謎の絵の中に見た“何か”とは?有村架純に危険が!西島秀俊主演「MOZU」前回おさらいと第5話あらすじ、予告動画‐TBS
警視庁の特別監察官・津城俊輔(小日向文世)と手をくんで爆弾事件の真相を暴くことにした倉木(西島秀俊)は、大杉(香川照之)と美希(真木よう子)と一緒に捜査に乗り出すことになる…前回の復習と第5話あらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。今夜はいつもより30分遅く夜9時30分から放送なのでご注意を!
■前回の復習
別居中の妻と暮らす大杉(香川照之)の中学生の娘・大杉めぐみ(杉咲花)が同級生と一緒に補導された。引き取りに行いった大杉は、仲間たちの前で娘を叱りつけた。
翌日、入院中の倉木(西島秀俊)を訪ねた大杉は、美希(真木よう子)が警察内部を調査する警視庁の特別監察官・津城俊輔(小日向文世)とつながっており、美希に情報を小出しにさせ、自分たちをコントロールしていたことを教えた。大杉は、津城が爆弾事件に警察内部が絡んでいると考え、自分たちを駒として使い、身の危険を感じた者たちが倉木を襲ったのだと理解した。倉木は、「このままこの事件にかかわると大杉の家族も犠牲になる。手を引くなら今だ」と告げた。
翌日、大杉は、今度はめぐみの万引きの疑いでとあるスーパーに呼び出された。めぐみは万引きを否定するが、大杉は聞く耳を持たない。険悪なままで娘と別れた大杉を記者が呼び出した。記者は、めぐみの万引き補導を嗅ぎ付け、これをネタに公安の刑事の倉木警部が爆弾事件で行きすぎた捜査をしている証拠として、倉木のコメントを録音するように脅した。
予定より早く退院した倉木を車で待ち構えていたのは大杉だった。大杉は沈鬱な表情のまま倉木に無茶な捜査をする理由を聞き、倉木は「妻が爆弾事件にこきこまれた真相を知るためなら何でもやる」と答えた。今度は大杉が答える番だ。なぜ公安を嫌うかという倉木の質問に、2年前の事件を話した。2年前、銀行マンの幼い娘の餓死事件があった。マスコミは、妻による虐待として大きく取り上げたが実際は違った。娘は拒食症で、妻は必死に食事をとらせようとしたが受け付けず、そのまま死んでしまったのだ。倉木はこの事件に本庁からの応援で駆けつけ、母親の取り調べを担当。ところがこの母親は、めぐみの友達で、めぐみは必死にその母親の無実を叫んだが、公安から、母親が妙な新興宗教の信者だと吹き込まれていた大杉は取り合わなかった。そして母親は取り調べ中に自殺。これ以降、めぐみは大杉に心を開かなくなった。車中での会話を録音していた大杉は、倉木を送り届けた後、ICレコーダーを壊した。
めぐみは、友達の証言から先日の万引きが自分を嫌う人間による嫌がらせだと分かり、来合わせた美希に父・大杉に伝えてほしいと頼んだ。
夕方、美希は倉木と大杉を料亭に呼び出し、新谷和彦(池松壮亮)は殺し屋ではなく、仕事を請け負うだけで、実行者は妹・ヒロミだと打ち明け、爆発事件の日、自分が追っていたのはヒロミだったと告げた。その後、津城が現れ、倉木と大杉に爆弾事件解決のために手を組もうと提案し、東(長谷川博己)のバックにいるのが公安警察で、自分は公安内部を調査していると明かした。
大杉はめぐみに会い、防犯カメラを調べた結果、犯人じゃないと分かったこと、これからは娘を信じると謝罪。そして、警察官の自分のために嫌がらせを受けても負けるなと言い、めぐみも父を許した。
一方、雑踏の中、新谷(池松壮亮)はフリーラーターの中島葵美(有村架純)と待ち合わせしたが…。
■第5話あらすじ
フリーラーターの葵美(有村架純)と待ち合わせしている新谷(池松壮亮)は、中神(吉田鋼太郎)の部下に拉致され、ICチップの在り処を吐くよう、厳しい拷問を受けていた。しかし記憶が戻らない新谷には、答えようがない。
一方、津城(小日向文世)たちと手を組んだ倉木(西島秀俊)と大杉(香川照之)は、爆発事件に居合わせた高校生・南貴之(染谷将太)が撮影した映像を観る。そこには、瓦礫の中で泣いている少女と、その少女の見つめている先にある“何か”が映されていた。この映像が公安によって隠蔽されたと考えた倉木たちは、その“何か”が重要な証拠になるのではと考え、少女のいる療養施設を訪ねる。謎の絵が描かれた画用紙が散乱する中で、少女は未だ絵を描き続けていた。できた、と少女は言うが、どの絵も何が描かれているのか全くわからない。しかし思い立った倉木が少女の絵を床に並べていくと、大きな1枚の絵が現れる。そこに描かれていたのは、ある不気味な光景だった…。
一方、東(長谷川博己)は、新谷が葵美(有村架純)に会おうとしていたことに気づき、葵美を新谷の前に連れてくるよう中神に命じる。
その頃、津城たちもまた、防犯カメラの映像から葵美にたどり着いていた。新谷と接触した彼女には危険が及ぶ可能性が高い。倉木・大杉・美希(真木よう子)の3人は、即座に葵美の保護に向かうが、東の手先たちは葵美に迫っていた。葵美が連れ去られるのをすんでの所で阻止し、追ってくる男たちをなぎ倒しながら逃げる倉木たち。
しかしそこに、中神が立ちはだかり…。
ストーリーが複雑なためか、リアル視聴より録画視聴が多いようで、視聴率は伸び悩んでいるものの、書籍の売れ行きが凄いことになっている。TVドラマ化を発表した昨年10月当時、「百舌」シリーズ5作の総計売上は70万部だったが、4月末現在、シリーズ5作の総計売上が140万部と倍増し、まもなく総計150万部に迫る勢いだ。また、ドラマ版「MOZU」の出演者の西島秀俊、香川照之、真木よう子の番組メインビジュアル写真を使った新装丁版(シリーズ1「百舌の叫ぶ夜」、シリーズ2「幻の翼」、シリーズ3「砕かれた鍵」)は、3月下旬に発行して以後の売上の増加はすさまじく、旧装丁のシリーズ4「よみがえる百舌」、シリーズ5「のすりの巣」の売上も勢いよく増加している。6月からはWOWOWで、1年後が舞台の「MOZU Season2~幻の翼~」が始まるだけに、書籍の方の売れ行きは今後もますます上昇するだろう。
「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」第5は、5月8日木曜日夜9時30分からTBSで放送。予告動画は、番組公式サイトおよびYouTubemozu.tvで視聴できる。 また、TBSオンデマンドおよびGyaO!ストアで見逃し配信も開始中!
※西島秀俊、香川照之、W主演の「ダブルフェイス」は、現在Huluにて大好評配信中!2週間無料視聴できる⇒Huluで今すぐ視聴!今なら無料視聴実施中!
◇TBS「MOZU」番組公式サイト
◇YouTube|mozu.tv