三井住友銀行、「いくぞ、ミライ。」吉高由里子、長谷川博己、大森南朋、大塚寧々、西田敏行出演TVCMとメイキングを公開

三井住友銀行は、新CMキャラクターに吉高由里子を起用し、長谷川博己、大森南朋、大塚寧々、西田敏行と共演する新TVCMシリーズ「いくぞ、ミライ。」5本と、そのメイキングを公開した。
少子高齢化、環境問題、変化のスピードの速さなど、この先が簡単な時代ではないのは言うまでもなく、大変なことや厳しいこともあるものの、ミライには、楽しいことや、やり甲斐のあることがたくさん待っているのは変わりない。
同シリーズは、若い世代が、この先出会う人生の多くの出来事に、前向きに臨み、「いくぞ、ミライ。」と思ってもらえるように、同社が様々な商品やサービスで手伝いたいという思いを込めて制作した。
TVCMシリーズでは、社会に出て間もない若者が、不安を持ちつつも、将来に対して大きな期待を抱いていくという、若者のミライに対する前向きな気持ちを表現。
吉高由里子は、連続テレビ小説「花子とアン」で人気を博し、「第65回 NHK紅白歌合戦」でも総合司会を務めるなど大躍進を遂げており、自ら未来を切り開いていこうとするCMの世界観にぴったりということから起用された。
また、彼女の人懐っこいキャラクターが、先輩社員たちがついついアドバイスを送りたくなる今回の役どころに合致したのも起用理由のひとつ。
「新規口座」篇のゲストは、ドラマ「MOZU Season2~幻の翼~」が地上波で放送中の長谷川博己。
OL役の吉高由里子は、先輩役の長谷川博己に「初任給ってどうしました?」と質問。彼は「預金通帳を見たらうれしくなってすべて使い切ってしまった」と答え、彼女は思わず絶句してしまう。
彼女は、彼に今でも大切に身につけているその腕時計を見せてもらうと、「古いですね」とつい本音が出てしまう。しかし、彼は、新人らしくない渋い時計を「ビンテージって言ってよ」と誇らしげに見つめる。彼女は、そんな先輩をおかしそうに見て、いたずらっぽく笑う。
「積立」篇のゲストは、映画「寄生獣」が11月29日から公開される大森南朋。
OL役の吉高由里子は、先輩役の大森南朋に「人生で1番大きな買い物ってなんでした?」と質問。彼は「家だ」と即答し、「クルマ買うときもドキドキしたけど、家はその比じゃない」と、そのときのことを思い出してまたドキドキする。
しかし、彼女は「そんなにですか?」と全くピンときていない様子。彼は、24時間365日過ごす家の重大さを真剣に語るが、釈然としない表情の彼女に「ピンときてないでしょ?」とグサリ。彼女は「そのうちピンときますかね?」と、先輩の話に聞き入る。
「保険篇」のゲストは、映画「ポプラの秋」が2015年に公開される大塚寧々。
OL役の吉高由里子は、結婚して母になった先輩役の大塚寧々に「やっぱり結婚すると変わりますか?」とたずねる。すると、大塚寧々は「自分がどんどん変身する感じ」と表現。
吉高由里子が「変身ヒーローみたいですね」と楽しげに返すと、大塚寧々に「あ! そろそろ変身?」とつっこまれてしまう。吉高由里子があわてて否定するが、大塚寧々に「イエーイ!」とちゃかされ、たじろいでしまう。
「投資信託」篇のゲストは、ドラマ「信長協奏曲」と「ドクターX~外科医・大門未知子~」が放送中の西田敏行。
OL役の吉高由里子が、投資の話題では大先輩役の西田敏行に「投資って、全然イメージできないんですけど」と打ち明けると、彼は「大人への第一歩だ」と表現する。
彼の「自由に言い換えちゃえばいいんだよ。未来のお楽しみとか、自分への期待とか」というアドバイスに、彼女が思いついたフレーズは「やる気のかたまり!」。
彼は「なんか分かんないけどいいな~!」と、彼女をまるで小さい子供のように褒めちぎる。
撮影は、吉高由里子と長谷川博己は今回が初共演となったが、談笑するうちに何かがツボに入り笑いが止まらなくなってしまう。初共演とは思えない打ち解けぶりに、まるで本当の先輩後輩のような温かな関係性がにじみ出る撮影となった。
大森南朋がスタジオに登場すると、そのオーラに現場の空気が一気に引き締まり、流れを説明する監督も緊張気味になる。しかし、撮影が始まると、彼は家を買うときのドキドキ感を絶妙な、ややコミカルな表情で表現。緊張感が漂っていた現場と、その演技とのギャップに、彼女も彼自身もつい苦笑してしまう様子が見られた。
大塚寧々とのCMは、短い時間の中でたくさんのセリフを喋らなければならない。これまでの撮影を踏まえ、吉高由里子もセリフのスピードが早いと大塚寧々に打ち明ける。いざ撮影が始まると、大塚寧々はスラスラとセリフを読み上げ、スタッフ一同はさすがと感動。大塚寧々は、かなりスピード感を意識していたのか、カットがかかるとホッとした表情を浮かべていた。
西田敏行は、スリーピースのスーツを着こなして登場。彼の多くを語らずとも包容力ある上司を見事に体現する姿はプロそのもの。一方、テイクの合間に彼女から作品をいつも母親と見ていたと告げられると、「いや~、ありがとうございます」と喜び、演技中とは異なるその柔らかい表情も魅力的だった。
メイキングでは、こうしたCM撮影中の様子を見ることができる。
◇三井住友銀行「いくぞ、ミライ。」スペシャルサイト