高句麗万歳、テ・ジョヨン将軍万歳!字幕版「大祚榮(テジョヨン)」第106~110話あらすじと予告動画-BSジャパン
BSジャパンにて12:57~14:02に放送のチェ・スジョン主演の歴史エンターテインメント超大作「大祚榮(テジョヨン)」、明日6月11日(水)から17日(火)まで第106話~110話までのあらすじを紹介、韓国KBS番組サイトで予告動画が視聴できる。
【「大祚榮 テジョヨン」を2倍楽しむ】では、ドラマの背景やキャストの魅力、豆知識、放送にあわせて各話のあらすじを紹介するのでお楽しみに。
■キャスト ⇒人物相関図(BSジャパンより)
・テ・ジョヨン(ケドン)役:チェ・スジョン
・テ・ジュンサン役:イム・ヒョク
・ヨン・ゲソムン役:キム・ジンチ
・イヘゴ役:チョン・ボソク
・チョリン役:パク・イェジン
・スギョン役:ホン・スヒョン
・ミモサ役:キム・ジョンヒョン
・コルサビウ役:チェ・チョルホ(チェ・チョロ)
・フクスドル役:キム・ハクチョル
・ソリンギ役:イ・ドクファン
■第106話
安市城から抜け出して来た高句麗の民たちを問い質してみると、彼らは家族を人質にとられてテ・ジョヨンを騙すためにやって来たのだった。テ・ジョヨンは彼らが城内に戻って罰せられないように、言われたとおり、満月の夜に南門を攻めると言って彼らを帰そうとした。しかし、その中の代表者が北門を開け城内の民を避難させておくから、そこから攻めるようにと申し出た。安市城にもどった彼らは、城主と加勢の唐の将軍チャン・ヒョヌにテ・ジョヨンを騙せた旨を報告した。翌日、チャン・サネがテ・ジョヨン陣営に来た。契丹兵を借り、援軍として送れるということだったが、テ・ジョヨンはそれを断った。テ・ジョヨンは、安市城は高句麗の聖地、契丹国の手を借りず高句麗人だけで征伐を成し遂げたかった。その契丹国皇宮は、コムがテ・ジョヨンの子であることを知り、騒然としていた。テ・ジョヨン軍が安市城北門に集結し総攻撃が始まった。南門から来ることを想定していた安市城の唐軍はあわてふためいた。しかも、城内の高句麗人が暴動を起こし北門の唐軍に向かっていった。門が開けられ、テ・ジョヨン軍がなだれ込んだ。テ・ジョヨン軍の大勝利である。しかし犠牲者も多かった。だが民たちは皆喜び、「高句麗万歳、テ・ジョヨン将軍万歳」の声は遠くまでこだました。このテ・ジョヨンの勝利をソリンギから聞いた則天皇帝は、怒りのあまりその場に倒れた。一方テ・ジョヨンは、引き出された安市城城主が裏切った民の家族全員を殺したと聞いた。怒ったテ・ジョヨンは城主に向かって刀を振り下ろしとどめを刺した。
■第107話
遼東城を手に入れた数日後、テ・ジョヨンは高句麗の民を迎えに契丹国営州へと発った。テ・ジョヨンが到着する前にイヘゴが契丹国に凱旋した。皇帝イジンチュンは、自分の命がそう長くないことを悟っていた。後継者争いで謀反が起こった今、遺書を肌身離さず持っていた。イヘゴの軍師シン・ホンは遺書の存在を知り、臣下にそれを探させていた。唐では、則天皇帝の代理として側近のヤン・ソウィが実権を握りつつあった。それに反発するソリンギは、直接則天皇帝に北方の現状を話し、それに対処するための計画を披露した。則天皇帝はその計画に満足した様子だった。程なく、契丹国にテ・ジョヨンが戻った。イジンチュン皇帝に挨拶したテ・ジョヨンは、高句麗流民30万人のうち10万人の遼東移住計画を話した。それに対しイジンチュンは、移住はいいが後継者に皇帝を譲る即位式までテ・ジョヨンに残ってほしいと要求した。その後、2人きりになったイジンチュンは遺書をテ・ジョヨンに託した。イヘゴが契丹国を継ぐことを願って止まないシン・ホンは、その遺書をやっきになって探していた。イヘゴはシン・ホンの不審な態度に言及し、シン・ホンはそんなイヘゴにコムがテ・ジョヨンの子供であることを皇帝イジンチュンが知ったと打ち明け、皇帝はテ・ジョヨンにこの国を渡すかもしれないと言った。それを聞いたイヘゴは怒りに顔をゆがめ、コムがテ・ジョヨンの子であることを知ったすべての者を自分の手で抹殺すると叫んだ。
■第108話
