先に希望がないのに命を伸ばすのも、“助ける”なのか…?関ジャニ∞・大倉忠義主演「Dr.DMAT」第6話 予告動画-TBS

2014年02月13日09時40分ドラマ

木曜劇場「Dr.DMAT」第6話も目が離せない!何故か延命治療を拒否する土屋(小倉一郎)という男の出現で、響(大倉忠義)の精神感が変化…?植物状態の妹・春子(瀧本美織)は、本当に生きたいの?先に希望がないのに命を残すのは、本当に助けることになる…?「Dr.DMAT」第6話は13日(木)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開されている。

ある日、道端で倒れていたという男・土屋(小倉一郎)が有栖川病院のERに運び込まれた。響(大倉忠義)たちが処置をしていると、さらに交通事故で右腕を開放骨折した明日香(徳永えり)という女性も運ばれてきた。土屋は通院記録があり、カルテによれば末期の胃がん。明日香の腕も重症で接合手術は成功したが元通り動く可能性は低い。当座の処置が終わった2人はICUの同部屋に運ばれることに。
翌日、意識を取り戻した土屋は様子を見に来た響に今すぐ退院したいと申し出る。担当医から提案された延命治療も拒否したようだ。なんでも、土屋は家族経営の町工場の資金繰りが悪く今すぐにでも金策に走らなければならないという。土屋の言葉に生きる希望を感じた響は担当医に掛け合うと約束するが、当然退院の許可は下りない。数日後、明日香は自分の右手が思うように動かないと知ってしまった。バイオリニストになる夢が絶たれたなら事故で死んでいればよかったと絶望を隠せない。
一方、土屋も妻から工場を閉めようと提案される。生きる希望を失った2人はお互いの境遇を思い意気投合する。
そして土屋は明日香の助けを借り、黙って病院を抜け出し工場に向かう。社長の突然の帰還に工場の職人たちは驚くが、土屋は今までどおり働くよう指示を出す。しかし、明日香がその場を離れようとしたその時、めまいを起こした土屋が機械に倒れこみ機械や器材の下敷きになってしまう。
2人の行方を捜していた響は事故の報を聞き工場に向かう。工場では土屋が機械に膝から下を挟まれ胸にも傷を負っていた。息も絶え絶えの土屋はどうせ死ぬから放っておいて欲しいと響に頼む。明日香も本人が言っているのだから死なせてあげたいと同調する。響の決断は…。

いよいよ第6話。響がERに移動してからはドラマ自体にもテンポが出てきて、医療ドラマとしても非常に楽しめる内容になってきた。
さて、先週はベールに包まれていた看護婦長・長谷川(麻生祐未)がシングルマザーであることが判明。彼女の人間らしい一面が垣間見え、DMAT隊員たちに親近感を覚えられるような内容だった。
今回、響が迫られることとなるのは、望まない生。人間が人間としての尊厳を持って死に臨むいわゆる尊厳死、という言葉が一般的に使われるようになった現代。医療技術が向上するなかで、延命治療をどこまでやるのか、というのが医師の悩みの種になっていそうだ。植物状態となっている響の妹・春子。ギリギリのところでつながれている彼女の命に、響がくだす決断とは。

「Dr.DMAT」第6話は今夜9時から放送。予告動画は番組サイトで公開されている。

Dr.DMAT│TBS

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