15日、青島野球部が空中分解?臨時株主総会開催!「ルーズヴェルト・ゲーム」最終回前話は10分拡大SPで放送!予告動画

2014年06月14日18時00分ドラマ

前回は、細川(唐沢寿明)から沖原(工藤阿須加)に「奇跡を見せてくれ」という激励の言葉もあったが、三上部長(石丸幹二)は野球部の解散を決断!セミファイナルとなる明日15日「ルーズヴェルト・ゲーム」第8話では、解散を知った部員たちが空中分解し、細川も城戸社長(ジュディオング)の説得を試みるが上手くいかない!果たして臨時株主総会はどうなるのか!前回おさらいと第8話のあらすじを紹介、予告動画は番組サイトで視聴できる。

■前回復習
青島製作所と東洋カメラとの取引を横取りしようとしたイツワ電器社長の坂東(立川談春)だったが、細川(唐沢)に不正行為を暴かれ、新たな攻撃を仕掛けてきた。笹井専務(江口洋介)を抱き込み、次の作戦に出た。青島製作所の株を所有しているのは青島会長と親戚縁者らごく一部。これこそが青島の弱点だと見抜いた坂東は、10%の株を保持している竹原(北村有起哉)に接触し、イツワとの統合で青島の株式上場によるキャピタルゲイン(株式など資産の価格の上昇による利益)を持ち掛けた。竹原は多額の借金を抱えており、イツワと青島の統合話に飛びついた。
竹原はさっそく細川と笹井に面談し「イツワとの経営統合」の是非を臨時株主総会はっきりさせるよう詰め寄った。
青島製作所の株式保有率は青島会長が30%、そして会長の遠縁でキドエステート社長にしてゴッドマザーと呼ばれている城戸志眞が30%。となると、青島の命運を握っているのはこの城戸ということになる。細川はさっそく城戸にイツワとの経営統合に反対するように願い出るが、城戸はケンモホロロ。青島として意見を聞きたいのは笹井専務だと言いだした。
細川は笹井に頭を下げ、城戸社長に経営統合を否決するよう説得してくれと頼むが、笹井は首を縦に振らない。それどころか、今の青島の窮状を救えるのはイツワ電器の坂東だとまで言いだした。
万策尽きた細川だが、開発部の方では、職人気質の神山部長(山本亨)が新製品開発に昼夜奮闘。東洋カメラに収める新イメージセンサーは完成していないが、副産物としてこれまでの性能で1/3のサイズにまで小さくしたイメージセンサーができていた。あくまでもスペックにこだわる部長だが、細川は、これならスマートフォンにも搭載できるとこの副産物を高く評価。そんな二人の姿を笹井専務は離れた場所で見ていた。
そんな中、納期に間に合わなかったときのリスクを考える東洋カメラは、青島とイツワのイメージセンサーをコンペ形式で決定することを提案し、細川はこれを承諾した。

一方、野球部は沖原のおかげで野球部は一丸となって敗者復活戦に挑んでいた。マスコミも沖原を高く評価し、プロへの道も夢ではなくなってきた。細川からも「奇跡を見せてくれ」と激励の言葉をもらった沖原は、改めて不敗を決意。青山野球部は、敗者復活2回戦で強豪タナフーズと対戦することに。そんな中、イツワ野球部が青島野球部との試合で戦力を使い果たして敗戦、敗者復活戦に回って来ると言う知らせが入った。なんとしても2回戦を勝ち進みイツワにリベンジを果たしたい部員たちは苦戦を強いられながらもタナフーズに辛勝。
しかし、そんな部員たちの奮闘とは裏腹に、メインバンクからは野球部の即時解散を突き付けられていた。細川は、野球部との敗者復活戦の約束を持ち出し、頑として即時解散を承知しない。しかしそうするとすでに100人の正社員をリストラした三上部長は、さらに正社員100人をリストラしなくてはならない。年間3億の維持費がかかる野球部をなんとか存続させようと多角的に策を考えるが、まったく手だてがない。
タナフーズに勝って意気揚々とする部員たちの前で、三上は今月いっぱいで解散することを涙ながらに発表した。

■第8話
臨時株主総会を開催することになった青島製作所。しかも青島製作所の存続を細川と同様に親身に考えていると思っていた笹井専務(江口)までもが坂東と通じていたことを目の当たりにした細川(唐沢)は、笹井の真意が読めぬままついに臨時株主総会を迎える。細川を議長に、株主総会が始まる。早速、竹原がイツワ電器との経営統合話を持ち出し、細川に経営統合を見送った説明を要求。
一方、総務部長兼野球部長の三上(石丸)の苦渋の決断により廃部の決定を告げられた青島製作所野球部員たちの多くが廃部と同時に会社での居場所を失ってしまう為、目前に迫った宿敵・イツワ電器との都市対抗野球大会地区予選の敗者復活トーナメント決勝戦どころではなくなった。再就職先探しに奔走してしまう者も続出。
エースピッチャーの沖原(工藤)は皆が戻ってくることを信じ、キャプテンの井坂(須田邦裕)ら数少ない残ったメンバーとイツワ戦に向けて黙々と練習を繰り返す。
だがそんな中、就活していた犬彦(和田正人)がイツワ電器に移籍した監督の村野(森脇健児)から声をかけられ、イツワ電器に移籍すると言い出し…。 .

いよいよ最終回前話となる第8話では、これまで一枚岩として戦ってきた青島野球部が空中分解寸前となり、笹井にまで背を向けられ細川が臨時株主総会に臨むことになる。大筋では原作通りに進むドラマだが、笹井専務の扱いが大きく違う。原作では、江口が演じる笹井よりぐんと年長で穏やか。何やら、顔芸が話題になっている立川演じるイツワ電器の坂東社長と手を組み、細川失脚に奔走しているようにも見え、原作ファンもどういう結末になるのかハラハラドキドキでドラマを見守っているのでは?
そんな気になる「ルーズヴェルト・ゲーム」セミファイルとなる第8話は、15日(日)夜9時から10分拡大スペシャルで放送。予告動画は番組公式サイトでどうぞ。

TBS「ルーズヴェルト・ゲーム」番組公式サイト