最終回前話となった今夜10日の「ブラック・プレジデント」は、杏子（黒木メイサ）が見合いをすることに！そんな杏子の見合いを壊そうと三田村（沢村一樹）が見合いの席に乗り込む！果たしてその真意は…第10話あらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、杏子（黒木）のゼミの同級生の田島が、就活に苦労する学生たちを食い物にするのを黙視できない三田村が、模擬面接会場に乗り込み田島の裏の顔を暴露すると言う展開だった。その三田村の姿やこれまでの彼の言動から、杏子は、三田村の考えが一概にブラック思想とも思えず、「ブラック企業暴露本」の出版をあきらめようとする。だが、そんな杏子に三田村は、ブラック企業の暴露本に協力すると言い出した。

■第10話
杏子（黒木）は暴露本の協力を得ようとさっそく三田村（沢村）を飲みに誘う。深夜、三田村が、酔った杏子を自宅まで送り届けると、そこには杏子の母親・彩子（戸田恵子）が。杏子は新潟の由緒ある寺のひとり娘で、杏子に養子を迎えて寺を継がせようと、彩子は見合いをさせようとやってきたのだった。もちろん、三田村は関係を否定するが、その言葉がかえって彩子の疑惑を強めてしまう。
翌日、杏子は誤解を解こうと、三田村を呼び出すが、三田村はいつも通り金の話ばかり。仏教の教えを持ち出して諭すが、三田村は宗教をビジネスに持ち込めないかと言い出す始末で、彩子は煩悩のかたまりだとあきれ顔。
ところが、そんな三田村が健康診断で問題が見つかり、再検査を受けたことで人生を省みる。改めて仏教の本を読んですっかり感化され、別人のように穏やかな男に豹変し、真理（国仲涼子）や百合（門脇麦）ら周囲を面食らわせる。
一方、若い僧侶と見合いをした杏子は、仕事にかける自分の情熱にも自信を無くし、結婚に心が傾き始めていた。それでもやりかけた暴露版だけは形にしたいと、原稿を三田村に託す。その原稿を読んだ三田村に、ある感情がわき起こり…。
いよいよ、見合いの返事の日。相手を前に杏子が結婚を承諾しようとしたそのとき、三田村が乱入！ブラック企業の問題に真剣に取り組もうとする原稿から学問への情熱が伝わってきたと杏子に告げ、「好きなことならとことん貫け！」と叱咤する。その言葉を聞いた杏子は縁談をキッパリと断ると、「私…この人が好きだから！」と三田村の胸に飛び込む。
だがこの愛の告白は、彩子に結婚を断念させようと杏子が咄嗟に思いついた芝居だった。教員を続ける決意を固める杏子。一方、三田村は憑きものが落ちたように“煩悩の人”に逆戻りして…。

「ブラック・プレジデント」は、フジテレビ系にて毎週火曜日夜10時より放送。第10話は今夜10日より放送、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
公式サイトでは、自分のやり方を信じて突き進む三田村の、ブラックな言動のあれこれを支持するかどうかの投票と、結果発表をしているのでチェックしてみては？

◇フジ「ブラック・プレジデント」番組公式サイト