへの想いの重さを確かめるように…。そんなウノの棺にチニがそっと手を添え声をかける。すべてをあきらめ初恋の人を見送るチニの切なすぎる初恋の終わりのシーンは、ドラマ前半最高の見せ場なので決してお見逃しなく。

BSフジでの放送は、月~金曜日の毎朝10時30分から放送。番組サイトには放送予定や作品紹介が、韓国公式サイトでは美しいフラッシュ映像や予告動画、NG集が公開されている。
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★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

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