住友生命、新CMキャラクターに深津絵里を起用しTVCMを公開

住友生命保険は、新CMキャラクターに深津絵里を起用し、同社のコンサルティングサービスである「未来診断」をテーマとしたTVCM「あの人の教育」篇を公開した。
同サービスは、現在の収入・支出や将来の収支計画などをもとに、「万一」、「介護」時はもちろん、夢や明るい未来を実現するために必要な備えなど、様々なシミュレーションができるコンサルティングサービス。同社営業職員が出向き、「SumiseiLief」を使って分かりやすく実施する。
TVCMの舞台は、誰もが知っている昔話「かぐや姫」の世界。ライフデザイナー役の深津絵里が「もうどちらかお分かりなんですか?」と、光る竹をいとおしそうに見つめる竹取の翁夫婦に声をかける。
妻が「予定では女の子と・・・」と答えると、深津絵里は「楽しみですね。お子さまおひとりが大学をご卒業されるまで、どれくらいの教育費が必要とお考えですか?」と淡々とコンサルティングを続けていく。
夫が「考えたことなかったな」と言うと、深津絵里は「大学まですべて国公立だった場合の概算です」とタブレットの画面を見せる。
夫が「これ私立だと、また変わりますよね?」と聞くと、深津絵里は「変わってきますねぇ。どのあたりから?」と逆に問い返す。
夫が「どの辺?」と妻に聞くと、妻は「たとえば、中学から私立とか・・・」と言うと、夫は「妻も女子高だったんで・・・」と付け加える。
深津絵里が「こんな感じです」と診断結果をタブレットの画面で見せると、夫は「これ、触ってもいいですか?」と興味津々な様子で、深津絵里も「どうぞどうぞ」と勧める。
撮影は、「かぐや姫」が誕生する直前のお話で、映画『寄生獣 PART1』が12月に公開される深津絵里が竹取の翁夫婦に同サービスでコンサルティングするという設定だけに、イメージに合う竹林を求めて九州のとある里山でロケが行われた。
竹林に突如現れる光る竹は美術さんが制作した小道具だが、雰囲気は竹取物語の世界そのもの。
前日までの雨で現場はぬかるみ、やぶ蚊も大量発生という厳しい撮影環境だったが、深津絵里と竹取の翁夫婦役の2人の息もバッチリで、テンポよく撮影が進んだ。
深津絵里の共演者のセリフ回しも考えた完璧な演技、共演者やスタッフへの気配りなど、現場は彼女にどんどん魅了されていく。CMの中で繰り広げられる3人の絶妙な掛け合いは、彼女の女優魂と優しさから生み出された世界だった。
◇住友生命「未来診断」CMギャラリー