全ての復讐に決着がついたと思った前回！しかし、復讐はまだ終わっていなかった！本当の黒幕がいたのだ…果たして明日美（上野樹里）と西門（オダギリジョー）は復讐を終わらせることができるのか！「アリスの棘」最終回は、明日13日（金）夜10時から、予告動画は番組公式サイトで、YouTubeでは、3分でわかるスペシャル動画が公開されている。6月13日（金）午後1時55分～3時50分に同局で「アリスの棘」第8話＆9話を再放送する予定！見逃した方は要チェックだ！
また、待望のドラマの書籍が6月11日に発売された。アリスの棘 前編 (宝島社文庫)（amazonへ）

消化器外科の教授も兼務することになった有馬教授（國村隼）は、健太（竹場龍生）の十二指腸バイパス手術を行うことを発表。有馬が、腎臓疾患の娘・鈴（藤原令子）のために、適合する健太の腎臓を狙っていると確信する明日美（上野）と西門（オダギリジョー）は、健太の手術を阻止する手段を探る。
そんな中、有馬はシンガポールの大学の客員教授を引き受け、シンガポールの最新の医療設備を使って鈴の移植手術を行う準備に動き出した。
明日美たちは、起きてもいない犯罪を証明することは不可能だと考え、有馬の過去の犯罪を証明しようと動く。そこで15年前、鈴に移植手術の日に亡くなった患者を探ることに。調査の結果、それが西門の妹・結衣（庵原涼香）だと発覚。そういえば結衣の死には不自然なことがあった。手術は傷の小さなものになるはずだったが、術後の結衣には大きな傷があった。不思議に思った西門が有馬に尋ねると、止血オペのためと言われた。司法解剖をしようとした西門だったが、両親の反対でしなかった。今更ながら悔やむ西門に、明日美はDNA鑑定を提案。大学病院では次の移植に向けて腎臓の組織を採取して保管している。それは何年たっても保管されているはず。結衣のDNAと鈴のそれが一致すれば、鈴に移植された腎臓が結衣のものだと証明できる。しかし、用心深い有馬は、鈴の組織が保管されているフリーザーはパスワードが分からず開けることができない。
そんな明日美のピンチを救ったのが看護師の美羽（栗山千明）だった。磐台教授（岩城滉一）の残したICレコーダーで明日美の復讐計画を知り、明日美の暴挙に驚きながらも協力を申し出、有馬を騙して鈴の腎臓細胞を盗み出してくれたのだった。
鈴の腎臓細胞がなくなったことに気づいた有馬は、移植手術を急ごうと健太に薬を投与し、緊急手術の手配をした。しかし、明日美は健太を別室に移し、有馬と向き合った。明日美は、有馬が、娘の腎臓手術をするために15年前罪のない少女から腎臓を奪い、今また健太から奪おうとしていることを暴露し、結衣と鈴のDNAが一致し、もはや言い逃れはできないと詰め寄った。それでも明日美に連続殺人の罪を着せようとする有馬。しかし明日美はこの部屋の様子を病院中のモニターに映していた。逃げる有馬を追いかけようとした明日美に、健太の緊急手術の助手の要請が。明日美は父の復讐より医師であることを選んだ。明日美は、事の次第を西門に伝え有馬の確保を頼んだ。有馬が空港に向かっていることを知り空港へ。手術が無事終わったことを知らせる電話で、西門の異変に気付いた明日美もまた空港へ向かった。

■第10話（最終回）あらすじ
西門（オダギリジョー）から、「君を裏切ろうとしている」という電話を受けた明日美（上野樹里）は、西門が有馬（國村隼）を追って向かっている空港へと急ぐ。しかし明日美が到着したとき、空港は思いもよらぬ事態が起こっていた！？
この事件を裏で操っている「黒幕」をもう一人いたのだ。それを暴くことがすべての謎を解き明かす鍵になる…。被害者は2人だけでない！たくさんの人の人生を狂わせ一人のうのうと生きている人間を必ず追いつめると宣言する明日美は、緻密な計画のもとついに動き出す！！

最終回は、先の読めない展開となる。“父を殺したのは、誰だ” その疑問が明らかになったとき、明日美の15年間の復讐計画が、ついに終焉を迎える。勝つのは誰なのか。最後の最後に、明日美の笑顔は見られるのか…！？TBS「アリスの棘」第10話最終回は、明日6月13日（金）夜10時からTBS系で放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

このドラマはTBSオンデマンドおよびGyaO!で見逃し配信している。また、待望の書籍「アリスの棘 前編」が宝島社から6月11日（水）より刊行されている。

◇TBS「アリスの棘」番組公式サイト
◇YouTube｜3分でわかる「アリスの棘」