江戸時代の織姫と彦星…抜け忍と侍の愛の行方は? 6日、NHKBS時代劇「妻は、くノ一~最終章~」第3話あらすじと予告動画

2014年06月06日09時30分ドラマ

「妻は、くノ一〜最終章〜」がNHK BSプレミアムにて放送中だが、登場人物の役名から察しがつくように、七夕の伝説、織姫と彦星になぞらえどんなに愛し合っていてもお互い近づくことができない、相手を想えば想うほど2人の距離が広がってしまう…そんな切なくも愛おしい夫婦愛を歌舞伎俳優・市川染五郎と瀧本美織の好演で綴る物語!6日(金)は、刺客に襲われた傷も癒えそっと陰から彦馬(市川)を見守る織江(瀧本)が、彦馬を慕う女性の存在に気づいてしまう…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

■これまでのあらすじ
偽りの結婚だったが、本当に愛してしまった夫・雙星彦馬(市川染五郎)のため、抜け忍となった織江(瀧本美織)。その織江を追って江戸に出てきた元平戸藩士・彦馬。寺子屋の師範をしながら織江を探し続けている。
前藩主・松浦静山(田中泯)は国禁を犯して外国との貿易をすべく、密かに外洋船:天竺丸をつくり、その船長に彦馬を任命した。出港は3ヵ月後、それまでに妻・織江と再会し2人一緒に旅立ちたいと願う彦馬…。
彦馬の養子・鴈二郎(梶原善)は静山の特命を受け長崎へ行き、シーボルトから外国への寄港を求める書状もらい受けた。しかし江戸へ持ち帰ったのだが、上司のお庭番・川村(和田聰宏)が放った手下に鴈二郎は殺害され、書状は川村の手に渡ってしまった。
一方、織江は川村が放った刺客に追われ深い傷を負ってしまった。運良く漁村で働くおつる(松尾れい子)に救われ、しばらく面倒を見てもらうこととなる。

■第3話「届かぬ想(おも)い」あらすじ
幕府の動きをみて、天竺丸の出港を早めようとする静山。しかし彦馬は織江と再会できずにいる。体の傷が癒えた織江は、密かに彦馬のことを見守っていたのだが、静山の一人娘・静湖(マイコ)が、彦馬へ想いを寄せていることに気づいてしまう。自分は追っ手に負われる身、彦馬のためにも自分は身をひいたほうがよい、彦馬は静湖と一緒になれば幸せになると、織江は思うのだが……。
その頃、彦馬は静山から平戸へ向かうよう命じられる。
はたして織江と彦馬、2人の運命はいかに……いつの日か、再開することができるのだろうか……。

主役の市川染五郎、瀧本美織のほか、ハリウッド映画にも出演、近年プチブレーク(?)している田中泯、次世代を担う若手俳優の和田聰宏、脚本・演出家としても活躍している宅間孝行といった、NHKドラマにしては異色の顔ぶれ。既存のNHK時代劇とはひと味違ったキャスティングにも注目だ!

「妻は、くノ一〜最終章〜」第3話は、6月6日(金)午後8時より、NHK BSプレミアムにて放送。再放送は同じくBSプレミアムにて、6月8日(日)午後6時45分より放送。

BS時代劇「妻は、くノ一」
NHKオンデマンド

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