ミステリー小説の巨匠・東野圭吾「さまよう刃」が韓国映画になって9月6日公開!衝撃の予告動画HPで公開開始!
「父親は、たった一人の娘を亡くした被害者になり、そして殺人犯となった」…「ガリレオ」シリーズや「夢幻花」で、韓国でも幅広いファン層を持つ日本の作家、東野圭吾の同名小説が、実力派キャストを迎え韓国クライム・サスペンス『さまよう刃』として映画化、9月6日(土)より日本公開される!予告動画も本日30日(月)日本公式サイトで動画公開された。
原作は、ミステリー小説の巨匠・東野圭吾による150万部突破の大ベストセラーであり、最大の問題作。日本でも2009年、東映により、益子昌一監督、寺尾聰、竹野内豊で映画化された。
韓国版では、演技派俳優チョン・ジェヨンが寺尾が演じた原作の長峰に相当する主人公サンヒョンを演じ、竹野内が担当した原作の織部に相当するオクグァンをイ・ソンミンが扮した。
本日公開された予告編では迫力ある豪華共演の他、娘を奪われた被害者から少年を復讐の為に手にかけ殺人者と化す父親とそれを阻止する警察官の追って追われての息もつかぬチェイスをほんの少しだけ垣間見ることが出来る、衝撃の予告編となっている。
最愛の娘を未成年の少年たちに陵辱され殺された父親は激情し、少年たちを追い詰める。その父親への同情の念を持ちつつも、職業倫理を貫かねばならず、少年法の矛盾に疑問を持つ警察官。父親は復讐を果たすことが出来るのか?切なく静かな激情の刃、それは不条理な正義…。「正義」とは何か?遺族に「救済」はあるのか?
原作をより深く掘り下げ、社会の普遍的な矛盾点を浮き彫りにし、怒り、悲しみ、空しさだけではなく、あなたの胸に重い何かを残す重厚な人間ドラマに仕上がっている。
■ストーリー
最愛の娘を殺した少年に自らの手で裁きを下そうとする父親、それを阻止しなければならない警察官。父親の復讐は“正義”か“悪”か?そして、待ち受ける衝撃的な結末とは?
町内の廃墟と化した銭湯で、冷たくなった死体で発見された女子中学生スジン。 父親のサンヒョンは妻を亡くしてから男手ひとつでスジンを育ててきた。一人娘の死を目の前に、喪失感でただただ茫然とする。そんなある日、サンヒョンに犯人の情報が書かれた匿名のメールが届く。そこに書かれている住所を訪ねると、少年たちに暴行され死にゆく娘スジンの動画を見て笑うチョルヨンを目撃する。一瞬、理性を失い誘発的にチョルヨンを殺してしまうサンヒョンは、また別の共犯者の存在を知り犯人を捜そうとする。一方、スジンの殺人事件の担当刑事オッグァンはチョルヨンの殺害現場を見てサンヒョンが犯人だと見抜き、追跡し始めるのだった。正義とは何か?誰が犯人を裁くのか?世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える…。
■作品紹介
原作:「さまよう刃」東野圭吾(朝日新聞出版)
監督・脚本:イ・ジョンホ
撮影:キム・テギョン
音楽:キム・ホンジプ
出演:チョン・ジェヨン、イ・ソンミン、ソ・ジュニョン、イ・ジュスン、イ・スビン
2014年/韓国/韓国語/122分/
原題:방황하는 칼날
配給:CJ Entertainment Japan
(C)2014 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED samayouyaiba.net
映画は、9月6日(土)より角川シネマ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。
◇韓国映画『さまよう刃』公式サイト