最高レベルの外科手術と最先端の再生医療を無事成功させた前回の第4話では、藤吉圭介(佐々木蔵之介)がL&P病院へ引き抜かれ、加藤晶（稲森いずみ）も…朝田龍太郎(坂口憲二)たち新チームドラゴンは次々と仕掛けてくる野口賢雄（岸部一徳）と岡村征（高橋克典）に立ち向かうことができるのか？今夜6日（木）放送の「医龍4～Team Medical Dragon～」第5話では、荒瀬門次（阿部サダヲ）が狙われる！第5話あらすじと予告動画公開中。

前回のスーパー医療特区発表記者会見では、相変わらずの岸部一徳の怪演が目をひいたが、この記者会見で、チームドラゴンのメンバー達も、野口の狙いにやっと気づくことになった。

■前回あらすじ
朝田龍太郎(坂口憲二)たちチームドラゴンで挑んだ拡張型心筋症の富田加奈(玉野るな)の手術は、藤吉圭介(佐々木蔵之介)が研究していた心筋シートが使用できたことで無事終了。野口賢雄(岸部一徳)と岡村征(高橋克典)はそれを大々的に報道し、世界最先端の治療を臨床試験として行える“スーパー医療特区”となったL&P病院が世界進出を果たすための手段の一つとして利用していた。
心筋シートを使う代わりにL&P病院の研究員となった藤吉の研究室に岡村がやってきた。岡村は、藤吉により多くの患者を救うためにアメリカに渡って欲しいと打診。戸惑う藤吉は…。
そのころ、桜井総合病院に出前を持ってきたアフリカ人のカビルが腹痛を訴えて倒れ、虫垂炎だとわかり手術をすすめるが、お金も時間もないと断。そんなカビルのため、朝田たちは術後の負担が少なくなるように最小限の麻酔や切開で手術を行うことに。
一方、L&P病院のアフマドはロボットによる手術が行われた。虫垂炎の手術は無事に成功するが、術前検査で異常が発見され…。
そんな折、岡村は研修医の早川昭吾（柄本佑）に桜井総合病院へ研修に行くようすすめる。さらに岡村は加藤晶（稲森いずみ）も呼び出し…。

■第5話
朝田龍太郎（坂口憲二）は、荒瀬門次（阿部サダヲ）から桜井修三（平幹二朗）の体重が急速に落ちていることを指摘され、検査を勧めることに。一方、岡村征（高橋克典）の誘いでL&P病院へ移った加藤晶（稲森いずみ）のところへやってきた鬼頭笙子（夏木マリ）は岡村には秘密があると告げる。
そんな中、桜井総合病院に患者が移りつつあることを危惧した羽垣院長は、大動脈弁置換術のオペ時間の最短記録更新で挽回しようともくろみ、最高のスタッフを用意するように指示を出す。そして岡村に、優秀だと評判の桜井総合病院にいる麻酔科医の荒瀬を連れてくるように命令する。
桜井院長から、岡村の要請を聞いた荒瀬は断ろうとするが、執刀医が羽垣と聞き驚く。実は、15年前、羽垣は荒瀬の忠告に耳を貸さずに患者を死亡させたあげく責任を麻酔科医に押し付けていたのだ。話を聞いた朝田は今の荒瀬なら患者を救えるはずだと助言、荒瀬は患者のためにオペに参加することを決意。
患者は７歳の山城蓮。経食道エコーを見ていた荒瀬は、重大な症状を発見。予定しているオペでは蓮を救えないと木原毅彦（池田鉄洋）に訴えるが、院長の診断に異論は唱えられないと一蹴されてしまう。荒瀬は蓮の母親のもとへ行き、セカンドオピニオンを受けるように勧め、朝田を紹介する。

鬼頭笙子（夏木マリ）の言う岡村の秘密とは？そして、荒瀬は無事に手術を終わらせることができるのか？「医龍4」は、毎週木曜日夜10時からフジテレビで放送。予告動画は公式サイト「物語」で視聴できる。

◇フジ「医龍4」番組公式サイト