ナイスミーチューが「マーキュリーカップ」を快勝! レース映像を配信中!
交流重賞「第18回マーキュリーカップ(JpnIII)」(盛岡2000m)は、7月21日、盛岡競馬場で行われ、JRAのナイスミーチューが快勝した。
レースは、岩手のコミュニティが好スタートからハナを切り、船橋のサミットストーン、高知のクロスオーバーがそれに続くが、JRAのクリソライトがスッと2番手に押し上げる。
向こう正面では、コミュニティが先頭で、1馬身間隔でクリソライトとサミットストーンが続く。3馬身離れた4番手がJRAのランフォルセとナイスミーチューで、2馬身後方にJRAのソリタリーキングと船橋のインサイドザパークが続き、すぐ後ろにクロスオーバー。2馬身離れてJRAのシビルウォーがつける。
3コーナーでは、クリソライトが先頭で、サミットストーンが1/2馬身差で続き、2馬身後方にナイスミーチューとランフォルセ、そのすぐ後ろにインサイドザパーク、コミュニティ、ソリタリーキングが続く。
4コーナーでは、クリソライトとサミットストーンが先頭で並び、1馬身1/2後方にランフォルセとナイスミーチューが迫り、ソリタリーキング、インサイドザパーク、シビルウォーの3頭も追い上げ態勢に入り、そのすぐ後ろに船橋のアウトジェネラルが続く。
直線に入ると、クリソライトとサミットストーンが並び、ナイスミーチューがその2頭に迫り、ランフォルセが後退するところ、ソリタリーキング、インサイドザパーク、シビルウォーの3頭が並んで追い込んでくる。
残り100mでクリソライトが単独で先頭になるが、ナイスミーチューがそれに迫る。また、3番手に後退したサミットストーンにソリタリーキングとシビルウォーが追いすがる。
ナイスミーチューは、ゴール前でクリソライトをかわして2分1秒9のレコードタイムで快勝、「シリウスステークス(GIII)」(阪神2000m)に続いて重賞2勝目を挙げた。
2着にクリソライトが1/2馬身差で惜敗し、3着にシビルウォーが2馬身1/2差で続いた。4着がサミットストーンで、5着がソリタリーキング。
ナイスミーチューの小牧太騎手は、「いつもより前々につけられたのが、勝ちきった要因だったと思います。
この馬、あまり砂かぶるのが嫌な馬なので、外で砂かぶらない位置でレースしたいなと思っていたんですが、馬が頑張ってくれました。
距離いくら延ばしても引っかかっていくことがなく、折り合いに関しては問題ないので、長いところで結果出せればと思います。
盛岡、何年かぶりに来られて、いつも思うんですが、きれいなところで、また来られたらと思います」と、今後のクラシックディスタンス戦線での活躍を期待するとともに、久々に美しい盛岡で勝てたことを喜んでいた。
レースの模様は、地方競馬ライブで見ることができる。
◇地方競馬ライブ