沢尻エリカ、“悪女”の次は“いい子”でドラマ復帰?18日、「時計屋の娘」を放送!予告動画公開中-TBS
2012年4月30日に放送したドラマ特別企画 「悪女について」以来、1年半ぶりのドラマ復帰となる沢尻エリカ主演のドラマ「時計屋の娘」が、本日18日(月)よる9時からTBSにて放送される!スタッフは前回と同じ、プロデューサー・八木康夫、脚本家・池端俊策、番組公式サイトに予告動画が公開されている。
「時計屋の娘」は、時計職人・秋山守一(國村隼)とその前に突然現れた若い娘・宮原リョウ(沢尻エリカ)との心の交流を描いたドラマ。22日(金)には、BS-TBSにて19時から放送され、同局の「平成25年度文化庁芸術参加作品になっている。
ドラマの見どころは、前作でスキャンダラスな悪女を演じた沢尻が、今作では朗らかで芯が強い“いい子キャラ”を演じるところ。かつての秋山の恋人の娘だというリョウが、本当の娘なのかという謎を残しつつ、次第に心を通わせていく二人の姿。物語が進みながら若き日の秋山とリョウの母親・知花子との恋の行方も明らかになり、二人の出会いと別れが切なく綴られていくのも見どころだ。
■あらすじ
地方のある時計店の店主、秋山守一 (國村隼) の元に、ビンテージものの時計の修理に、宮原リョウ (沢尻エリカ) という若い女性が訪れる。その時計は、石巻で美容師をしていて、二年前、津波に襲われたリョウの母親の形見だという。
その時計に見覚えのあった秋山は、リョウの母の名が 国木知花子 (木村文乃) だと知り驚いた。知花子はかつての秋山の恋人で、時計は秋山からのプレゼントだった。
リョウは知人の保証人となっていた知花子の負債がもとで、取り立て屋に追われているというリョウをしぶしぶ同居をすることに。リョウは秋山が自分の父親なのではないかと期待しており、秋山はそんなはずはないと思いながらも複雑な心境で暮らし始める。
その頃、町内では文化センター建築を巡り、人々の心の支えになっている欅を切るかどうかで意見が分かれていた。面倒見のよい近所の植木屋、花村司 (桐谷健太) は、町内会の見回りで時計屋に出入りしており、リョウに興味津々だ。
秋山はリョウを悩ませている母親の負債を返済するために、リョウが持ち込んだ時計を修理してコレクターの 友保 (小林稔侍) に売却することを提案し、難儀な仕事に取り組むのだったが…
ドラマの中で、象徴となるのが日本の欅(けやき)の木。欅は、ニレ科ケヤキ属の落葉高木で、家具・建具等の指物や日本家屋の建築材や、並木としても愛されており、日本では多くの自治体が“県の木”“市の木”としてこの欅を指定している。本作では、秋山が生活する町内と、リョウが母親と暮らしていた石巻、両方の土地にそれぞれに聳えるこの欅の木が、人々の心の支えになり、優しく人々を見守り、登場人物たちの希望と復興の象徴として印象深く描かれる。
ほのぼのとハートフルな「時計屋の娘」は、18日夜9時からTBSにて、22日夜7時からはBS-TBSにてそれぞれ放送。予告動画は公開されている。
◇TBS「時計屋の娘」番組公式サイト
〈hr〉