高句麗流民の移住準備は着々と進んでいた。皇帝イジンチュンが、コムがテ・ジョヨンの子供であることを知ったとシン・ホンから聞かされていたイヘゴは酒浸りになり荒れていた。そんな中、イへゴは唐のチョ・インサ他3名の将軍に忠誠を誓わせた。新皇帝発表の前日、イへゴはシン・ホンの言葉に従い、イジンチュンの寝所へ行き短刀をかざしたが、目を覚ましたイジンチュンを刺すことはできなかった。イヘゴが去った後、隠れていたシン・ホンがイジンチュンの首を絞めて殺した。契丹国皇帝イジンチュンの急死に契丹国はもちろん、唐、突厥もあわただしい動きを見せた。契丹国臣下、契丹族各部族長が勢ぞろいした席上、テ・ジョヨンが預かっていたイジンチュンの遺書は王孫コムの手で開封され読み上げられた。遺書に従い、契丹国2代目皇帝に義弟ソンマニョンが即位した。そして、遺書にはテ・ジョヨンとの関係を維持して平和を守るようにとの指示があった。ソンマニョンは先帝の意志に従い、テ・ジョヨンとの関係を重視し、流民の移住を認めた。こうして10万人の大移動が始まった。一行が遼河を前にした時、テ・ジョヨンに唐軍が彼らの後を追い、襲おうとしているという知らせが入った。その軍勢はイヘゴがチョ・インサに命じた、唐軍の装いをした契丹国軍だった。
■第109話
覚えのない契丹軍の出兵を知り異様に思うコムだったが、その兵が唐軍の装いをして高句麗流民を襲おうとしていることは察知できなかった。山全体を包囲され、転んで偽唐軍に襲われるスギョン。間一髪、兵の胸を矢が貫いた。コルサビウが安市城から迎えに来たのだ。無事、流民と共に安市城にたどり着いたテ・ジュンサンに安市城の高句麗人は、数10年ぶりの再会に涙した。安市城の高句麗人は希望に満ちた生活を取り戻したが、ソンマニョンが2代目皇帝に即位した契丹国は、イへゴ、シン・ホンに操られていた。流民もまた契丹国民だと言うイヘゴは、流民を中心に徴兵し、大規模な工事には高句麗流民だけを徴用した。その頃、唐のソリンギは突厥族を使って契丹国を滅ぼそうとしていた。テ・ジュンサンは、残りの流民を引き取りに契丹国に行ったが、奴隷として扱われている流民を目の当たりにして、ソンマニョンに会おうとした。しかし、イヘゴ、シン・ホンに騙され軟禁されてしまう。ソンマニョンの即位後、すっかり変った父イヘゴに失望感を抱きつつあったコムは、街で逃げる高句麗流民の女性を殴ろうとする指揮官の兵を止め、殴り飛ばした。指揮官は倒れた拍子に頭を石に打ちつけ死んでしまった。思いがけぬ事態におろおろするコム。
■第110話
高句麗人のために契丹の民を殺すとは何事と父イヘゴの叱責を受けるコム。翌朝、突厥よりムクチョルの息子イネルが使者として契丹国に到着、皇帝ソンマニョンに謁見し、相互不可侵条約の締結を提案した。蛮族扱いして突厥の使者に対し尊大に対処するソンマニョン。一方、遼東の安市城にいるテ・ジョヨンは、高句麗流民の扱いと父テ・ジュンサンの監禁を聞き、怒りを露わにした。そこに唐から来たソリンギが現れ、唐と手を結び契丹国を討てと勧めるが、テ・ジョヨンは熟考してソリンギの申し出を断った。ソリンギはその足で契丹国に向かった。それを追うコルサビウとクムラン。契丹国のコムもまた、高句麗流民の扱いとテ・ジュンサンの監禁を不当に感じていた。コムは独断でテ・ジュンサンを解放しようとしたが、父イヘゴの怒りに触れ、テ・ジュンサンと共に入牢させられる。しかし、まもなく母チョリンがコムを解放した。解放されたコムは乳母に連れられイヘゴの居室に向かうが、そこで母チョリンと父イヘゴの言い争う声を聞き、「自分の実父がテ・ジョヨンである」ことを知った。コムが真偽を乳母に確認するとしぶしぶその事実を認めた。混乱するコム。やがて、コムは自分の出すぎた行動を父イヘゴに涙ながらに謝った。そのイヘゴはシン・ホンの企てでテ・ジュンサンを暗殺しようとしていた。戦乱の中とはいえ、テ・ジュンサンはイヘゴの父の仇、シン・ホンにとっては主君の仇であった。その日の深夜、シン・ホンの手の者に引っ立てられ、山に連れられるテ・ジュンサン。それを追う二つの影があった。コムと側近の部下であった。
【「大祚榮(テジョヨン)」を2倍楽しむ】では、ドラマの背景やキャストの魅力、放送にあわせて各話のあらすじを紹介するのでお楽しみに。
◇BSジャパン「大祚榮 テジョヨン」番組公式サイト
2014.1.10スタート 月~金12:57~14:02
◇韓国KBS番組公式サイト
※韓国ドラマの紹介や韓流エンタメについては、ナビコン特集「韓ドラここが知りたい!」から。各時代の地図や年表などもあります。
【「大祚榮 テジョヨン」を2倍楽しむ】
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