絶対的な悪VS絶対的な正義!小栗旬主演「BORDER」最終回ゲストは大森南朋!あらすじと予告動画

2014年06月05日09時49分ドラマ

同じようなストーリー展開が一度もなかった!死者が出て来て犯人を教えるという掟破りのありえない刑事ドラマだが、その計算しつくされた脚本と出演陣の熱演で妙にリアル感があり、回を重ねるごとに評判と視聴率を上げて来た「BORDER」もいよいよ今夜5日が最終回…ゲストに大森南朋を迎え、石川(小栗旬)は8歳のいたいけな少年のために絶対的な悪に挑む!番組公式サイトで予告動画が視聴できる。

前回は、石川銃撃の理由が明かされた回だった。
 元刑事・荒木(飯田基祐)が射殺される事件が起きた。その手口が、石川が頭に被弾した時に捜査していた元警察官・植田(小村裕次郎)銃撃事件と酷似しており、石川は真相解明に動き出した。そして、2人がかつて組織犯罪対策部第五課で同僚だったことを知り、事件につながる接点がないか探り、荒木が10年前から違法行為に手を染めていた可能性をつかんだ。しかし、上司の市倉(遠藤憲一)から捜査を止められた。
 そんな中、石川は情報屋の赤井(古田新太)から2人が10年前に麻薬密売組織の一斉捜査に関わり、現場から1億円以上の金が消えたという噂が流れていたと聞く。そして現場には死亡した2人以外に、3人がいた。そのうちの一人に接触するが、またしても銃殺。そして残り2人は石川のよく知る人物だった。
 石川の頭にある銃弾が犯人特定の証拠になるからと、石川は頭の銃弾を取り除く手術をするためと、休暇を願い出た。これは、犯人逮捕のために石川が仕掛けた罠だった。期待通り、危険な手術を止めるという理由で、鴨川と市倉がやってきた。石川は銃口を二人に向けてどちらが犯人か激しい口調で詰問。その時、死者・酒井が出現。犯人は鴨川だった。
 なにも証拠がないことをいいことに鴨川が事件の真相を語った。そして石川を撃った理由も。その理由とは、酒井との待ち合わせ場所にたまたま石川が通りかかったから…。証拠がないとうそぶく鴨川だったが、この告白をちゃんと立川(青木崇高)が録画記録していた。しかし、石川は鴨川の告白の前からちゃんと市倉を信じていた。

前回は、石川が銃撃された理由が明らかになると言うことで、いったいどんな理由があったのか注目したが、「ただそこを通ったから」という理由に、またまた金城一紀にしてやられたと思った視聴者も多かったのでは?おまけに、市倉を信じた理由が家庭ごみを出している姿とは。まったく気が抜けないドラマだ。

■第9話「越境」あらすじ
 休日のショッピングモールで、行方不明になった8歳の少年が、翌日遺体で見つかる。捜査は市倉(遠藤憲一)班に引き継がれ、石川(小栗旬)、立花(青木崇高)らが捜査を開始。いっぽう、検視を担当した比嘉(波瑠)によると、死因は舌骨の骨折による窒息死の可能性が高いとのことで、犯人は医学的知識を持った人間と推定された。
 その後、誘拐現場を調べていた石川の前に死者の少年が現れ、犯人は「オモチャ屋のお兄さん」という決定的な証言を得る。その頃、詳しい検視を行っていた比嘉は、少年の胸にアルファベットの「A」の文字が、唾液で書かれているのを発見。しかし検査の結果、それは非分泌型の唾液で、DNAを検出できないものだと分かった。一切証拠を残さず、殺しを楽しんでいるかのような犯人に、石川は怒りをたぎらせるが…!?
 少年の発言から捜査を進めた石倉は、玩具会社の社員・安藤(大森南朋)を犯人と疑う。しかし証拠がまったく見つからない。石川は安藤逮捕のためにスズキ(滝藤賢一)を使うが…。

最終回で石川が戦うのは、大森南朋。共演は初めてだが、小栗と大森はよく一緒に飲むなど、プライベートでは普段から交流を深めている間柄。お互い共演を望みながらもなかなか実現できないでいたという二人。やっと共演できた飲み友は絶対的悪を追及する役!こんな形では共演したくなかったという二人の会話は、番組公式サイトの「NEWS」で確認できる。

ところで、最終回は、ドラマ冒頭で警視庁特殊捜査班(SIT)が登場する。SITと大森とくれば、思い出すのは前クールのヒットドラマ「S-最後の経験」。このドラマでは大森は、部下思いの正義感溢れる警視(相当の身分)役を担当した。最後のゲストにまでこだわった「BORDER」最終回は、今夜5日夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで、その他の特別動画はYouTube特設サイトで視聴できる。前回見逃した方は、テレ朝動画およびGyaO!ストアで見逃し配信している。

【2014年春ドラマを一挙紹介】 【各話のあらすじ】


テレ朝「BORDER~警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」番組サイト
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