交流重賞「第16回黒船賞」枠順決定、当日生中継!

2014年03月15日16時50分スポーツ

交流重賞「第16回黒船賞(JpnIII)」(3月18日、高知1400m)の枠順が発表された。春の単距離交流重賞。
出走馬12頭の内訳は、高知4頭、JRA5頭、他地区3頭。実績馬と好調馬の対決。
JRAのドリームバレンチノは、初ダート、初交流重賞となった「JBCスプリント(JpnI)」(金沢1400m)で0.3秒差の2着に入ると、続く「兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)」(園田1400m)で3角先頭から0.6秒差1着と快勝した。「根岸ステークス(GII)」(東京1400m)は0.4秒差8着と僅差だし、「フェブラリーステークス(GI)」(東京1600m)0.7秒差9着は距離が長かった。好調子をキープしており巻き返せる。
JRAのセイクリムズンは、JBCスプリント0.4秒差3着、根岸ステークス0.7秒差12着で、ドリームバレンチノとの着差は0.1秒と0.3秒と僅差。交流重賞を4連勝した2012年春の勢いはないのは確かだが、8歳になっても実力はそれほど落ちてはいない。このレースは、2012年、2013年と連勝しており、3連覇がかかる一戦。好レースは間違いないところ。
高知のエプソムアーロンは、JRA、南関東を経て、2013年から高知に転入。一時期、兵庫にも籍を置いたが、高知移籍後は13戦10勝2着1回と抜群の成績を誇る。3走前の兵庫ゴールドトロフィーでは、0.6秒2着と善戦し、続く「大高坂賞」(高知1400m)1.1秒差、「オッズパークグランプリ」(笠松1400m)0.3秒差1着と貫録勝ちしており、ここも上位争いできる。
JRAのダイショウジェットは、この9戦はすべて交流重賞に出走し、2、4、4、5、6、4、6、5、3着と、常に掲示板圏内をうかがう成績を残している。既に11歳となっているが、堅実な末脚は健在だ。このレースは、2012年が0.0秒差3着、2013年が0.1秒差2着と相性がいい。勝ち負けまでは厳しいものの、他馬次第では3着も十分に望める。
JRAのセレスハントは、ここ3走はJRAのオープン特別と重賞に出走し、中位まま、後方ままというレースが続いており、前走の根岸ステークスも1.2秒差の13着と完敗している。それでも、6走前には「北海道スプリントカップ(JpnIII)」(門別1200m)を0.3秒差で制しており、まだまだ侮れない。3着争いなら加われる可能性もある。
JRAのティアップワイルドは、兵庫ゴールドトロフィー1.5秒差4着、根岸ステークス1.6秒差15着と、ここ2走は有力馬すべての後塵を拝している。昨年のこのレースで0.5秒差の3着に入るなど、交流重賞2勝を含む7戦連続掲示板と大活躍した面影がない。それでも、まだ見限ることはできないし、3着争いの一角には入れる。

「黒船賞」枠順
レース当日の生中継