赤城の身替わりで池田が撃たれた!事件の裏に三枝の影…10日「ST赤と白の捜査ファイル」9話あらすじと予告動画
連続殺人事件と高級スポーツジムで立てこもり事件が発生。5分以内に赤城(藤原竜也)を連れて来いと要求…池田(林遣都)が身替わりとなるが…一連の事件の裏には三枝(渡部篤郎)の影が…なぜ三枝が警察を辞めたのかが明らかに!?「ST赤と白の捜査ファイル」第9話は10日(水)放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
STの面々に振り回されまくっている百合根友久を演じる岡田将生。コミカルな作品からシリアスなものまで幅広い役を演じているが、そんな岡田の最新映画『想いのこし』で人生初の“ウェディングドレス”姿を披露した。今まで好青年役が多かった岡田が、本作では「金」と「オンナ」にだらしない自己中でダメ人間・ガジロウを演じている。訳あって志し半ばに死んでしまった4人のユウレイの「想いのこし」を叶えることになったガジロウ。ユウレイたちの最後の願いとは、そしてガジロウは彼らを成仏させられるのか…。『想いのこし』は岡田将生、広末涼子ほか、11月22日全国ロードショー。
次回(第9話)では、そもそものST設立の立役者で警視庁キャリアの上層部にいた三枝俊郎(渡部篤郎)がなぜ警察を辞めたのか、そして彼が何を企んでいるのかが明かになる。
渡部がまだ無名だったころ、当時すでに人気タレントだった村上里佳子と結婚し「リカコの旦那」的扱いを受けていたが、徐々に俳優として人気も実力も上がり、いまでは渋くてかっこいい中年俳優の筆頭にあがるほどである。ドラマ、映画、舞台、CMと引っ張りだこな渡部篤郎、これからますますかっこいいオジサマになってファンを魅了してもらいたい。
■前回のあらすじ
連続殺人事件が発生した。被害者の1人、田所順(24)は7年前酔った勢いで当時21歳だった大崎に暴行を加え殺害してしまった。しかし事件当時未成年だったためたった1年で少年院を出てしまった。もう1人の被害者、小林栄太(28)は田所同様、過去に犯罪を犯していた。小林は4年前、新島優名という女性をストーキングした末に殺害。しかし証拠不十分のため不起訴になってしまった。
田所、小林の殺害方法は、後ろからスタンガンで相手を気絶させ、うつぶせの状態で首に縄をかけて絞殺。両件とも同一人物の犯行と考えられた。被害者に恨みを持った者の犯行か…?
そんな中、赤城(藤原)と百合根(岡田)は新島優名の父親で犯罪心理学者の新島泰弘(西岡徳馬)に聞き込みに。赤城はアリバイのない新島を追い詰めようと4年前の事件のことに触れたが、冷静に切りかえされてしまった。一方、妻・春名(高橋ひとみ)は、犯人を逮捕起訴できなかった警察に恨みを持っていた。
死んだ大崎の両親はその後離婚。田所の死亡推定時刻、父親の大崎は仕事でフィリピンに。母・冬木桂子(宮地雅子)はパートに出ており2人ともアリバイがあった。赤城と百合根は桂子に話を聴きに行く。自宅には息子の遺品が飾られており、まだ納骨もされていなかった。桂子はまだ、息子の死から立ち直っていなかった。新島優名の母・春名にも小林の死亡推定時刻にアリバイがあった。どう考えても子を殺された親の恨みによる犯行と推測されるのだが…。
青山(志田未来)のプロファイルによると、犯人に該当する人物は犯罪心理学者の新島。しかし新島にもアリバイがある。警視庁の筒井(柴本幸)は交換殺人ではないかと提案するが…。
いろいろ調べたが、母親同士の接点は見つからない。もちろん新島と桂子の接点も見つからない。署に同行してもらい、桂子、春名の取り調べをするが、赤城、青山からみても2人はウソを言っていない。しかも廊下で桂子、春名がすれ違った際も、2人は何の反応も見せなかった。つまり2人には本当に面識がないということになる。
更なる調べで赤城は、ネットに桂子と思われる人物のブログを発見。7年前に息子を殺され憤りを隠せない親の切実な思いが書かれていた。そこに「Spring」というハンドルネームの人物がコメントを残していた。ここに、桂子と春名の接点が見つかった!
赤城は、この計画の中心人物は新島だと考えた。そこで赤城と百合根、青山は新島の大学へ出向き直接対決をする。はじめはしらばっくれていた新島。さすが犯罪心理学者だけあって手強い。しかし赤城、青山による更なる追求でついに自供した。
桂子と春名はお互い子どもを殺されている。警察や司法の裁きに納得いかない2人は犯人に復讐したいと思っていた。青山は何度も春名に思い留まらせようとしたが、彼女の心は固く閉ざしたまま、復讐のことだけを考えて生きていた。このままでは本当にやってしまう、と考えた新島は桂子と春名にそれぞれ役割を与えた。犯行時に着る服、持ち物、凶器等すべて新島が用意。いつ、どこで田所に遭遇できるかを細かく指示。桂子はその指示に従って行動を起こした。一方、春名にも同じように犯行を細かく指示。桂子、春名それぞれ我が子を殺した憎っくき犯人を自らの手で殺害した…と思わせて、実は交換殺人にしたてあげていたのだ。だから交換殺人を前提とした桂子、春名の取り調べで、彼女らは「殺してない」とウソをついていなかったのだ。
全ては新島が仕組んだこと。しかし新島は「子どもが殺された親の気持ちが分かるか!」と怒りをあらわにするが百合根は「復讐はさらなる復讐を生むだけ。あなたがやったことは単なる殺人だ」と言い放った。
そんな中、警視庁の菊川(田中哲司)が人事課へ移動となり現場から離れることになった。あとを託された筒井だが…。
■第9話あらすじ
STの功績が認められキャップの百合根(岡田)は警視庁刑事局特殊犯罪対策室の室長に抜擢され、代わりに池田管理官(林遣都)がSTのキャップに任命された。赤城があまりにもあっさりと人事異動を受け入れたため、やりきれない思いの百合根…。そんな中、事件が発生した。被害者の背中には「モモタロウ」の刻印が彫られていた。
その頃、都内の高級スポーツジムで立てこもり事件が発生。判人は5分以内に赤城を連れてくるよう要求。しかしそれは不可能だっため、池田を赤城の身替わりにして現場へ向かわせるのだが…。
一連の事件は同じ犯行グループによるものと思われる。しかもその裏には、三枝(渡部篤郎)の影が…。
日本テレビ新水曜ドラマ「ST 赤と白の捜査ファイル」第9話9月10日(水)夜10時より。番組公式サイトで予告動画を視聴できる。日テレオンデマンドにて放送直後より1週間、無料で最新話の見逃し配信中。
◇日本テレビ新水曜ドラマ「ST赤と白の捜査ファイル」番組公式サイト